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ギルドスレッド

Blood's castle

【対談】応接間3

貴方がその階段を降りる時、願えばこの場所へと辿り着くことになるだろう。
椅子が二つに、机が一つ。飾られた調度品。
シンプルではあるが落ち着ける、そんな部屋。
階段を歩く貴方の思い描く通りに、この部屋は変化する。

光を嫌うなら、どこまでも暗く。
闇を嫌うなら、どこまでも明るく。

そんな風に。


**********

1:1の対談スレッドです。この場の主と2人きりで話したいという方はどうぞ。
前卓は使用中なので立てておきます。

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【予約済み】と書かれたプレートがかけてある
(ゆっくりとした足取りで部屋に入り、何故か席につかず壁まで歩き背を壁につけて座り込む)

(――今更この歳でか?嗤わせる)
(良いじゃねえか今までできなかったんだ、最初で最後ぐらい構わねえだろ?)
(――どうせ断られる、目に見えてることをどうしてやるんだ?)
(けじめだ、何怖がることはない それで崩れることを怖がるほど俺は弱かねえ)
(――怖がる?俺が?何を?)
(もう十分怖がったろ、33年だぞもう十分じゃねえか)
(――……未だ後47年だぞ?)
(残りの半生ぐらい、悪かねえ)
(――そうやって置いていく気か?)
(かもな、だがそれを……後悔とは言わせない)
(――裏切り者の俺がか?)
(ああ、大丈夫だ、大丈夫だから安心しろ)

(頭の中で延々と巡り続ける問い―自分―を諭し続けながら暗闇の中彼女を待つ)
(待っている間に煙草を吸おうとして煙草は疎か得物を何一つ持ってきてないことに気づく)
初歩的なことを怠るとは……まあいいか
(ひょっこり顔を覗かせる。相当に暗い部屋の中、影しか見えないかもしれないが)
よおまた会えたな、ソフィー(いつもの声音で挨拶をする)
(腕から漏れ出る光で場所はわかるだろうが寧ろその光で影が際立って表情は見えない)
……こんばんは。今日は、どうしたの?(おそらく、前に言っていたことに関係があるのだろうが‥‥)
どうやら元気そうじゃねえか、ちと戻るのが遅すぎたか
ちょっとした、アジックアイテムをな……手にできたんだよ
………当座は凌いでる。代案にはなり得ないけれど。
……マジックアイテム?
俺の腕が機械なのは知ってるだろ?そして動力は俺も深くは知らねえクリスタルだ
だがこれは三十年前からなお途絶えていない魔力がある
それを見つけ出し持ってくるのにかなり遅れちまった
ちと……こっちへ来てくれねえか?(少しばかり声音が強張る)
…………それは、また凄いもの。(不在証明に引っかかっていないのは、量の問題? 等と考えながら、寄ってきて)
まあ、手に入れるのにかなり……いや、まあ苦労はしたが無茶はしてねえ

と……(何かを嚥下する音が微かにする)渡す前に一つ……いいか?
…………無茶をしていないなら、よかった。(自分のことは棚にあげたらしい)

……なに?
ソルム・フィー・メモリア、俺はお前さんのことが好きだ
俺の五十年をお前とともに歩みたい
(心なしか声が震えている、暗闇を選んだのは表情を隠すためかそれとも……)
…………………………。………それは……(言葉に詰まった)
…………まあ、答えに困るよな
だが冗談で言うほど俺はジョークは上手くない

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