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文化保存ギルド
だから、今でも何があるか分からない場所を好んで、代表的なものが果ての迷宮なのねー。確かにあそこって何が起きるか分からないけど。
私はそうとは思わないけどね。
知識や経験があってもそれをその場の正解に持って行けなければ意味がないもの。それも一瞬でそれを判断するなんて普通の人は出来ない……それが出来る人は達人っていうのよ!
私はそうとは思わないけどね。
知識や経験があってもそれをその場の正解に持って行けなければ意味がないもの。それも一瞬でそれを判断するなんて普通の人は出来ない……それが出来る人は達人っていうのよ!
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正確には、貴族がこの書庫という屋敷に来た際に執務を執り行うために用意された部屋。
それも今はイーリンの自室となっている。
といっても内装は殆どいじっておらず、書斎机と来客用のソファとローテーブル。本棚と唯一追加されただろうベッド。効率を重視する彼女にとって、ワンルームマンションのようになっているのだ。
おそらく、彼女自身が掃除しているのではない。そう思える小綺麗な部屋。貴方を迎えたのはそういう部屋だ。