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ギルドスレッド

Blood's castle

【対談】応接間3

貴方がその階段を降りる時、願えばこの場所へと辿り着くことになるだろう。
椅子が二つに、机が一つ。飾られた調度品。
シンプルではあるが落ち着ける、そんな部屋。
階段を歩く貴方の思い描く通りに、この部屋は変化する。

光を嫌うなら、どこまでも暗く。
闇を嫌うなら、どこまでも明るく。

そんな風に。


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1:1の対談スレッドです。この場の主と2人きりで話したいという方はどうぞ。
前卓は使用中なので立てておきます。

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(酒瓶を揺らしてちゃぽんちゃぽんと水音が聞こえてくる)
まあ、同じ一口なら味わって飲むといい、味の貴賤は分からんがなかなか良いものだ
そうか、そりゃ買ってきた甲斐があったもんだ
(全くこれで満足しちまうとは俺もだいぶ丸くなっちまったもんだ)
(互いのグラスに酒をつぎ直す)
………(ちまちま。何だかんだ気に入ったらしい)
(ちまちまと飲んでいるのを微笑まし気に見ながら自身も飲んでいる)
ここも一ヶ月ぶりか(シードルをちびちび飲みながら)
ソフィー、また会えたな(ソフィーの銃をテーブルに置きながら)
お前さんがよく寝ているところなら見ていたけどな
魔力の方はどうなんだ?
そいつは良かった
ああ、それで約束の件についてなんだが
……予想はついてそうだけれど…。………初めて出会ったのは、彼が私を殺しに来た時。
……バレてた。彼は、ヒトを守り悪を討つ者……勇者だった。
…………お前さんの世界じゃ悪とはなんだ?
どうしてお前さんを襲った?
………ヒトが考える悪なんて安直なもの、私には理解できない。彼らにとっては、自身に仇なす可能性あるもの全てが悪なのでしょう?
疑わしきは悪か(……馬鹿馬鹿しい)
……それでそいつはどうしたんだ?
さあな、人間何を考えてるかなんて分からんもんだ
戦った……わけじゃあねえな?
……私は彼を癒して、その場だけ和解した。彼は自分の間違いを認めた。(淡々と言葉を紡ぐ)
………彼は死んで、私はそれを形見にした。
…………そうか……
そいつは、良いやつだったんだな?
………根は、ね。彼は最後まで、自分への呪縛を振り切れなかった。だから、死んだ。
なるほど……勇者としての呪縛か
ソフィーの世界での勇者とは一体どういう風で決められるんだ?
……人それぞれと聞いた。最初から勇者として生きていく者もいれば、後付けでなる者もいる
(一見浮浪者が侵入した様に見えるが奇妙なことに迷いもせずにだが不安定な足取りで部屋に入る)
(明かりがついてないのか暗い部屋で椅子に座る、雨風が凌げる場所で一眠りに落ちるのも遅くなかった)
………。
(あなたがそうして、どのくらい時間が経っただろうか。
 暗い中、見つめる視線が一対)
……、……。(程なくして徐にまぶたを開けて霞んだ視界に映る一対の瞳に気づく)
(知っている光だ、と口を開くが一体何を口にすれば、その一言が思い浮かばず口を閉ざす)
(ただ、青い双眸が同じく見つめている)
………久しぶり?
(覚えのある匂い。
 姿は随分変わっていたけれど、誰なのかはすぐに分かった。
 ‥‥随分と長い間見なかった気がするものの、一先ずそう口にして)
ああ……久しぶり、だな
……元気にしてたか?
(自分が言えるものではないのだろうと、そう思いつつも変わらず居たあなたに問いかける)
……
(彼の問いかけは自然だったけれど、
 微かにぎこちなくも見えた。
 留守にしていたのは自分だという自覚はあるのだろう)

………私は歳を取らないから。問題ない。
(彼がそうであるのなら、私も自然に返した方がいいのだろう)
そうか、そうだな……なら良かった
……。
(やはりというか言葉が続かない、親子の契りを結んだ直後に放浪に出てしまったという負い目があるからか)
(そもそも、誰かに会うために訪ねる事自体長い放浪人生の中に無かったためか、何をどう切り出すのかがわからない)
………。
(彼は良かったと口にした後、何も話そうとはしなかった。
 ……こういう場合は、どちらから会話を切り出すのが正解なのだろう)

(静けさに包まれる中で、ひとりでに浮かんだポットとカップたちが紅茶を淹れている)
…………悪かったと、思っている……何も言わずに居なくなったのは本当に……すまん
俺が放浪者で独りで旅するのが当たり前だったとしても……何かしら言うべきだったと……
……思っている
(ぽつりぽつりと謝罪の言葉を述べ始める、あの頃何を思い何も言わずに放浪へと足を向けたのかそのきっかけは最早風化したが独りで立ち去った事実は確かなしこりとして残り続けている)
(カップに入った紅茶がただ湯気を立てている)

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