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文化保存ギルド
少食アイドルねぇ?
その割にはちゃんとコース料理は全部食べられてたみたいだけど?(ココロに肩をすくめて)
もう5年くらいになるのかしら? アルヴァみたいなちみっこかった子供がいつの間にか私の背を抜いてたりするし。怖いわねぇ。
その割にはちゃんとコース料理は全部食べられてたみたいだけど?(ココロに肩をすくめて)
もう5年くらいになるのかしら? アルヴァみたいなちみっこかった子供がいつの間にか私の背を抜いてたりするし。怖いわねぇ。
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空の樽に腰掛けて、文化保存ギルドの屋上でイーリンがグラスを片手に笑った。
少しだけ秋の気配がする屋上では、大量のBBQコンロと酒、どこからか持ってきた軍用の牽引オーブンなど、この場で調理しながら飲み食いできるだけの量が揃っている。
オーブンではピザが焼かれているし、すでに肉は某ゴラ店から大量に仕入れている。ただし酒はちゃんと瓶に小分けにされている。樽で飲むんじゃないわよと散々参加した鉄騎種にイーリンが釘を差している。
「お祝いごとではー! みんなちゃんと分け合うことが大事! オッケー? だから樽で飲むんじゃないわよ。飲みたきゃ後でパフォーマンスで飲みなさい」
楽しげに笑う彼女はそのままグラスに一口つけて――
「おっと失礼。それではみんな、今回もありがとう。好きなだけ飲み食いして頂戴。乾杯!」