シューが住んでる森の広場
誰でも自由に入ってきていいけれど、
動物さんや植物たちを傷つけないでほしいな

それ、は…よか、った……
(すりすりされながらも撫でていて)

(すりすりぎゅー)

ん……
(撫でながらすりすりぎゅーされていて)

（お姉ちゃんのにおいをすんすん）

……？
(微かに血の香りがしてたりする)

…(血の匂いを嗅いで目の色が少し変わる)

……どう、した…の…？

…（血の匂いがするところをぺろぺろとなめ始める）

んｯ…シュー……？
(首や頭、胸元などに血の匂いがするであろう。なぜなら自殺を何度も殺っているから)

（血の匂いを嗅ぐたびに狩猟者の目になっていく、血の匂いをするところをなめつつ甘噛みよりも強めの力でかみつく）

シュー……待っ、て……くす、ぐっ…たい……
(噛みつかれてﾋﾞｸｯと震えて)

……（噛み付く力がどんどん強くなっていく）

んｯ………シュー……？
(痛覚がないのでﾋﾞｸｯと震えながら)

（フーッと息を荒くしながら噛み付いてる）

シュー…？………………いい、よ…殺、して……
(噛み付かれながら嬉しそうに笑う)

（言葉はわからない様子だが食いちぎらんとばかりに噛んでる）

んｯ……
(シューの頭を撫でようとし、プツッと音と共に血が流れ)

…！（血が出たらその血を飲み始める・・・血を飲み始めると同時に目がどんどん戻っていく）

………………
(そのまま噛みちぎってくれたらいいのにという顔で)

…ぁ…ぅ（血を流してるお姉ちゃんと口の中に血の味があるので自分が何をしていたのか理解して少しずつ後ずさっていく）

どう、した…の…？
痛、く…ない、から……大、丈…夫……こん、なの…慣れ、てる…から……
(首から血が流れていて包帯が赤く染まっていく)

…ぅ…ごめんな、さ…い（おろおろとして）

平、気……謝、ら…ない、で……それ、に…自分、は…死な、ない…から……
(そこら辺に落ちている尖った枝を拾い)

ぅ…(血が流れてる所をペロペロ)

ん……くす、ぐっ…たい…………
(尖った枝を持ったままでﾋﾞｸｯとくすぐったそうにしながらも大人しく舐められていて)

(止血になるかはわからないがペロペロと舐めている)

シュー………くす、ぐっ…たい……
(ﾋﾞｸﾋﾞｸｯと震えてくすぐったそうにし枝は手から落ちて)

ぅ…(離れて申し訳なさそうにしてる)

……別、に…平、気…死ぬ、気…だっ、たし…いつ、も…そう…赤、く…なる、だけ……
(赤く染まった包帯を見て小さく溜息をつき)

お姉ちゃん…死んだら、嫌だよ…

どう、して……？

死んだら、もう話せなくなる…寂しいよ、シューだけじゃない、みんな悲しい…

…………自分、じゃ…自分、は…死ね、ない…
お、母…さん、と…お、父…さん…が、そう…望、んで…いる、から……

望んでる…？なんで…？

自分、が…死ん、だら…嬉、しい…って…言っ、てた…から…

…ここにパパとママはいる？

いな、い…多、分……
(首を横に振り)

…ここにいない人の言うことはきいちゃだめ（ぎゅっと抱きついて）

それ、に…“神様”…は…自分、を…許、して…くれ、ない……
(ぎゅっと抱きつかれて)

…神様って誰？

“神様”…は…“神様”……どこ、かで…見て、る………穢、れた…者、は…許、され…ない……

…じゃあシューも許されないね

どう、して……？

自分、は……人、を…人、間…を……何、人…も…殺、した…から……
お、母…さん…と…お、父…さん…は…“自分のもの”…“理想の家族”…に、した…かっ、た…から…殺、した……
“神様”…は…自分、を…許、して…くれ、ない……

シューもいっぱい動物を殺した、前の世界でも、今いる世界でも…人も動物も同じでしょ？同じ生きてる物を殺してる、だからシューも許されない

………………どう、して…

生きてる物を殺して自分は生きてるんだよ？シューの手は血まみれだもん・・・

自分、は…違、う…………楽、しい…と…思、った…から………“自分のもの”…に、した…かっ、た…から……

…よくわかんないよ、神様が本当にいるかどうか

いる……“神様”…は、いる……