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文化保存ギルド
そうね、私も本質は見てほしいけどねー。でも、多分、私は見せたくないと思ってしまうわね。
だって、自分の本質を知られたら、ここまで人に恵まれたかわからないから……
(ウイスキーにかえて、グラスも新しくして強い酒を楽しむように飲む)
あら、狙ってもいたのね。実際、イーリンって偽名をよく使うし利用している部分もある?
だって、自分の本質を知られたら、ここまで人に恵まれたかわからないから……
(ウイスキーにかえて、グラスも新しくして強い酒を楽しむように飲む)
あら、狙ってもいたのね。実際、イーリンって偽名をよく使うし利用している部分もある?
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正確には、貴族がこの書庫という屋敷に来た際に執務を執り行うために用意された部屋。
それも今はイーリンの自室となっている。
といっても内装は殆どいじっておらず、書斎机と来客用のソファとローテーブル。本棚と唯一追加されただろうベッド。効率を重視する彼女にとって、ワンルームマンションのようになっているのだ。
おそらく、彼女自身が掃除しているのではない。そう思える小綺麗な部屋。貴方を迎えたのはそういう部屋だ。
いつもと違うところがあるとすれば、今日は一つの答えを楽しみにしている彼女が居るということだ。