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ギルドスレッド

冒険者の店『笑う人形亭』

【通常営業】九の月・晴れ

入り口の鍵を開錠。
看板を「OPEN」に。

『笑う人形亭』、本日の営業を開始いたします。
空模様は晴れ。雲の配置と動きからして、本日は晴天が続くと思われます。

暑さに備え、冷たいものを多めに用意しておきましょう。
夏ならではの依頼も増えそうです。

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(味の違いを楽しむはぐるま姫の様子を見つつ)
「味」もまた、人によって好みの判断が千差万別のもの。これもはぐるま姫様が、様々なものを口になさって経験を積んでいかれるのがよいかと。
コーヒーは、確かに少し変わったものかもしれませんね。人にもよりますが、味よりも「香り」を重視するものかもしれません。


(千波の語る結婚論に)
なるほど………心と心、立場……
……わかる、かもしれません。確かに私の元居た世界でも、そのような認識をあてはめられる事例は数多くありました。
大切なのは心。いわゆる『愛』ですね。理解はできます。
しかし、やはりそれなら私には受け入れられないものでしょうね。私に『心』があるかは、私にもわからないことですから。

ん、おや……
(千波が静かになった理由を察し、自分もしばし黙る)
(ゆっくりアイスティーを飲みつつ、喧騒を眺めて)
今更ながら、ナーザのギフトは便利なものだな。経験、経験か。この喧騒に慣れるのも経験……ううむ。
こんにちは、こちらに銀食器の扱いはございますか?
(やがてぱちりと、アメジストの瞳が開かれて。)
いけないわ。お食事は、冷めるまえに食べないといけない。
わたしも、そのぐらいは知っているもの。
(小さなスプーンで、ひと口ずつ、またカレーを口に運んでゆきます。)
(「姫」を名乗るわりには、スプーンの持ち方もぎこちなく。たまに、口の周りにカレーをつけてしまっているようですけれど……。)

(ふと、手帳をめくる女性が目に入って、そちらをじいと見つめます。)
(どこかで会ったような、会わなかったような。そんな気がしたからです。)
あら、あらあらあ。それは立派だわ。
(目を開いたはぐるま姫の言葉に破顔して)
お食事に関しておおよそいっとう大事な事をちゃんと知ってるんじゃない。
そーよねー、それが一番大切な事よねー
(クフフーと笑って自分もカレーを食べて)
っと、おっとっと、いけないわあ。
(はぐるま姫の口の周りに付いたカレーを見て、慌ててハンカチを取り出して拭こうとしつつ)
慣れないうちはねー、なるべくちょっとずつ少なめにスプーンに乗せて、大きめに開けたお口で余裕を持ったスペースで食べると良いわよお。


(ナーザの言葉にうんうんともっともらしく頷いて)
そうそう、そう! 愛よ! もしくはアイアイよ!
愛があるのとないのとでは何事も大違い!
でも逆に立場を揃えてからゆっくり生まれて育つ愛もある! だから心と立場!
或いは夜行性の霊長目! ……いやこれは違うか。違うわね。違うわ(掌返し)

……んん、ナーザちゃん、自分に心があるか分かんないの?
ありがとう。温かい方でお願いね。
カレー……(見回せば、黄金色のシチューのようなものを食べる小柄な女性と、小さな……)
(その二人ともに見覚えがあった。なんて偶然、と目を僅かに見開いて)
美味しそうね。折角だから、いただこうかしら。
(店主の問いに、これ?と手帳をペンの尻でとんとんつついて、)
取材メモ……この街での情報収集の成果、ね。
その過程で色々と困りごとも聞いちゃって。ここ、依頼請負もしてるって聞いたから助かったわ。

(紫の宝石の視線がこちらに注がれるのに気づき、海色の猫の瞳を笑みの形に細めて)
ハァイ、こんなところで会うなんてステキな偶然ね?お姫様。
(ラクタの発言に頷き)
はい、私もこの店を切り盛りするようになるまでは、これほどまでに自分の能力が役に立つとは思ってもおりませんでした。私の設計者に感謝ですね。

ラクタ様も、現在の肉体になってからの経験は極めて希薄。そういう意味でははぐるま姫様と変わりないのかもしれませんね。
遠慮せず、様々な事象をすすんで楽しまれてはいかがでしょうか?



(入店してきたノインに体を向け)
いらっしゃいませ。
銀の食器ですか。残念ながら食器類は、木製と鉄製がメインですね。
武器であれば、いくつか銀製のものがありますが……こちら、冒険者の店ですので。申し訳ありません。
(はぐるま姫の食器の持ち方を見て)
はぐるま姫様、仮にも「姫」を名乗るのであれば、食べ方などもそれに即したものを覚えられるとよろしいかと。
よろしければ、食器の持ち方などをお教えいたしましょうか?

(話しかけつつ、姫がカタリヤのほうを見ているのに気づき)
あちらの方が気になられるのですか? お知り合いで?



(相変わらずテンションの高い千波の言葉を聞きつつ)
お猿さん、ではありませんね。

はい、私に『心』と言われるものは無いと、私自身が認識しております。
お客様に不快感を与えないよう、あるように見えるよう心がけてはおりますが。
(カタリヤの指さした手帳に視線を向け)
取材、でございますか。あなたは、いわゆるジャーナリストという職業の方でしょうか?
なるほど、そのような理由で当店に。ええ、それなら我が店はうってつけとアピールいたします。
困りごとなど、ぜひ依頼なさってくださいませ。適切な方を斡旋させていただきます。

(はぐるま姫に声をかけたのをみて)
おや、やはりはぐるま姫様はお知り合いで?
ごめんくだせー……おっと!
(己の姿が扉の向こうへ伸びていることに気づき、壁に影が映るように移動する)
改めて、ごめんくだせーませ!(壁に移った影がおじぎする)
わーちは「えーこ」と申します。
宿や飯屋なんかの働き口を探しているのでごぜーますが、こちらでは従業員を募集されておりませんか?
おはようからおやすみまで、快適な生活をお約束する、「影女」のえーこ、
まずはお試しからでもどうでごぜーましょうか。
口を、大きめに。スプーンには、少なく。
(きょろり、きょろり。)
(たしかに他のお客さんを見ていると、スプーンの持ち方が、自分のそれとはずいぶん違うように見えます。)
そう。そうね。確かに、ナーザの言うとおりだわ。
わたし、この世界に来るまで、食事というのをしたことがなかったものだから。
ねえ、教えていただいても、いいかしら。
(ちなみにぐしぐしと口元を拭かれながら、食器の持ち方を乞う「お姫様」)
(大きさも相まって、なんだかごくごく幼い童女のようにも、見えてしまうやもしれませんね。)

偶然はステキなもの。ええ、きっとそうね。
こんなに広い世界なのに、ぜんぜん違うところで、また会えたのだもの。
お名前は、たしか……
(ナーザの問いかけに頷いてから、キリキリ音を立て、はぐるま姫は考え込みはじめました。)
(さてはて。あの猫の女性のお名前、以前に聞いていたような、いなかったような。)
ふうん……そう、認識してるのねえ。
(裏返したスプーンの端を下唇にポンと置きながら少し考え)
じゃあじゃあー、さっき『私にもわからないこと』って言ったのも、その不快感を与えない様に気遣って言っただけの方便でえ、本当は分からないんじゃなくて揺らぐ事無く『無い』って確信してるって事?
(首をグリっと極端に傾げてナーザを見上げて問う)

正しい持ち方……
(カレーを拭きとったハンカチを裏返して畳み直しながら)
そーね、持ち方が正しくなれば一気に食べやすくなりそう。
(教えるならばと邪魔にならぬ様、少しだけ自分の座る椅子を引いた)

あら、あら、あら、奇遇に合縁そして奇縁。素敵ね。
混沌は広くて狭くて今日も賑やかだわあ。
(偶然の再会をしたらしい2人を横目にニヘラと笑い、これもまた邪魔せぬ様、自分のカレーを食べるのに専念し出す)

……ま、店員さん候補? まあまあ、ある意味バッチタイミングね…?
そ。
記者をしているわ。
ふふ、どんどんアピールして頂戴な。丁度ローレットから依頼も来ていたし……
(ひらひらと小さな姫人形に手を振りながら)
ええ、彼女とは……お散歩の途中に、ばったり。

(ゼンマイの音とともにゆっくり考え込みはじめた彼女には)
カタリヤよ、はぐるま姫様。
カタリヤ・梔。
(その隣で嬉しげにカレーを頬張る女性にも、片目を瞑ってみせる)
そちらの方も、うちにアンケート書きに来てくれたでしょ。貴女たち、お友だちだったのね?
初めましてこの度は失礼します
エリア・アトラス・サンシールと申します
皆さんどうかよろしくお願いしますね
(教えを乞うはぐるま姫に)
はい、不肖、ナーザ・アーガテラム。食事の基本的な作法について手ほどきさせていただきます。
まずはスプーンの持ち方から……失礼。(はぐるま姫の元に近づき、彼女の手に直接触れながらスプーンを持ち直させる)


(千波の問いかけに、わずかに間をおいて)
……私の定義する『心』とは、思考を間に挟まない、反射的な外部反応と考えております。
私は、外部からの情報に対し、常に「この刺激に対してはこう対応する」という定められたロジックが間に入り、それに沿った反応を外部に出力しております。
ゆえに、私自身の生の『心』は存在せず、すべてはプログラムされたもの、と思っております。

はい、千波様のおっしゃる通りです。(頭を下げる)


(カタリヤとはぐるま姫の関係を聞き)
なるほど、袖すり合うも他生の縁、というものでしょうか。これを機会に、より関係を深めるのもよろしいかと存じます、カタリヤ様。
(えーこの挨拶を聞き、声のしたほうに顔を向けるも、見えたのは影だけだったので一瞬フリーズ)
ええ、いらっしゃいませ、えーこ様。
はい、ちょうどお手伝いを募集しているところでございます。
試用期間を挟んで、本採用を決める方式を考えておりますが、よろしいですね?
それと……透明な方でしょうか? あるいは見落としているだけでしょうか。お姿を確認できないのですが……


(入店してきたエリアに、はぐるま姫のスプーン指導の態勢のまま顔だけ向け)
いらっしゃいませ、エリヤ様。
このような態勢で申し訳ありません。どうぞお好きな席におかけください。
それとも、依頼の手続きか何かでしょうか?
(次々と積み上がっていく盛り付けに宝石の目をキラキラさせ、その集大成が
目の前に現われると殊更に嬉しそうに目を細める)

おおっ!これは本当に食べ甲斐があるっす!そんじゃ零さないように全部頂くっすよ!
(手を合わせてから、スプーンとフォークを手に取ると上から順番に食べていく。)

甘い物が(もぐもぐ)、てんこもりで(もぐもぐ)、幸せっす!(もぐもぐもぐもぐ)
移動・通信・衣食住……色々面食らう所があるのは確かだけれどね。仕事上、様々な文化レベルでのサバイバルは一通り教わってきたんだ。
でも、これから頼らせて貰うかもしれない。その時はよろしくね(軽くウィンクして)
ああそうだ、アーマーのメンテナンスだけが問題かな。君はどうしてるんだい?自己修復できるタイプなのかな?
カタリヤ。カタリヤ。
ええ。わたし、今度こそ覚えたわ。
(カタリヤの名前。そして、ナーザの教えるスプーンの持ち方)
(ふたつを記憶に刻みつけるべく、はぐるま姫の頭の中で、きいきいと歯車が回っておりました。)
こうして。こうかしら。握るだけでは、だめなのね。
ナーザ、ナーザ。スプーンを持ったら、次は、どうするべきかしら。
(人形の躰だからでしょうか、その指は少しばかり動かしづらいでしょうけれど)
(ぎこちなくも、ナーザの指示のまま、スプーンを持つにふさわしい手の形が作られてゆきます。)
アンケート? あっ、陸路海路のやつ? あれの主催者さんが貴女なのねー
あ、あの場に居たんだったらごめんね。人多くて見落としたんだと思うわあ。
(手を合わせてカタリアに向け頭を下げる)

(ナーザの答えにグニッと姿勢を戻して)
んー。んんーむーむー。
そっか。ナーザちゃんがそう思ってるんじゃあしょうがないにゃあ。
(ニヘラと笑う)
神経パルスと遺伝子と経験則で出来た人間様の心がどれだけ上等なものかなんて、ちなみさんにも分かんないけどねー。ちなみさん的には的には、ナーザちゃんの心が何時かコギトってエルゴスムっちゃうのを期待したいわねー
そしたらちなみさん、おがくず入りの絹袋をプレゼントしちゃう☆

(横目ではぐるま姫のスプーン指導の様子を眺めて)
ンフフー、順調快調絶好調☆
かどうかは分かんないけど。でも進んでる進んでる。その調子その調子ー♪
(どうもエールを送っているらしい)
そうね。
こういうところでまた違う面に出会えるのも、とっても刺激的だわ。
(店主に頷き、テーブルマナー勉強中と思しき絡繰の少女をにまにま観察する)
……子供の頃を思い出すわね。

ええ、そのアンケート。その節は御協力頂き感謝、ね。
(拝むように頭を下げる女性に、いいのよ、と微笑んで)
私の方こそお持て成しも出来なくて申し訳無いわ。
改めて、カタリヤ・梔よ。記者をしているの。貴女は……
(記憶からアンケートの記名を引っ張り出そうと、ペンを唇に当てて考え込む)
(そもそも、名前を書いて貰っていたかしら?)
(ナーザの方を向いた影)
貴女がこちらの店主でごぜーますね。
ええ、まずはお試しということでどーぞよろしく……透明?
おっとこれは失礼しました!
(むにゃむにゃと何か唱えると、壁に映った影が消え、足元から「影」が実体化する)
というようなことも出来るようになりましたので、なんの心配もごぜーません!
今からでもバリバリ働けますでごぜーますよ。
(ジルの食べっぷりを見て)
パフェは逃げませんので、ゆっくり味わってお食べください。
ジル様は甘いものがお好きなのですね。

……失礼ですが、ジル様の歯は宝石などでできているのでしょうか。いわゆる虫歯という概念があるのかということなのですが。


(レオナの話を聞いてなるほどと頷きつつ)
はい、ぜひ頼ってくださいませ。それが私の業務ですので。
そして、お待たせいたしました。ホットコーヒー、ブラックでございます。熱いのでお気をつけを。

アーマー……外装ですね。確かに、この世界には元の世界と同じの材質のものは手に入りませんので、一度破損すると修復は困難です。
幸い、近い質のものは手に入りますので、それでなんとかやりくりしております。
あいにく、自己修復できるほどの機能は持ち合わせておりませんので、劣化した精密機器はそのままになってしまいますが。

レオナ様も、精密機器で大切なものは慎重に、丁寧に扱われるのがよろしいかと。
(はぐるま姫に対し、対子供しつけ用プログラムを起動させつつ)
はい、よい持ち方ですね。その持ち方をよく覚えておいてくださいね。
では次に、それで食べ物を掬ってみましょう。掬い方はお好きなやり方でかまいません。
ですが、少し気を付けて、お皿にスプーンが当たって音がしないように注意すると、より良いかもしれませんね?



(千波の言葉を受け)
はい。心はプログラムのように常に決まった反応は返さぬもの。不確定なもの。
私には時々理解できないものですが、もし私が心を持てば、理解できるようになるのか。それができれば、よりお客様に寄り添ったサービスが可能になるのか……そんなことを考えております。
期待に応えられるよう努力いたします。おがくずは遠慮いたしますが。
(実体化した影、えーこを確認し)
なんと。このような姿の方もいらっしゃるのですね。驚きました。
手に物を持ったり、などは問題ないでしょうか?
であるならば、さっそく仕事をひとつ。
コーヒーが完成いたしましたので、カップに注ぎ、ミルクと砂糖の小瓶と共にあちらにいらっしゃるお客様(カタリヤ)に持っていっていただけますか?
やんやん☆ あの程度でお持て成しなんてとんでもないわよー
(解いた手の一方をブンブコひらひら振る)
て言うかアンケート答えたらお持て成しなんてシルクスクリーン売りつけられそうで寧ろ怖いわ? だから気にしないでねー

あ、ちなみさんはちなみさんよー。因の千波。外道の因。こんごともよろしくう♪
(カタリヤに向かってウィンク&ピース)


(スッと目を細めて)
ンッフフー、デカたんもオズっちも素通し。
バベル先生の仕事が大体把握できて来たかもかも……(唇を撫でてニヒヒと笑い)

(ポンと手を叩き、ナーザに対してヘラヘラ笑って手を振り)
あ、なんでもないわよーエヘヘヘヘー
そーねそうねー。そんな事を考えてくれちゃってるのねー。
それは期待しちゃうわねー。ありがとうね。
(ナーザに言われるがまま、スプーンを丁寧に持って、食べ物をすくって)
(スプーンの上には、ちなみの教えのとおり、ちょっぴりの量だけが乗っております。)
(幼子のようにからっぽの知識だけれど、幼子のような素直さと、いくらかの飲み込みの良さは、はぐるま姫に備わっているようでした。)
本当だわ。ちなみとナーザの言うとおりにしたら、口の周りも汚れないし、音も鳴らないのね。
「お上品」って、ことばだけは知っていたけれど。
おかげでわたし、また少し、はぐるま姫の名前にふさわしくなってゆけそうだわ。
(喜びを伝えるには、こころは拙く、表情は張り付いたような微笑のままですけれど)
(それでもカクリと頭を下げて、礼をしてみせるのでした。)

こども。こどものころ。
カタリヤも、こどもの頃には、お口の周りを汚していたのかしら。
ええ、まあ、さっきのままでも働けなくはないのでごぜーますが。
あいではさっそくかしこまり!
(珈琲を注いだカップを小瓶とともにお盆の上へ、すかさずススッとカタリヤのテーブルの脇に)
はい、お先に珈琲、お待たせいたしました。
(静かにテーブルの上に置く)
何にも売りやしないわよ、面白いニュースは何時だって買いたいけれど。
よろしくね、因。(こちらも片目を閉じて返し)

……私?(はぐるま姫の問いに、ん、と小さく頷く)
そうね。食べにくーいものだと、ナイフとかフォークとか面倒くさくなっちゃうのよね。
手で掴んで、がぶーって。親には叱られたものだけれど、ね。

(透ける様な黒の女性の手が、静かにテーブルの上にコーヒーその他を揃えていって)
と、ありがとう……
(彼女の腕、肩、顔と辿るようにじぃ、と見つめて)
不思議な方ね。黒い透明人間か……影?
(はぐるま姫がスプーンをうまく使いだしたのを確認し)
はい、とてもお上手です。はぐるま姫様は、とても覚えがよろしい方と判断いたします。
その使い方が自然にできるようになるまで、繰り返し練習いたしましょう。
きっと素敵なお姫様になられると思いますよ。



(えーこの初仕事を目で追い)
……乱暴な素振りもなく、言葉遣いも問題なし。
今のところ、及第点と判断いたします。
(もぐもぐごっくん。一息ついて)
僕は甘いのも辛いのも好きっすよ。
嫌いな料理とかぱっと思いつかないっす。

あ、歯は普通っすよ。(歯をいーっと口を開けて見せつつ)
遠いご先祖様は歯も堅い石で何でも食べたって話なら聞いたっすけど
僕とかはそんな芸当無理っすよ?
ほーい。すまねえな、ちっと邪魔するぞ。
冒険者の店ってのはここだべか?

(興味津々といった様子でキョロキョロしている)

ふんふん、ほうほう!
冒険者っていうからには、鎧を着こんだ剣士とかローブ姿の魔術師なんかをおらは想像してたんだが……。
この混沌の冒険者はまあなんと色んな人がいるもんだなー!
素直な子ほど覚えが早いって言うのは本当ねえ。
(感心した様にウンウン頷く)
そうね、そうね。『お姫様』だものね。どんどこお姫様レベルを上げて行くのが良いわよね! あ、でもハグちゃんの可愛さは今でも既に充分プリンセス級だけど!

(カタリヤの言葉にちょっと首を傾げて)
面白いニュースねえ……そう言われると中々無い気がするわあ
ま、もしなんか聞いたらカタリンに教えたげるわね!
ちなみさんってば割とどっちかと言うと歩いてると棒に当たる系ワンコ属な気がするから期待しててねん☆(ウィンク)

あら、また新しいお客さんね!(マブーを振り返る)
あらーん、どーもども! お婆ちゃんかしら?
(手を振る)
妖精さん系な見目からしても想像してた冒険者の方向性からしても、ズバリ! ファンタジーな世界から来た人ね! 多分!
失礼致します。
こちらは食事処で……よろしいでしょうか?(賑やかな店内を見回して、首を傾げ)
恥ずかしながら、匂いに呼ばれまして。
拙にも、何か頂けますでしょうか?
ナイフ、フォーク。
(手に持ったスプーンを、アメジストの瞳が、じいと見つめます。)
わたしがいま持っているのはスプーン。使い方を覚えなきゃいけない食器は、まだたくさんありそうね。
だって、ええ、わたしは「お姫様」なのだもの。
(周囲からの言葉に、確かめるように、もう一度そのことばを呟きました。)
(「ぷりんせすきゅう」という言葉は、意味を理解しかねて、首を傾げてるみたいですけども。)

まあ。お客さん、まだまだ増えるのね。
新しいお客さんからも、マナーを勉強できるかしら。
(いつの間にやら、順繰りにみんなのテーブルマナーの観察を始めているのでした。)
(ジルの歯を見ながら)
なるほど、食生活の変化によって、歯もそれほどの硬度を必要としなくなった、ということかもしれませんね。
ありがとうございました。いえ、甘いもの、ということから、虫歯を連想いたしまして。ジル様の外見もありますし、どうなのかと興味が湧いたもので……
大変失礼いたしました。



(入店してきたマブーを確認し)
いらっしゃいませ、お客様。
はい、こちらは冒険者の店。冒険者の方々を支援する場所でございます。

ふふ、そうですね。この世界には色々な姿の方がいらっしゃいます。
衣装だけでなく、姿形さえ、常識というものが通用しないことが多々あります。
お客様は、異世界からのお方で?
(千波の言葉を受け)
ファンタジーな世界……剣や魔法やドラゴンなどの……ああいうものでしょうか。
(続けて入店してきた鬼桜に顔を向け)
いらっしゃいませ。
はい、こちらは冒険者の方々のサポートをメイン業務にしておりますが、食事処、兼、宿屋としても機能しております。
お食事ですね。どうぞ店内へ。お好きな場所におかけください。
どのような食事がご入用でしょうか?



(はぐるま姫の挙動を見守りつつ)
大丈夫ですよ、姫様。
一度にたくさんのことを覚える必要はありません。ひとつひとつ、ゆっくり、確実に身につけていきましょう。
周囲の方たちを参考にするのもよろしいですが、場合によってはあまり手本にしてはいけないケースもございます。
いいと思ったものは真似するのもよろしいですが、姫様はまだまだ何が「良い」か「悪い」かの判断もつかないでしょう。
しばらくは、信用のおける方からの教授のみを吸収されるのがよろしいかと。
(千波に手を振り返す)
ファンタジーか、多分それで正解だべ。剣も魔法もドラゴンもありの世界がおらの故郷だな。
そういうおめえはどこの出身だ?
きっぷの良い人間の娘っ子に見えるけど、どことなく得体のしれない雰囲気を放ってるじゃん。


(ナーザの言葉に
ああ、良かった。ここが冒険者の店で間違いねえんだなー。
おらはマブーってもんだ。そう、異世界からきたんだよ。
森の中で悠々自適のシルバーウィッチスローライフを送ってたところを不思議な力で呼ばれたんだ。
しっかし元の世界じゃおら冒険者業なんてやったことがなくてよぉ……。この世界での冒険者としての身の振り方に迷ってんだー。
この店ならためになる話が聞けそうな気がして、えっちらおっちらやってきたんだよ。


(雪之丞とはぐるま姫に目礼しつつ、その見た目から異世界からきたウォーカーだろうとあたりをつける)
同じ境遇の旅人が、けっこうきてるみたいだなー。
ええ、影でごぜーます。"影女"のえーこと申します。
(カタリヤに深々とお辞儀)

いらっしゃいませー!
(入店してきたお客様に向けて)
(マブーの言葉を聞いて頷き)
なるほど、せっかくののんびりした老後生活からたたき出された挙句、生活基盤も失ってしまったとは……心中、お察しいたします。
しかし、冒険者とは……失礼ながら、他のお仕事のほうがよろしいのでは? 冒険者は体力仕事。ご老人には厳しいのではないかと……


(えーこの様子をチェック)
挨拶もよし。元気よく、活気もあって店の雰囲気にも合致……
良い。悪い。信用できる。できない。
ああ、わたしきっと、まだそういうこともわかっていないわ。
けれど、ええ。ナーザやちなみがとっても優しいってことぐらいは、わたしにもわかるの。
だからナーザはわたしにとっての、「信用できる方」の、第一号ね。
(感情はなく、やはりぎこちない動きで小さく頷いたばかりなのですけれど)
(彼女の顔に張り付いた笑みは、ほんの……そう、ほんのちょっぴしだけ、今までより柔らかな「こころ」が宿ったようでした。)
(気づけばお皿も、すっかり空っぽになっていて)
ごちそうさま。カレー、とってもおいしかったわ。
いつかは、辛いものにも挑戦すべきかしら。

ふぁんたじい。ファンタジー。
(崩れないバベルなる力の影響でしょうか、なんとなあくですが、その意味するところがわかります)
魔法があるような世界のこと、そういうふうに言うのね。
(手を振り返してくれたマブーに無闇と嬉しそうにニヘーと笑い)
良いわね良いわね剣と魔法の世界! ちなみさん大好きよー☆
ちなみさんの故郷はねー。あ、ちなみさんは因の千波さんって言うんだけどねー
えーとね、故郷はねー。
剣はあんまり無いわね。
魔法はね、ずっとコッソリあったけど皆気づいてなかった系?
でも最近皆気づいて大騒ぎになってドラゴンとかもなんか出だして剣も復権してきましたよーみたいな……うん、改めて考えると説明し難いわね!!

得体は知れてるわよお。ちなみさんはねー。外道だけど分かり易い外道だもの―。
つまり! 危険な女!(なんか良く分からないポーズ)


(はぐるま姫の言葉に珍しく少し困った顔をして)
えー。えー。優しいかしらちなみさん。
んーいや、えー。お節介ではあるのかも? うーん。

でも取り敢えずナーザちゃんが信用できる方なのは大賛成ね!
(辛い物にと言う言葉に指先を回して)
辛い物はねー。ハマると凄い好きになるから挑戦は止めないわー
でも慎重にね。一気に沢山頼んで駄目だったら全部食べれなくなっちゃうし。
一口サイズの物から試すのが良いわよね。
もしくは駄目だった時代わりに食べてくれる人がいる時にとか!

(言ってから自分も最後の一口をスプーンで掬い。パクリ、ムシャムシャゴクン)
ごっちそーさまあ!
満足満足! きっとまた注文するわね☆
ありがとう、因。期待してるわ。
(……カタリン。刺激的な愛称だわ、と深く頷いてコーヒーカップを傾ける)
ん、おいし。
(影でございます、と朗らかに宣う女性に)
えーこ、ね。私はカタリヤよ。よろしく。
……私の影も貴方みたいな働き者になってくれたら素敵なのにね?

(新たな来店者、賑やかに盛り上がる店内を見回して)
ふふ、本当に人気のお店なのねぇ。
こっち来たばかりの時は、ガラの悪そうな連中から「体の中まで宝石なら
砕いて寄越せ」と追っかけられた経験はあるっすよ……たはは。(苦笑い)
今は怖い通りとかは通らないように気をつけてるっすからそういう目には
あってないのが幸いっす。

虫歯というか、薬師が病気になったら洒落にならないっすから、ちゃんと
体の管理は大事にしてるっすよ。
(ナーザの話を聞いた後に)
あらよー?
イレギュラーになった以上、向き不向きはあるにしろ冒険者かそれに近い立場になるもんだとばっかり思ってたべ。
ただ生活基盤のねえこっちの世界で面白楽しく暮らすには、冒険者稼業をはじめてみるのも一興だと思うんだ。
おめえさんのいうことはもっともで、血気盛んな若いもんと比べりゃ体力は劣るだろうなー。
けれど働けねえほどくたびれちゃいねえ。
それによ。好奇心のおもむくままにどんどこ進むのが、おらの健康長寿の秘訣だべ。

(店内にいる、不思議な魅力にあふれたイレギュラー達に興味津々の視線をむける)
(はぐるま姫と千波の言葉に)
ありがとうございます。信用をいただけますのは、私にとって最上の喜び。
千波様も、お褒めいただきありがとうございます。
貴女がたの信用を裏切らないよう、今後も精進させていただきます。(礼儀正しく一礼)

(はぐるま姫の、空になった皿を確認し)
はい、お粗末様でした。満足していただけたようで何よりです。
ええ、色々な味にチャレンジするのは、とても良いことだと思います。きっとそのうち、好みの味も見つかることでしょう。

千波様にも満足いくものだったようで、ようございました。
当店の人気メニューとなる日も近いと思われます。
(マブーに自己紹介している千波に合わせ、マブーに)
はい、この方、外道と自称しておいでですが、小さな子供をかいがいしく世話する甲斐性の持ち主でもいらっしゃいます。
つまり、とても複雑なお方ということで、お見知りおきを。

なるほど、マブー様はまだまだ血気盛んと見受けられます。お年寄りと見て判断を見誤りましたね。失礼いたしました。
好奇心の強い方にとって、此度の召喚はある意味天恵と言えるのかもしれませんね。


(カタリヤのつぶやきを耳にし)
はい、おかげ様で繁盛させていただいております。
皆さまがまた来たくなるような店を目指し、今後も精進していく所存。

カタリヤ様にも、ぜひ今後ともご贔屓にしていただけるよう、努力いたします。
(ジルの苦笑に声を固くし)
それはそれは……苦労なされたことでしょう。
ジル様はとても見目麗しいお方。狙われるのも納得ではございます。
ええ、ぜひご自身を大事になさってください。何かあれば、ここを避難所にしていただいても構いません。
私はともかく、お客様は皆、頼りになる方ばかりですから。

なるほど、『医者の不養生』という言葉がありますが、ジル様には当てはまらないようで。自己管理のできる、素晴らしいお方だと判断いたします。

9月の営業はこれにて終了いたします。
お付き合い、ありがとうございました。
またのご来店をお待ちしております。

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