PandoraPartyProject

ギルドスレッド

スレッドの一部のみを抽出して表示しています。

文化保存ギルド

【アフターコンタクト】ある夜の出来事2

●イントロダクション

 その夜、貴方がその店を訪れたのは、ある女に招待されたからだった。ある女、というのは語弊がある言い方かもしれない。なぜなら、少なくとも死線を一度は一緒に潜った仲なのだから。
 死線というにはあまりに圧勝だったのではないだろうか。
 銃身が焼き付くことさえ無い圧倒的な補給と破壊、先陣を切る人間さえ重傷を負わない圧勝。
 それが死線?
 そんな疑問も持つかも知れない。貴方がそんな疑問を抱いたのは、もしかしたら――王都の中心街付近にある、三階の、少し見晴らしのいい――おまけに店のドアを開ける前に、向こうから開けてくるような――一見さんお断りではないのか、と思うほどに、小洒落たバーに案内されたからかもしれない。
 その中の窓際、しかも個室に案内されたところで。存外、質素なローブに身を包んだ紫髪の女が、へらへらと手を振った。


【状況】
・ヴィーグリーズ会戦にて「騎戦の勇者率」率いる「騎兵隊」は記録的大勝利を収めました
・貴方は「伝説の大軍勢」である「騎兵隊」に参戦しました
・今夜のバーは「バイト代」です
・バーは眺めが良いですし、綺麗ですし、頼めばだいたい何でも出てきます。王都で個室で窓際ということで、にぎやかな大通りが見られます。

→詳細検索
キーワード
キャラクターID
「アタシにこんな上等な物の味とか分かるわけないじゃなの……」
言いながら肉をフォークで刺して口元に持っていく。香ばしい匂いはソースだろうか。含めば広がる肉汁に焼いた野菜からでてくるじんわりとした水分が口の中で混ざり合う。

「……いらないわね」
美味しい、値段を気にしても仕方ないが上等な素材を十全な腕で調理すればここまで味が変わるのかと驚くものだ。理論と経験を合わせた計算の上での味。

「酒も合うように選ばれてんだろうなぁ……おい、イーリンここ大丈夫なの?お勘定」
つい心配になって

キャラクターを選択してください。


PAGETOPPAGEBOTTOM