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ギルドスレッド

Blood's castle

【対談】応接間3

貴方がその階段を降りる時、願えばこの場所へと辿り着くことになるだろう。
椅子が二つに、机が一つ。飾られた調度品。
シンプルではあるが落ち着ける、そんな部屋。
階段を歩く貴方の思い描く通りに、この部屋は変化する。

光を嫌うなら、どこまでも暗く。
闇を嫌うなら、どこまでも明るく。

そんな風に。


**********

1:1の対談スレッドです。この場の主と2人きりで話したいという方はどうぞ。
前卓は使用中なので立てておきます。

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…………どうして?(戸惑うように尻尾を揺らすとごく自然な問いを投げかける)
……いざ理由を答えようとすると色々ありすぎるな
多分お前さんは俺よりも長く生きて俺じゃわからない苦痛を知っているのだろう
達観しているようで今にも崩れてしまいそうで
それでも気を張って誰にも心配をかけまいとするそんな姿勢を……
そう、守りたい、と俺は決めたんだよ
俺は俺のことしか知らない、知ろうとしなかった
だが俺は今ソフィー、お前さんのことも知りたい

それに……
(唐突に流れてきたいろんな情報を少しずつ咀嚼して、嚥下して。を繰り返す)………‥それに…?(続きを促した3)
独りはいつになっても………………たまらなく恐いんだ
いずれ慣れて麻痺してしまった、それが恐ろしいんだ

…………俺は傲慢だ、結局突き詰めれば俺の我儘だ


それでも隣で歩み続けてくれないか?
……………少しだけ、待って。5分。(そういうと、ソファに腰かけて目を閉じた。メトロノームのように一定のリズムを尻尾が刻む。ゆらり、ゆらり。ゆらり、ゆらり)
…………私も一つだけ、我儘を言ってもいいはず。それでいい?(目を閉じたまま、唐突にぽつりと)
………いくつか質問する。あなたに家族はいた?
居た、かもしれねえな
俺がいるということはそういうことなんだろう
だが覚えてない、旅人の女に拾われた
いわゆる孤児だった
俺の知る家族と言えたやつはそいつだけだった
…………じゃあ、二つ目。あなたの、今の年齢。
56、多分これも正確じゃねえんだろうがな
そいつの見立てと拾われた日付から数えたらそうなる、はずだ
………最後。今までに、好きなった人はいる?
……………………居た
だが……アイツは裏切った
俺達は……だから裏切った
自身を友を……裏切った
どうだか、今の俺にはもう分かんねえ
裏切られなかったら俺達は死んでいた
裏切られたから俺達は生かされた
何を理由でアイツが俺らを裏切ったかは分からねえ

ただひとつ言えるのはそれは忘れてはならない過去だということだけだ
…………時たま思い出すのは、大切。古い思い出は時折取り出して、風に当てないといけない。埃を被らないように。自分が何者か、思い出すために。

………ねえ。あなたは私に、何かをくれる?(突然そんな問いを投げかける)
俺はお前さんに運命を渡す、今を渡せる、明日への光を渡そう
だから俺とともに歩んでくれないか?(左手を差し出しながら)
……………………私はね。ずっと、見ていたものがある。
…………ニンゲンには、カゾクというものがあるのでしょう?
ああ、あるな
俺の場合は皆が言うそれとはかけ離れていたものだったが
…………それなら私たちは、恋仲ではなくて家族になるべき。

………お義父さん。(ふわり、と。無意識に魔力を帯びて空気を震わせたその言葉は、不思議と心地よく周囲に響く)
あー……(少し呆気に取られ、だが小さく深く息を吐く)うむ、そうだな
ソフィー、お前さんに誇れる義父か、未だ分からないがこれからも宜しくな
右手を出してくれるか、遅くなっちまったが誕生日プレゼントだ(左掌の青い光が優しく灯っている)
…………(誕生日。そういえば、何か祝ってもらえる日なのだったか。大人しく右手を差し出して)
(左手で優しく掴み、機械腕の光と同色の青い光を放つ楕円のクリスタルがはめ込まれた指輪を人差し指に着ける)
(その光は色とは対象的に指先から太陽の光ように暖かい魔力が伝わり始めるだろう)

どうだ?
…………(右手を握って開いて。流れ込む魔力は、これからこの身体を維持する分には問題ないようだ)……これは、どこで?
北にあるちょっとした古い遺跡さ、なーに無理は……(激しく咳き込む、微かに血の臭いがするかもしれない)
無理は、していないから、大丈夫だ
(再び何かを―血を―嚥下する、気付かれないようにしている)
手が……どうか、したのか?
………タッチ。(手のひらを差し出す)
(ひんやりした手。そこから淡い光が流れ込む。彼の傷を全て癒す……ことは出来ないが、致命的な傷だけは修復してくれるだろう)
これは……痛みが無くなって……
……すまないなソフィー、ありがとさん
ただちとばかし血が流れすぎちまった……少し、ほんのすこし、眠、い……
(途中から痛みで見えなくなっていたがようやく見えるようになった目で微睡みながらソフィーを見つめる)
(命に別状はないがゆっくり瞼を閉じて寝息を立てて眠り始める)
……………お休みなさい、「お義父さん」。
…………すっかり寝ちまったな、久々に悪くない夢だった

お義父さん、か…………まあなら一丁気張らねえと格好がつかねえってもんだな
(立ち上がりしっかりとした足取りで去っていく)
よっこらせっと(何となく一人でブランデーをちびちび呑んでいる)
よお、こっち来て飲むか?(ブランデーの新しいのを開けながら)
………?(ちょこちょこ寄ってくる)
ほら(グラスを用意して注ぐ)
この間の土産の一つだ、なかなか旨いぞ
…………お酒?(グラスをじぃ‥‥)
………(ふるふる、と首を振って)
そっちの世界じゃ無いのか
そうだな……確か醸造酒を蒸留して酒精を濃くした後樽に入れて熟成させたものだ
その分酒精は強いからよく何かで割って飲まれるな
もちろんそのままで飲むことも出来る
どうだろうな、強弱は人によるからな(街角で一緒に飲んだときのは蒸留酒も含まれていた気がするがな……まあいいか)
一口飲んでみるか?それでダメそうならミルクや水で割ればいい
…………じゃあ、そうする。(こくん、と頷いて)

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