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旅一座【Leuchten】
ヨタカに教えてもらったオアシスで、やっと水にありつける律。そこには路上に座って目隠しをした怪しい女——ヴェルフェゴア——がいた。
「あら、随分なボロボロな風体ですこと?」
フルートで驚いた音色を出し、胡乱な目でヴェルフェゴアを見る律。
「わたくし、全てを見通すことができますの。疑っているようですわね。失礼ですわ。証拠にこの穴のない鉄仮面をかぶりましょう」
ヴェルフェゴアは鉄仮面をかざしてみせる。
ここで舞台の時は止まる。華蓮が舞うようにヴェルフェゴアの持つ仮面の背後に明かりを灯したまま持って、舞台を巡って明かり一つ通さないのを客に確認させる。そして、舞うような動きで、ヴェルフェゴアに持たせ直す。舞台の時が戻る。
「なんだか、わたくし黒い霊のようなモノを見たような気がしますわ。まぁ、いいですの。この仮面を被れば明かり一つ通しませんわ」
ヴェルフェゴアは仮面を被るが、律は疑った顔で見る。
(本当に見えないのかよ。嘘くせえな。目の前で手振ってやれ)
「嘘だと思ってらっしゃるのかしら。疑わしい目でわたくしを見てますわ。片手はフルートを持ち、もう片方の手でわたくしの目の前で手を振ってらっしゃいますわね」
律は後ずさりし、フルートで驚きの音色を奏でる。
(なんで、分かるんだ? 天使の次は悪魔か?)
ヴェルフェゴアは仮面を外しつつ、言葉を続ける。
「奇跡を信じてくれましたの? わたくし、さすらいの占い師ですの。そのフルートからは不思議なオーラが見えますわ。それに不思議な音色。あちらの森にいる音楽好きの猫ならきっと気にいるに違いありませんの。行くといいことがあると占いにも出ていますわ。占い代は不思議なモノをみせていただいたお礼にタダにして差し上げますの」
(ありがとよ。行ってみる)
お礼に心を込めて、フルートを吹く律にヴェルフェゴアは舞台の上でも布教の心を忘れない。アドリブでこう言うのだった。
「イーゼラー様に捧げますわ。きっとお喜びになるでしょう」
「あら、随分なボロボロな風体ですこと?」
フルートで驚いた音色を出し、胡乱な目でヴェルフェゴアを見る律。
「わたくし、全てを見通すことができますの。疑っているようですわね。失礼ですわ。証拠にこの穴のない鉄仮面をかぶりましょう」
ヴェルフェゴアは鉄仮面をかざしてみせる。
ここで舞台の時は止まる。華蓮が舞うようにヴェルフェゴアの持つ仮面の背後に明かりを灯したまま持って、舞台を巡って明かり一つ通さないのを客に確認させる。そして、舞うような動きで、ヴェルフェゴアに持たせ直す。舞台の時が戻る。
「なんだか、わたくし黒い霊のようなモノを見たような気がしますわ。まぁ、いいですの。この仮面を被れば明かり一つ通しませんわ」
ヴェルフェゴアは仮面を被るが、律は疑った顔で見る。
(本当に見えないのかよ。嘘くせえな。目の前で手振ってやれ)
「嘘だと思ってらっしゃるのかしら。疑わしい目でわたくしを見てますわ。片手はフルートを持ち、もう片方の手でわたくしの目の前で手を振ってらっしゃいますわね」
律は後ずさりし、フルートで驚きの音色を奏でる。
(なんで、分かるんだ? 天使の次は悪魔か?)
ヴェルフェゴアは仮面を外しつつ、言葉を続ける。
「奇跡を信じてくれましたの? わたくし、さすらいの占い師ですの。そのフルートからは不思議なオーラが見えますわ。それに不思議な音色。あちらの森にいる音楽好きの猫ならきっと気にいるに違いありませんの。行くといいことがあると占いにも出ていますわ。占い代は不思議なモノをみせていただいたお礼にタダにして差し上げますの」
(ありがとよ。行ってみる)
お礼に心を込めて、フルートを吹く律にヴェルフェゴアは舞台の上でも布教の心を忘れない。アドリブでこう言うのだった。
「イーゼラー様に捧げますわ。きっとお喜びになるでしょう」
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出演メンバーは以下の通りとなっております。出演を許諾して下さってありがとうございました。
・ヨタカ・アストラルノヴァ(p3p000155)
・ジェイク・太刀川(p3p001103)
・Ring・a・Bell(p3p004269)
・Rêve=amas=Dētoiles(p3p006642)
・ノアルカイム=ノアルシエラ (p3p000046)
・Azathdo=Hgla=Thusxy(p3p005090)
・津久見・弥恵(p3p005208)
・華蓮・ナーサリー・瑞稀(p3p004864)
・ヴェルフェゴア・リュネット・フルール(p3p004861)
・奏者 夢現 (p3p005157)
・律・月(p3p004859)
・夜乃幻
さぁ、幕が上がります。どなたさまも瞬きを忘れませんよう。