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文化保存ギルド
逆よ、デスクワークも全て目を通さないと、正確な作戦立案ができないの。
まぁもっとも、その性分のせいで私の補佐を難なくできる人間ってのがこの五年間ついぞ現れなかったわけだけど。
貴方みたいな優秀なのが手伝ってくれるとラクができるんだけどねぇ?
(そう言って立ち上がって見送る姿勢になって)
まぁもっとも、その性分のせいで私の補佐を難なくできる人間ってのがこの五年間ついぞ現れなかったわけだけど。
貴方みたいな優秀なのが手伝ってくれるとラクができるんだけどねぇ?
(そう言って立ち上がって見送る姿勢になって)
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正確には、貴族がこの書庫という屋敷に来た際に執務を執り行うために用意された部屋。
それも今はイーリンの自室となっている。
といっても内装は殆どいじっておらず、書斎机と来客用のソファとローテーブル。本棚と唯一追加されただろうベッド。効率を重視する彼女にとって、ワンルームマンションのようになっているのだ。
おそらく、彼女自身が掃除しているのではない。そう思える小綺麗な部屋。貴方を迎えたのはそういう部屋だ。