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ギルドスレッド

旅一座【Leuchten】

【RP】団長室

【団長室】とミミズが這ったような字が書いた看板が貼ってあるレンガ造りの簡素な建物。

中は割と広く、シックなローテーブルに客をもてなす為のソファが真中に鎮座。
壁には本棚があり、混沌中で集められた音楽関係の本が置かれている。

淡い月光のさす窓辺には、いつも作曲をする為に置かれた机。その上には彼が人生を捧げ人生を謳うために書き記された音階だらけの羊皮紙と、夜空のように黒く、蒼く揺らめくインクが置かれている。

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団長、ヨタカ・アストラルノヴァと客人、武器商人のRP専用テントです。

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……人の心は読まないで…くれ…。(そんな事を考えてしまった自分に羞恥が募る。)
商人の声に呼ばれる方が…良い…。(魔種は嫌だと顔を顰める)
おっと、すまんね。聴こえたように視えたモノで。(くすくす)……おやおや。そんなことを言われると、眷属にしてしまうか悩ましいところだねえ。
んん…その…眷属になると…俺はどうなってしまうんだ…?(音楽はできなるなるのは困るなぁ…とつぶやいて。)
ンー?そうだねぇ……寿命が我(アタシ)に引き摺られるのと、我(アタシ)の権能がいくつか使える様になる、かな。キミは我(アタシ)の手、我(アタシ)の足、我(アタシ)の十八の界となる。キミが自分のカタチを喪わない限りは、音楽する分には何1つ問題ないと思うよ。
それは…商人の従者に…なると言う事だろうか…。
形を喪う…それは…自我的なものだろうか…?それとも…。(眷属に死の概念はあるのだろうか?)
まァ、そんな感じ。といっても、割とみんな自由だけどね。キミがキミを見失った時、キミがキミであることを放棄した時、ニンゲンはカタチを喪う。魂が擦り切れなければ「キミ」の死は無いだろうがね。
つまり…魂が擦切れるような"何か"があれば…という事なのだな…。
んん…自由とは言うが俺には旅一座があるから…。しかし…もしどうしても俺が何か…もしも魔種の呼び声に招かれそうであればその時は呼んでくれたら…嬉しいが…(もしくは一思いに…と呟きかけて口を閉じた。)
あァ、(酷いコだなァ、とソレが笑って)ーーヨタカ、(柔らかい響きで、目の前の小鳥の名を呼ぶ)
何……?(名前を呼ばれビクッと肩を震わせる。どうもこの声には弱い。)
おいで?(両手を広げて、静かに呼ぶ)
(そして、この声に逆らえないのだ。フラリと立ち上がると静かに近寄り)
(近寄ってきた小鳥を屈ませ、その頭を抱きかかえようと)
(声に誘われるように商人の前で屈んで、頭を抱き抱えられる。どうしても、抗えない)
(白い髪をゆっくり梳く様に撫で) 愛しているよ、ヨタカ。キミは誰の所有物(モノ)?
んん…えっと…。(撫でられながら商人を見上げる。それは口に出して言わなければいけない?と視線に乗せて。)
(“ソレ”はただ、微笑んでいる)
(もごもごとさせていたが、ゆっくりと口を開いて小さく商人…とだけ呟く。これがヨタカの精一杯だ。)
(いいコだねぇ、と笑ってまた頭を撫でて) そう、我(アタシ) の。

だから、ね?

我(アタシ)がこれから言う事をじっと聞いて、我(アタシ)が繰り返す様に促した言葉をキミが舌の上に乗せたとて、それはキミの責任じゃあ無い。だって、キミは我(アタシ)のモノなのだもの。(そうだろ?と優しくソレが笑う)
(そうだ、既に俺はこの人のモノなのだ。優しく笑う目の前の商人にこくりと頷き。)
(自らの前髪を寄せ、濃い紫色の瞳を露わにして小鳥の瞳を覗き込む)

"満ちよ、満ちよ、銀の海。閉じよ、閉じよ、八方への道。リンデンバウムの鐘よ鳴れ。私の栄華はあなたと共に。あなたの命運は私と共に。あなたは私の手、あなたは私の足、あなたは私の十八の界。一切を捧げ、合切を希え。誓いをここに――"

(緩やかな、柔らかい響きの声。その声を聞きながら瞳を覗き込まれるうちに小鳥の脳裏にフッと言葉が浮かぶだろう)

("この身に慈愛の撚り糸を。我が魂に安息の鳥籠を。一切を捧げ、合切を希い、終焉まで破れえぬ誓いをここに")

(さぁ、言えるね?とでも言う風に、ソレの親指の腹が小鳥の下唇をそっと撫ぜ)
……"この身に慈愛の撚り糸を。我が魂に安息の鳥籠を。一切を捧げ、合切を希い、終焉まで破れえぬ誓いをここに"…。(この紫紺の瞳に魅入られたら、もう這い出でることは出来ない底なし沼のようで。撫でられた唇を震わせながらゆっくりと、言葉を途切らせる事無く言い切る。)
"かくて、誓いの言葉を以て七度の結びとせん"(詠唱が終わると共に、地面に複雑な文様が描かれそこから銀の鎖が幾本も伸びる。ソレとの契約に応じたモノは、ソレの長い長い物語に触れることだろう)

(空)
(空)
(鳥、風の精、雲)
(空)
(空)
(空)
(青)
(時間)
(目の前に、優美で巨大な白い鯨がいる)
(海)
(暖かい)
(時間)
(陸、人、営み)
(じっと'ソレ'が視ている)
(海、海)
(時間、時間)
(陸)
(時間)
(語るにも悍ましい残虐を'ソレ'が為す)
(時間)
(人、人、妖精)
(時間)
(’ソレ'が善良そうな子供の願いを叶えている)
('ソレ'が巨大な竜の願いを叶えている)
(非道、願い、願い、非道、非道、非道、願い、願い、願い)
(海)
(森)
(砂漠)
(星海)
(人間の戦乱)
(夢の中)
(湖)
(賑わう町)
(出会い、別れ、出会い、出会い、別れ、別れ、別れ、別れ、出会い)

(ーーヒトリ)
(時間が、人が、モノが、生物が、風が、空が、炎が、空が、夢が、世界が、人々が…視界の前後、左右、耳に、肌に、脳に、流されて逝く。そして、最後に残ったそれは…)

こ、どく…。(分からない、分からない。けれど何故か苦しいような寂しいような、そんな感情が湧き上がって。紅い瞳から一筋、涙が伝って。その後は決壊したかのように零れ落ちる。)
孤独では無いよ、ヒトリではあるけれど。(また、小鳥の頭を撫でて)
怖くない…?寂しく…ない…?(幼い子供のように泣いて止まらない。)
怖くないとも。寂しくないとも。出会いと別れを気の遠くなる程繰り返し、交わした約束は儚く、向けられた憎悪は枯れ果て、一切はただ過ぎ去りーーそれでも、ニンゲンは愛おしい。飽きることがないよ。そんなに泣かずともいいだろぅ?全ては過ぎ去っていることなのだから。
…俺なら…ば…耐えられない…。(直ぐに脆く崩れ去るだろう。)
大丈夫、キミには我(アタシ)も、他の眷属もいるよ?なぁんにも、怖がる事は無いし寂しがることは無いよ? だってキミは、我(アタシ)の所有物(ことり)だもの。そうだろぅ?(愛してるよ、とソレが笑う)
…俺と…ずっと居てくれる…?離れることはない…?(俺はもう、寂しくない…?とずっと聞いて)
キミは我(アタシ)の手、我(アタシ)の足、我(アタシ)の十八界。しかるに、キミには常に我(アタシ)がいる。……どれ、混ざった際に深く入り込み過ぎたかね。ちょっとだけそれを利用しよう。(こっちをお向き、と自身の目元を見せながら声をかけ)
(子供のようにぐずっていたがん、と小さく頷いてから商人を見る。)
キミは我(アタシ)と混じっているのだからね。我(アタシ)の機微が伝わることもある。……さ、哀しむことは無いよ、寂しがることも無い。安心するといい。キミは我(アタシ)の所有物(モノ)なのだからね。(繰り返し言い聞かせる様に、小鳥の目を見て言葉をかける。ソレの目を見ている内にだんだんと、暖かい空気の中に身体の輪郭が溶けていく様な、目が眩むほどの安堵感がやってくるだろう)
ぁ……んん…。(その安堵感を感じると、体に入っていた力がゆっくりと解けて行くのを感じる。暖かい、この感覚はまるで…幼い頃、母に抱き締められた時の暖かさにどこか似ている。安心する。身体中に、広がって行く)
……おっと。(状態を視ながら慎重に繋ぎ過ぎた部分を“切った”。これ以上は此方に取り込まれかねない)
(フツ、と切れたと同時にヨタカの意識も同時に切れて。ガクリと頭が垂れる。)
(自分と同じくらいの身長の男の体重を難なく支えながら) ふむ。……ちょっと飛ばし過ぎた?(振り向くと、白い狐がソレを睨んでいる)

あァ、わかっているよ。流れ込まない様に気をつけるさ。(ソファに小鳥を寝かせながら)
(気を失っているだけのようで寝息だけが聞こえてくる。もう、悲しい表情はしていない。)
(白い髪を手櫛で撫でながら) 帰るなって?わかってるよぅ、可愛い眷属が眠っているのだからねぇ。ちゃんと様子を見てからにするさ。
(少しだけ眠っていたが、直ぐに瞼がピクリと動いて。ゆっくりと両目が開く)ん……ん…俺、は…何を…?
…ッ!!?(覗き込まれているのに驚いてソファから落ちそうに)
元気だねぇ。(落ちかけているのをケラケラと笑ってみている)
び、ビックリするじゃ…ないか…。(なんとか落ちはしなかったが、ドキドキする心臓を押えて。)
そうだよ…んんん……っと…商人と俺は…何してた…のだったか……?(少しクラクラとする頭を押さえて)
うーん、混ざってた?(首を傾げたまま)
混ざって…それは…意識が……?(だからクラクラするのか…?と頭を振って。今日は色んなものを見たり聞いたりする日だ…。)
色々とー。(くすくす笑うソレから愉しげな感情が微かに感じ取れる)
…楽しんでいるだろう…?(しかしその笑みに毒気を抜かれて。少し息を吐いてから此方も微笑み)
そりゃあね、キミがいるから。(くすくすくす)

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