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文化保存ギルド
(ノックの音がする)
司書殿いるかい?いいお酒持ってきたから、一緒に飲まないかしら?あ、私はレイリーよ!
(朗らかな声で、ドア越しにレイリーが声をかける。最初要件を言った後、だれか言ってないのを思い出して、付け足す)
司書殿いるかい?いいお酒持ってきたから、一緒に飲まないかしら?あ、私はレイリーよ!
(朗らかな声で、ドア越しにレイリーが声をかける。最初要件を言った後、だれか言ってないのを思い出して、付け足す)
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正確には、貴族がこの書庫という屋敷に来た際に執務を執り行うために用意された部屋。
それも今はイーリンの自室となっている。
といっても内装は殆どいじっておらず、書斎机と来客用のソファとローテーブル。本棚と唯一追加されただろうベッド。効率を重視する彼女にとって、ワンルームマンションのようになっているのだ。
おそらく、彼女自身が掃除しているのではない。そう思える小綺麗な部屋。貴方を迎えたのはそういう部屋だ。