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ギルドスレッド

旅一座【Leuchten】

【RP】団長室

【団長室】とミミズが這ったような字が書いた看板が貼ってあるレンガ造りの簡素な建物。

中は割と広く、シックなローテーブルに客をもてなす為のソファが真中に鎮座。
壁には本棚があり、混沌中で集められた音楽関係の本が置かれている。

淡い月光のさす窓辺には、いつも作曲をする為に置かれた机。その上には彼が人生を捧げ人生を謳うために書き記された音階だらけの羊皮紙と、夜空のように黒く、蒼く揺らめくインクが置かれている。

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団長、ヨタカ・アストラルノヴァと客人、武器商人のRP専用テントです。

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き、急に耳元で喋るのは…心臓に悪い…。(ビックリするだろう…と息を吐いて)
何か…用だろう…か…?(どうぞ、とソファーを勧めて)
なに、近くまで寄ったからついでにね。土産も持参して来たよ。(勧められるままソファに座り)
ん…それは態々…すまない…。土産…?(首を傾げながら、承認が座ったのを確認すると、対面になるようソファーへ座り)
(ちらりと机の上を前髪の奥から見遣りつつ、ごぼりと沸き立った影の中から行李を取り出し)好きだろぅ、甘味?
ん、んん…甘味…好きだが…。(影からでてきた行李に少し驚くも、甘味と聞いて嬉しそうに表情を緩ませたが直ぐに口をモゴモゴさせる。)
おや?(ニマニマと笑いながら首を緩く横に傾け小鳥を眺める)
んん…いつも…貰ってばかりで…申し訳ないな…と…。(でも甘味は食べてみたくて、手をそわそわと膝の上でさ迷わせている。)
なに。この間、依頼で孤児院のコらへ用意した分の余りでね。然程気にする事でも無い。

(小鳥の目の前にスプーンと共に置かれのは、カラフルな模様が付けられた卵型の容器だった。大きさは普通の卵よりも遥かに大きく、高さはゆうに15cmはあるだろう。卵型といっても底辺が平らになっていて安定して立てられる様になっている。真ん中にうっすらギザギザの切れ目が入っており、上へ引っ張って開けることができる様になっているらしい)
またこれは…凄く派手で大きな…卵…だ。(目の前にドンと置かれたモノに目を見開いて。)
これは……子供達も喜んだだろう…しかし…中には何が…?(興味津々と言った感じで器を見て。何処か雰囲気は楽しそうだ。)
(中には一体どんな甘味が入っているのだろうと少しドキドキしながらソロリと蓋を開ける。)
(容器の上の方を掴んでそのまま更に上へ引くと中央にギザギザとした切れ目が入り、上蓋が持ち上がった。

ふわり、とあなたの鼻をくすぐったのは卵とバニラの濃厚な香り、香ばしいカラメルの香りと、華やかな種々のフルーツの香りだ。固めに作られているのだろう、しっかりと円錐台の形を保つプリンのてっぺんにカラメルソースが堂々と載っかっている。

プリンの周囲を埋める様に……否。プリンはあくまで彼らを引き立てる舞台であって、主役は彼らである。瑞々しい桃やジューシーなオレンジ、メロン。甘い芳香を放つバナナにキウイ、プリンの真ん中に絞られたホイップクリームの上に立つ大粒のチェリー……その全てが宝石の様に輝いていた)
(目に飛び込んできたそれは、どれもが「私を食べて」と言っているように、宝石箱のような煌めきで。色とりどりのフルーツ、ホイップのクリーム、絡まるカラメルソース、震えるように誘うプリンの上のチェリー、そのどれもが今、自分がさっきまでのイライラを排除するために欲していた甘い物そのもので。目の前がパチパチと光輝いている錯覚すら覚えた表情でそれを見て。)す、凄い…食べるのが勿体無いくらい…だ…。
ヒヒ、気持ちはわかるが食べてやっておくれね。エヴァーグリーンの旦那はその方が喜ぶから。
ん…なら……きっちりしっかり…食べる…。(スプーンを手に取ると、果物やクリームと一緒に震えるプリンをすくい取り。あぁ、今からこれが食べられるのかと喉を鳴らしながらゆっくりと最初の一口を運ぶ。)
(卵の容器の中に匙を入れ、プリンとジュエリー・フルーツを掬い上げ口に含むと、モチモチとした弾力のあるプリンのコクのある甘みと蕩ける様な果実の味わいが口の中に広がる。どうやら今回は、固めのプリンに合わせて食べた時の食感が柔らかな果実をセレクトしたらしい)
(ファーストインパクトはまずプリンのコクのある甘味、それに次いでプリンの独特な固めでいてまろやかな食感。そして極めつけがエヴァーグリーン産のフレッシュな果物達だ。プリンの甘味や食感を邪魔しない、口当たりの良い爽やかな甘みが口いっぱいに拡がって、足りなかった幸福が熱となって、顔から体中に広がるようにじんわりと広がっていく。声には出さずとも、至福のひと時を味わっているのが見ただけでわかるだろう。)
(その様子をソファの肘掛けで頬杖を付きながら眺めている)
(1口目を食べ終えると少しだけ息をつくと、幸せだと言うように僅かに微笑んで。もう一口、もう一口と嬉しそうに食べる姿は何処か幼さがある。)
んん…舌触りも…フルーツの甘さも…丁度良く…この量でも…全部食べれそうな程だ…。(そう言えば黙々と食べてしまっていた、と気づき。唇から紡がれるは賞賛の声。)
そぉ。そいつは重畳。ヒヒヒヒヒ……。(愉快げに笑うソレだが、普段よりも毒気は少ないように感じる)
今なら…いいメロディも思い浮かびそうだ…。(食べながら頷いて。商人が笑ってるとこちらも何故か楽しい気持ちになるのは、また魔法だろうか。)
それはいいね、ウタは好きだよ。
ん…実は…少し…さっきまで良いメロディが思い浮かばず…煮詰まっていたものだから…とても助かった…。(おかげで頭がすっきりした、感謝する、と頭を下げて。)
(ケラリ、ケラリ)あァ、風達が噂をしていたね。なに、大したことはしていないとも。本当についでさ。
んん…商人には筒抜け…だな…。(先ほどまでの自身の状況を知られていたのかと思うと、少し恥ずかしそうに頬を掻いて。)
少しばかり、視えるモノや話しかけてくれるモノが多いだけさ。
ん…色んなモノが…語り掛けてくれるの…だな…。(色んなモノに、人に、愛されているのだろうか…と咀嚼しながら考え、嚥下と共にそれを口にするのを飲み込んだ。)
コツを覚えられれば、キミも聞けるようになるかもね?(くすくす)
コツ…そのコツとは一体…?(首を傾げて尋ね)
ヒヒヒヒ、そいつは口ではなんとも言い難いね。かなり感覚的なモノだから。(ケラリ、ケラリ)
んん…感覚…か…ならば…中々会得は…できないだろうな…。(うーんと、唸りながら何口目かのプリンを口に運び。中間まで来たがまだ美味しい。)
ま、会得したらしたで慣れが必要になるだろけどね。(くすくす)
情報量さ。(席を立って小鳥に近づく)
情報量……。(何だろうか、と近づく商人を見上げる)
(小鳥の額に指を伸ばして触れようと)
……?(何をするのだろうかと、少し不安を抱きつつ。伸ばされる指を見つめて)
(“砂漠の民が古い宝物を見つけたって!”“どこで?どこで?”“最近、水の妖精が子供をーー”“まぁ、なんてめでたい”“あ、魔法がいるぞ”“魔法だ。魔法使いのフリした魔法だ”“銀の森でーー”“えっ、こわーい”“人間達も最近ーー”)

(時間にして約10秒ほど。突然、聴こえる音が一気に増えた。風から、花から、砂から、長く使われた器物から、そこらを漂う霊から、コエが聴こえるーー)
っ………なん…!?(突然頭の中で響くような声に、驚き目を見開いて。これが、聴こえると言うものなのか。あまりの情報量に頭がパンクしそうだ。)もっ、もう…良い…!
(くすくす……と笑いながら指を話し)……ね?
んん…頭がクラクラする…商人は常にコレを……?(数秒間が何時間にも感じられた。あの情報量を一気に叩き込まれるのは拷問では…?と頭を振って。)
これが慣れか…んん、あまりずっと…聞きたいものでは…ないな…。(常に聞いてると慣れるものなのだろうか、と首を軽く横に振り。)
聴こえるコエが多いということは、それだけ情報も手に入りやすいからね。
確かに…商人には…有用…そうだ…。(色んなことを聞いて、知るにはそれが一番なのだろうな、と納得し。)
そうそう、そうさ。最も、我(アタシ)は視る方が得意で聴くのはムスメの方が得意だがね。
視える…か…聴こえるのと…同じような感じなのであれば…。(それはまた相当な情報量なのだろうな、と目を瞑り。自身は思ったものが目に浮かぶだけでよかったかもしれない…でなければ、あれだけのものを理解し、咀嚼するだけの頭脳と精神を有していない、と息を吐く。)
慣れれば、視ない様に気をつけることも出来るよ?ちょっとだけ目隠ししてね。ま、それでも視えてしまうこともままあるが。(小鳥の顔を覗き込む様に)

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