もし立ち寄ることがありましたら寛いでいってくださいね。

（滅茶苦茶間を空けてしまったー！ごめんなさい！）

もしかしたら旅人さんの中には、焔君と同じように神様と人間の子っていう人も他にもいるのかもしれないけれど……私が会ったのは焔君が初めてだね。
でも、焔君って全然そんな感じじゃないよね。あ、悪い意味じゃなくてね、こう普通にお話できるし、親しみやすいなって意味で。
どうしても「神様」っていうと厳しいというか堅苦しいイメージがあるからさ！
（アニー君の言葉に頷きながら）
うんうん、確かに神様を惚れ込ませる程の焔君のお母さんがどんな人だったのかっていうのはとっても気になるなあ！
でも自分の恋愛が本になるほど知られているなんていうのは──想像するだけでも照れくさいやら恥ずかしいやらだね！

（怖いものなしという言葉に笑いながら）
ふふふ、いつかはそうなってみたいなあ！
お母さんは魔法も運動もできたから、何時かは私だって──とはいっても、まだまだ出来ないことだらけだから文武両道の道は遠いなあ！
それにしてもポー君はだいぶ活動的なタイプだったんだねえ。
初めて会った時は、どちらかといえばお淑やかな方なのかな？って思ってたからちょっと意外だった！

（本に対する反応にちょっとうれしそうに）
どんなお話かは読んでみてのお楽しみ……というよりこれ以上話してるとうっかり私が内容を話してしまいかねない！
ああでもでも、きっと楽しんでもらえると思うな！それに、読んだ後はみんなで感想とかお話できれば良いなあ！本の感想を話し合ったりするのってちょっと憧れなんだ！（その光景を想像したのか、少し顔を綻ばせながら）
ふふっ、来る時は事前に教えておいてくれれば簡単なお菓子くらいは用意できるよ！勿論、サプライズで遊びに来ても構わないけれどね！ともあれ、楽しみにしてるよ！

（焔君の歌に、笑顔で拍手を送り）
……素敵な歌だね！上手く言えないけれど、焔君が歌うからこそなんだろうか、
込められた気持ちが伝わってくるような気がしたよ！
私もいつか、歌と踊りの合わさった続きを聞いて、見てみたいな。
きっとその頃には、焔君の事ももっとよく知っていて、また違った声が聞こえるような気がするよ。