キッチンに隣接する憩いの場
まだテーブルとイスしかないけど、紅茶を飲みながらのんびりまったり

俺の背丈はこれからも伸びるけどさ、無いものは育ちようがないでしょ。
いや待てよ、貧乳ってやつは在るの？　それともやっぱり無いの？
ンッン～、こいつは考えるほどラビリンスだぜ！

ふふぅ、マシュマロは賢いなあ。
こうして乗っかられるとマジで意識持っていかれそう。
（足の上の温もりを撫でながら、少しの間、目を閉じて）

俺も最初の闇市は大儲けしたけど、あっという間に素寒貧にされたね！
ノーラのところにもいつの日か馬車が宝石積んでやってくるよ！
そう、わけの分からないものが値段張ったりするの！
黄金のセミの抜け殻ってなによってね！？

俺も自分の歳とか誕生日とか正直よく分からないや。
ノーラが分からないのはちょっと次元が違う気がしなくもないけど。
でも俺が雛鳥ならポーだってピヨピヨでしょ、ノーラなんてまだ玉子だぜ！
そして見ていなよ、俺はこれからもっとビッグになるからな！

おお、これは何処からかぶりつこうか……もぐぅ！
（分厚い二段重ねのサンドイッチを横にしたり斜めにしたりして意を決して大口でパクり）

んむう、美味しい！　上手に出来てるぜノーラ！
でも２人といるとつい食べ過ぎちゃうね。

俺はホラ、そういうのは応援してる方が性に合うんだよ。
何歌っても嘘くさくなりそうだし。