PandoraPartyProject

ギルドスレッド

貸本喫茶『ひつじ雲』

【RP雑談2】深夜も営業中

いらっしゃい。夜も更ける頃 だけど、営業中だよ。
……おや、雨が降ってきたみたいだね。
何か身体が温まるものでも出そうか。
一応ここは喫茶店なんだけど、今夜は特別さ。
え? い、いや後でこっそり飲もうとか、
全然そんなこと考えてなかったから!本当だってば

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▼書き込み自由な気まぐれ雑談スレ。RP推薦
▼カウンター席の他、ソファー席も用意されている
▼四方に大きな本棚が設置されていて、中にはジャンル問わず
 様々な本が置かれている。全て店内での閲覧・貸し出し可能
▼メニューは一番下に
▼騒がしくしていると裏口から放り出されます

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▼時間は深夜、雨が降り始めました。
▼団員限定雑談スレ。RP推薦
▼カウンター席の他、ソファ席も用意されている
▼四方に大きな本棚が設置されていて、中にはジャンル問わず
 様々な本が置かれている。全て店内での閲覧・貸し出し可能
▼メニューは一番下に。今夜は特別にアルコールが入った
 ドリンクも用意されています。

▼「お酒は20歳になってから」

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<メニュー> 

ハーブティー

紅茶(ジャム・ひつじ型クッキー付)

ブレンド珈琲

ホットワイン

ホットウイスキーカウ

ココア

他、オーダーあればどうぞ。材料揃えば作るよ

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(ばさりと傘を畳む音、扉を開けて目の前の人影にぱちくり)
あっと、おにーさん、ごめん。
(つい、と中を覗くようにして)
こんばんは、ここが夜もやってる本屋さん?
お邪魔してもいいかな?
ええ、あの時はすぐにお暇してしまってごめんなさい。覚えていて下さって光栄だわ。
(「ありがとう」とタオルを受け取り水滴を拭ってゆく)
あら、雨宿りの為に寄らせて貰ったって気付かれちゃった。
(冗談めかして笑い)
あの香りよい珈琲が気になっていたのもあるのだけれど。
宜しければ昼間にご案内くださったソファ席、また座っても大丈夫かしら?

(背後から覗く声についと進路を譲り)
アタシったら、入口を塞いじゃってごめんなさい。可愛らしいお嬢さん。
気にしないでよ!僕の方こそまた来てもらって嬉しいな
ああ、あの席だね?大丈夫だよ。今は君達二人だけだし。

いらっしゃい。君は濡れなかったかい?(「タオルあるけど」と後ろから現れた客に問いながら)
本屋より、図書館の方が近いかもしれないね。ここは貸出し専門なのさ。
もちろん、店の中で読む事も出来るよ。

……ま、立ち話も何だから二人とも中へどうぞ!
メニューはテーブルの上にあるから、好きなものを頼んでね(お決まりの台詞と共に、店主はカウンターへと戻って行った)
アタシもまた迎えていただけて嬉しいわ。
(ソファへ座りメニュー表を開けば、意外そうに言葉が零れる)
……あら、お酒もあるのね。
(僅か思案した後に席を立ち、カウンターへ向かえば)
(クッションともぬいぐるみとも見える羊に目が留まる)
そういえば、お店の名前にも『ひつじ』が……この子は店主さんのかしら。

(羊から店主へ目線を移し)
オーダーはブレンド珈琲を。
其処へ少しウイスキーを落として頂きたいのだけれどお願い出来るかしら?
(カウンター席に置かれた間抜けな顔をした羊と、先程まで読んでいた本に目をやり)
ああ、この子かい?名前はメェ太郎っていうんだ。
元居た世界から世界から連れて来た僕の相棒 兼 店のマスコットキャラクターってところかな!

(伝票に注文を書き留めた後にパチンとウィンクして)
珈琲にウィスキー……っと。すぐ持って行くから本でも選びながら待ってて?
メェ太郎ちゃん、可愛らしい名前だわ。
アタシの名はシーヴァ。どうぞお見知り置きを。
(そう言って軽く膝を曲げて挨拶してみせ)
元居た世界、という事は店主さんは旅人さんかしら?
一緒に喚ばれるなんて、メェ太郎ちゃんはとても愛されているのね。

(店主の快い承諾に微笑みを返し)ふふ、ありがとう。

(本を選ぶためソファへ戻り、其処から手の届く範囲で目に留まった一冊を取り出す)
(表紙に見得るは伝承の文字)
(何処とも知らぬ地で嘘か真か、確かに語り継がれる物語を蒐集した書籍のようだ)
(静かにドアを三回打ち、店内へ。身なりは下層の人間の様で、ずぶ濡れだった。)

……失礼、すみませんが、雨が上がるまで、軒先を借りても?
それから――代金は支払いますので、適当な暖かい飲み物を一杯頂けると助かります。
いいえ、こちらこそ急かしちゃってごめんね、綺麗なおにーさん。

うーん、(自分の背中側をちらり見、濡れた翼に吐息)
なるべくすぼめるんだけど、傘が意味ないんだよね。
タオル借りてもいい?
図書館ならなおさら僥倖。
(メニュー表を覗き込んで)
うーん、ホットワインってアルコール飛ばしてくれるのかな、
僕が頼んでもいい?
ああでも、可愛いクッキーも捨てがたいよね…。
目の前でひつじ食べたら怒られそうだけど。
(ぬいぐるみとのやり取りに目を細め)

わーびしょびしょ(入ってきた人影に瞳を瞬いて)
僕のオーダーは後で大丈夫だから、先に何か作ってあげた方がいいかも?
「シーヴァさん、はじめまして。よろしくメェ(羊を動かしながら下手な腹話術で挨拶を返し)」

そう、旅人だよ。大規模召喚よりは前に来てたけどね。
退屈な世界(故郷)だったけど、離れてみると案外恋しくなるもんだ。
"There is no place like home!(我が家に勝るものはなし!)"って…童話の主人公も言ってたっけなー。


……っと、余計なこと話しちゃったね。ま、それはさて置き
お待たせ。ご注文の珈琲、出来たよ(カップに注がれた珈琲をテーブルに置いて)


いいともー(タオルを手渡しながら)
なるほど、翼を持ってるとそういう苦労もあるんだねぇ。ん!アルコール抜きか。
それなら君にも飲めそうかな。
蜂蜜やスパイスを入れると美味しいんだけど、やってみるかい?

あ、クッキーだけでもOKだよ。ふふふ、誰も怒らないさ
僕なんて普段から羊の肉ムシャムシャ食べてたし?
美味しく頂いてくれた方が彼らも喜ぶと思うんだよね!いや、そうに違いない!

(後ろからやって来た人影に気づいて)おお、こりゃまた派手に濡れたねぇ。
(やや大きめのタオルを店の奥から引っぱり出してきて)
勿論。ウチで良ければゆっくりしていってよ。
時間を潰すには困らないはずだ(と、店内に並ぶ本を指さしながら)

さ、お好きな席へどうぞ。
どうも。……失礼、この店が何の店か知らないままに入りましたが。
本、と、喫茶ですか。珍しい組み合わせですね。

(店主が指した本の数々には随分と興味を示したようで、ひとつひとつ題名を確認してみると
 読んだことのない本の方が、ずっと多い。良い品揃えだ、と零しつつ
 貸し出されたタオルに礼を言い、店の備品を濡らさない程度に拭い、他の客に会釈して席へ座った。)

珈琲の、良い香りがしますね。僕にも珈琲をもらえますか?
(腹話術で喋る羊に目を細め)
それじゃあ、店主さんとメェ太郎ちゃんは先輩なのね。
アタシは先の大規模召喚で神殿へ招かれたから。
我が家に勝るものはなし……アタシは此処(無辜なる混沌)の生まれだから、別の世界を観てみたいなんて思ってしまうけれど。
それはどんなお話かしら。お店にもあるならいづれ探してみるわ。
(今夜は此方を、と先程手に取った鉄紺色の本へ手を重ねた)

(テーブルへ運ばれた珈琲の香りに)
やっぱり、好い香りね~。(上機嫌)
昼間お伺いした時に、とても頂いてみたかったの。ありがとう。
一杯いただく間、お席を借りるわね。

(翼のお嬢さんに続く新たな入店者の姿に、先程借りたタオルを差し出そうか)
(と迷ったところ、店主が近付く姿を見留め書籍に視線を戻した)

(店内で交わされる会話を聞き流しつつ、会釈の気配には挨拶を返す)
ありがと(タオルを受け取り翼の雫を拭いつつ)
うん、ならホットワインと、
ああ、ラムとか美味しいよね…僕もむしゃむしゃ食べちゃう。
ふふ、じゃ、クッキー美味しく頂こうかな。
ワインのスパイスはマスターのお勧めブレンドで。

(会釈ににっこり笑みを返して、本棚の方へ。
 つい、と指先で背表紙を撫ぜながら)
うーん、何読もうかな…
ポエム、は好みじゃないし、ミステリー…うーん、
…紀行文、の気分かな今日は。
(会話の合間に聞こえる雨音、そこに近づく足音が加わりドアの開く音が続いた)
――明かりがついているようだったから何かあったのかと来てみたけれど、
夜でも普通にやってるんだな。

(外套から落ちる雫をどうしたものかとドアの外へと跳ね飛ばしつつ)
構わなければ、小降りになるまで雨宿りしても?
少々濡れてしまったから面倒をかけるかもしれないけれど。
他にも僕らの想像も出来ないような色んな世界があるんだろうねぇ。
珈琲も気に入って貰えて良かった!
あ、忘れないうちにこれを。(貸出し用のカードを一枚、テーブルの上に滑らせ)
……その本、確かお客さんから買い取ったものだったねぇ。
はて、持って来たのは誰だったか……どれもこれも
全部本当の事だったらって考えるとゾッとしちゃう。いやぁ、怖い怖い。
(と、言いつつもその唇はうっすら弧を描いている)



よし来た!任せといてー、腕によりをかけて作っちゃうから。
お、良いね。旅について綴ったものはウチじゃ結構人気なんだ。
僕からもおススメするよ。



そういえば、今日も一人借りて行って……おや、噂をすればなんとやらか。


やあ、ラダさん!こんばんは。(印象に残っていたらしい。名前を呼びながら出迎えた)
おや、君も濡れちゃったのかい?大変だったねぇ……良かったらこのタオル使って。

歓迎するよ!実は今夜限定のメニューも用意してあるんだ。
君ってお酒は大丈夫な歳だったかな?
(序文に軽く目を通し)此処も似たようなモノね。
えぇ、用心しましょ。(そう返した声は愉しげに揺れている)

(手元へ寄せたカードの表裏を眺め)
名前を書いて店主さんへお渡しするのだったかしら?
そうね……雨音が小さくなったらそちらへ持って行くわ。
(外套から払い飛ばされた雫が雨へと還る様を見て)
夜明けまでには弱まるでしょう、きっと。

(頁を繰りカップを口許に運ぶ)
ああ、すまない。(外套を脱ぎタオルを受け取り)
外套は傘の所に置かせてもらってもいいか?
(軽く跳ばしたとはいえ、依然として外套からは時折雫が落ちている)

それと悪いが酒はまだ駄目だな。
温かい茶をもらえるか。そう、確かお菓子が付いてるやつがなかったか。
(店主にそう告げた所でふと、聞こえた言葉に釣られて外を見た)

夜明け……成るほど、今夜はそういう者も多いだろうな。
(納得がいった様に呟いて先客達を見回す。目が合えは会釈をするだろう)
(予想だにしなかった雨に困り果てて開いた店の扉)
(前髪に大粒の雫を滴らせながら、先客である少女の後ろに続いた)

こんばんは―…って、結構人が居たのね。驚いた。
何のお店なのか、分からず入ってしまったのだけど…まだ入れるかしら?
雨が強くて……雨宿りしたいの。

(ぽたり、また一つ大粒の雫が落ちて)
(忙しなく目を動かして店内を詮索する。ソファーにカウンター、それから囲まれる様にある大きな本棚に幾度か瞬いた。本屋か何かだろうか。)
ま、少なくとも……
攫ったり食ったりなんて悪趣味なこと、僕は絶対しないから安心して良いよ!
(「なんてね」と冗談混じりに笑いながら窓の方へ視線をやり)
そうだねぇ……帰る頃には止んでると良いんだけど。
秋とはいえ夜は冷えるし、お客さんが風邪引いたら大変だからね。




濡れているなら、店の奥にストーブがあるからそっちで乾かしておこうか?
そっかぁ、しっかりしてるからもう成人してるものと勘違いしてたよ。
ご注文は紅茶だね?すぐに準備してこよう。



(後ろからやって来た客人に気づいて)

やあ、いらっしゃい。貸本喫茶へようこそ!良かったらこれ使ってね(と、タオルを差し出し)
ここは、飲み物片手に本を楽しむための場所さ。置いてある本は全部自由に店内で読めるし、
読み切れななかったり、気に入ったものがあれば貸すことも出来る。

さてと、立ち話も何だから中へどうぞ?カウンターとソファ席があるけど、どちらが良いかな。
えぇ、こんなに居心地の良い喫茶店の店主さんですもの、信じているわ。
(移った視線を追って雨粒が流れ落ちる窓を眺め)
趣きがあって好いものだけど、風邪は遠慮したいわね。

あちらの方も珈琲をご所望だったようだけれど、体は冷えていないかしら……。
(やや大きめのタオルで身を拭っていた細身の方へ「ご一緒ね」とカップを傾けてみせ)

お席を借りている時間は空のご機嫌次第。
とはいえ……いますぐ雨が上がったとしても、雨宿りの相席で賑やかな店内を後にするのは勿体無いと思ってしまうのだから、我が儘よね。
(扉の前に立つ来訪者と目が合い会釈を返す)
おっとすまな―― 失礼、どうぞ先に。
そのままでは風邪を引いてしまいそうだ。
(背後の気配、振り返った先の雫滴る彼女に驚き道を譲り)

店主、私の分は後でいい。この様子だと注文も立て込んでいるだろう。
(店主へは外套だけ先に頼むと差出し、次いで本棚の方を指差した)
先に今晩の供を見繕ってくるよ。茶はどれか空いている席に置いておいてくれ。

皆、空の機嫌に振り回される夜だ。その程度の我が儘可愛いものだろう。
読書には静かな方がいいのだろうが、今夜ばかりは賑やかな方が私もありがたい。
……眠気、誤魔化せるしな。
(本を見繕いふらりと通りすがる店内、先ほど会釈を交わした相手へ言葉を添える)
あら、このような時間にも開いているお店があるのですね……(傘を閉じ、入り口までやってくると予想外に居る人の気配を感じて少し驚き)

私もお邪魔しても大丈夫でしょうか?
あはっ、そりゃあ良かった!信じて貰えて一安心だよ
今後ともご贔屓に!(「それじゃあ、ごゆっくり」と軽く挨拶をして席を離れ)



(外套を受け取り)おや、そうかい?それじゃ、お言葉に甘えちゃおうかな!
お礼に何かサービスしておくよ。



やあ、いらっしゃい。勿論いいとも(と、新しいお客人に声を掛け)
雨の中大変だったねぇ。傘は持っていたようだけど、どこか濡れたりしなかったかい?


(はっ!僕としたことがお喋りに夢中になっててドリンク忘れてた!)
(一通り接客を住ませた後、慌ててカウンターに戻り)
待たせちゃってごめんねー!先に来てくれたお兄さんとお嬢さん。
はい、ご注文のホットワインと珈琲だよ。(出来上がったものをヘンゼルさんとラバンさん、それぞれのテーブルに置き)



ところでお兄さん、聞きそびれちゃったけど珈琲には何か入れる?(このままでも美味しいけどね!と自信満々に付け加え)
(水滴を拭い、乱れた髪を整えたところで、注文の珈琲が置かれ)
ああ、どうも。 この空模様だと、接客からオーダー受付まで大忙しの様で。
そのままが店主のお勧めならそのままで頂きましょう。
温かい飲み物というだけでも、冷えた身体には助かります。香りも佳い。

(カップを傾けられれば、応じてから一口珈琲を含み)
珈琲は飲みなれませんが、そちらの良い香りに釣られた様なもので。
――釣られて正解だったようですが。飲みやすい味です。

(次々と訪れる客のそれぞれに軽く会釈をし、仕事の邪魔にならないようにと
 一冊の本を手にとった。)
眠れる時には眠っておきたいところだけれど……お店のご迷惑になっちゃうわね。
(通りすがる長髪の女性へ笑って返答し、手元の珈琲を飲み終える)

(雨の様子はどうだろうかと窓の外を窺い、読みかけの本は元の棚へ)
(受け取っていたカードへ書き付けた後、カウンターの店主に声を掛ける)
ご馳走様でした。お代はここに置くわね。
それとお借りするものだけれど、(タオルを片手に持ち)此方でも大丈夫かしら?
次お伺いする時にお返しするわ。
(お店のタオルが無くなっちゃうから難しいかしら……と、心配そうに小首を傾げ)
そう言って貰えると嬉しいな!そうだねぇ、この雨で
こんなお客さんが来てくれるなんて思わなかったよ。嬉しい悲鳴だねぇ。
人件費ケチったせいでお店の人は僕だけなのさーあっはっはー(呑気に笑い、彼が手に取った本に視線を落とし)
お、今夜のお供は決まったかい?まだ止みそうにないからねぇ、ゆっくり読んでいくと良いよ。



今日は帰っちゃうんだね?残念だ。僕は全然迷惑なんかじゃないんだけどなー。
(お代を受け取り)はい、確かに。タオルは僕が預かっておくよ。
その代わりにこれ!良かったらどうぞ?(と、差し出したのは黒色の傘だった)
それはいい。期待している、と言いたい所だけれど落ち着いてからでいいよ。
流石にひとりで切り盛りするというのも大変だな。
(忙しそうなカウンターへ言葉を返しつつ店の奥へと進む)

流石に喫茶店で寝入って席を占領するのは褒められた行いじゃないな。
(聞こえた返答に言葉を返しながら本を選ぶ。
 絵と文字で構成された、読みやすそうな一冊を手に取った)

……ふむ。
(先程言葉を交わした人は帰ったらしい。
 何とはなしに店内を見回し、空いたソファ席へと腰を下ろした)
えぇ、お別れしなければ再会できないでしょう?
(残念の言葉に嬉しそうに笑い、差し出された傘を受け取る)
あら、いいのかしら。それじゃあタオルはお返しして有難く傘をお借りするわね。
(扉の外で黒い傘を開き、風向きが変わるかしら、と呟いて)
またお逢いしましょう。(喫茶店を後にした)
ごめんねぇ、気を遣わせちゃって。(申し訳無さそうに謝り)
(てきぱきと手を動かしながら、彼女が席へ持って行った本をちらりと見て)今夜のお供は絵本かな?



そっかぁ、そうだよねぇ。(「再会」の言葉にふにゃりとした笑顔を見せて)
それじゃあまた今度!帰り道、気をつけてね。
何、サービスしてもらえるんだから得したと思っているよ。
(手に持つ本をゆっくりと読む合間、時折窓の外の雨音やカウンターの様子を伺う)

さて、絵本とは少し違うみたいだな。こういうのは初めて読む。
ええと――4コマまんが?
他にも似たようなのがあったけれど、絵や字が入り組んでて読む順がよく分からなくて。
(表に裏にと返して確認する表紙には、学生服の女の子のキャラクターの姿があった)
4コマ!いつの間にそんなものが置いてあったんだろう?これはね、上から順に起承転結になってる短い物語なのさ。
漫画って大体、右のページから左に向かって読むんだ。縦書き小説と一緒だね。

ほほう、コイツは表紙から察するに学園ものかな?
ーーー 学園ストーリーはいいぞ。(火がついたように熱く語り出す)

夢とロマンしか詰まってないもの!ありえないくらい綺麗な校舎でリア充達がリア充な生活を送る
現代的でありながら現実的でない!このギャップが最高なんだッッ!!

……ってことでね、読んでみても損はないと思うよ。(テーブルの上には紅茶とクッキーが置かれる)
にゃわー。雨に降られるとはついてない。(さむいさむいと呟き扉を少し開く)
(きょろりと店内を見渡して)……席は空いてる?
(見知らぬ本の読み方の解説に、ほうほうと興味深げに。
 しかしそれも、相手の熱い語りが始まると驚き少々気圧され気味なものへと)

え、ええと――人気があるジャンルなんだな。
(とりあえ当たり障りがない感想が飛び出た)

しかしそうか、小説などと同じで現実とはやはり違うか。
お話の中でまでしょっぱい現実を見せられても詰まらないのは分かるよ。
読んでて楽しい方が私も好きだ――ああ、ありがとう。

(礼と共に紅茶とクッキーに手を付ける)
珈琲のみならず、紅茶も美味しいな。クッキーは手作りなのかい?
やあ、いらっしゃい。丁度一つ空いたところさ。
ところで猫さん、君は雨に濡れたりしなかったかい?もし良ければ、タオルを貸すよ。



そうそう!本を読んでいる時ぐらいは現実逃避しなくっちゃねー。
僕も現実離れしたロマンや冒険ものが大好きさ。

ふふークッキーも美味しいでしょ? 
それもそのはず、ウチのヤツは近所のお菓子屋さんに作って貰っているんだ。
残念なことに僕は全然料理が出来ないんだよね!
なんていうか、味の調節が上手くいかなくて……(と、苦笑いし)

ラダさんはお料理得意だったりするのかな?
おや、意外だな。
珈琲や紅茶が美味しいものだから、クッキーもそうだとばかり。
(ふむ、と唸りながら紅茶に口をつける。うん、と頷きやはり美味しいと頷き)

私も作れはすれど、得意というわけではないな。
切って焼くか煮るかという具合で、似たようなのばかりになってしまう。

味の調整は私も失敗しがちな所だ。
分量どおりでいいんだろうが、塩少々でも「少々」の塩梅が中々。
最近は味見を覚えたから多少はマシになってきたが……
やはり、こういった店をやっていると料理も自力でやりたくなるかい?
作れるだけ凄いじゃないかー。
本当に、少々って一体どのくらいなんだろう。僕も常々疑問に思ってるんだ。

う……うん、出せるものなら出したい。
喫茶店といえばさ、出来立てのホットサンドとかメープルをたっぷりかけたホットケーキ
そうそう、ナポリタンも外せないよね!
いつになったら出せるかな……フードメニュー(ちょっと不安げな表情)

あーあ、どうせなら調理が上手くなるギフトが欲しかったよー。
それはいい。
温かいパイは肉でも季節の果物でも美味しいものだし、
少し凝ったデザートの類もあると嬉しい。茶や珈琲にもよく合う。
(考えながら茶を口に含む。脳内に並ぶのは喫茶店メニューの数々)

或いはいっそどこかの店に下ごしらえしてらい、ここで焼き上げるだけにするとかか。
クッキー以上に日持ちしないだろうし、値段を抑えるのは難しくなるかもしれないが。
(難しいものだとぼやきながらクッキーを頬張る。やはり美味しいと少し表情が緩んだ)

ギフトは好きな才能を得られるでもないからな……
そういえば店長が来た元の世界ではそういう、特殊な能力的なものはなかったのか?
料理があればコーヒーや紅茶も、もっと美味しく感じられると思うんだ。
僕、練習頑張るよ!いつかラダさんにも味見してもらいたいし!

それがね、能力も魔法も存在しないんだ。
実力主義の厳しい世界だったのさー。
その代わり、ここよりも幾分便利で住みやすい所ではあったかな。
料理が出来なくたってコンビニって所に行けばいつでも美味しいご飯が買えるんだ!
それは今後が楽しみだ。味見役なら喜んで仰せつかろう。
旅人の店長なら、私が食べたことのない料理が出てくるかもしれないし。

(紅茶でクッキーを飲み下す。ふぅ、と息を漏らして)

話に聞く練達のようなところだろうか、あそこなら店長の故郷と似た部分もありそうだ。
そのコンビニに似た店もあるかもしれない。
……軽食ではない食事が充実しているのなら私もその店、欲しいな。
温かいものを買えるのなら尚良い、きっと常連客になる。
そうだねぇ、練達によく似ているかもしれない。
僕と同じ世界から来た人が居れば可能性はあるだろうねぇ。
聖夜にお客さんとあっちの方へ行く事になってるから調べてみようっと。

ほほー、なるほどー。(キラリと目を光らせ)
そんなラダさんに僕からお願いがありまして…もし、またこのお店に来る機会があればの話だけど
料理の試作第一号を食べて貰いたいんだ。
どうかなっ!?練習はいっぱいするけど、万が一不味かった時はコーヒーもオマケするから!
(チャンスとばかりに必死に頼み込んだ)
そういえば聖夜のイベントごとの告知があったな。
私は一度郷里に帰るから行けないが、練達にはいつか改めて行ってみたいものだ。

(料理の話に少しばかり考えて)
とりあえず、借りた本を返さねばならないかまたここには来るよ。
いつになるかは本当に分からないが、まぁそんなに先の話でもないだろう。

いやしかし、最初から美味しくなくてもいいが不味くはならないように頼む。
珈琲をつけてもらえるのなら多少は頑張るけれど。うん。
……ところでどういうメニューにするか、既に考えていたりするかい?
わあ、ありがとう!君ならそう言ってくれると信じてたよー。
も、もちろん頑張りますとも!期待してくれていいよっ!(若干焦ったようで声が上擦っている)

ああ、それなんだけど……ラダさんの方でなにかご希望のものとかある?
そうだな、好みで言うなら肉や果実類が好きではあるけれど……
喫茶店のメニューらしいもの、というのも詳しくなくてな。
(さてどうしたものかと天井を見つめ)

そうだな、さっき言ってたホットケーキなどはどうだろう。
あれなら食事にも菓子にもなるし、喫茶店らしいメニューなんだろう?

あとは自分の好物を練習するのでもいいかもれない。
どこの言葉だったか、好きなものこそというあれだ。
ホットケーキ!うん、いいね。僕も作りたいって思ってたんだ。
好きな物かぁ……となると、和食かな!わかった、そっちも練習しておくよ。
ふふ、僕が調理するっていうのに何だかワクワクしてきちゃった。
ワショク? 故郷の料理か。
(耳慣れない言葉に小首をかしげ、残るクッキーとお茶を飲み下し)

それは何より。嫌々やっても上達しないだろうしな。
どこかで学べれば一番良いのだろうが、生憎ツテも分からないからなぁ。
(さて、と窓の外を確認すると先ほどの本の後ろからカードを抜き取り)

今小ぶりになっているようだ。すまないがこの本は貸し出してもらえるかい。
読み終わってから、もう一冊と一緒に今度返しにくるよ。
そう、ワショク!僕の故郷の味さ。どんな料理かはお楽しみってことで。
(言いながら手続きを済ませてから、本と一緒に乾かしていた外套を渡し)
良かった、これも乾いてたみたいだ。

お、本当だね。さっきよりは幾分マシになってる。
とはいえこの肌寒さは続くだろうし、今夜は暖かくして寝るんだよ?
ありがとう。それと御代はこれで。
(ぴったりの額と交換のように本と外套を受け取り、すっかり乾いているのを確かめると
 羽織ると同時に本を濡れないようにとしっかり内側へ抱え込んだ)

確かに、今夜は冷え込みそうだ。風邪を引かないようにしないとな。
――それではまた、おやすみなさい。

(ドアから外をチラリと伺うと、一度振り向き挨拶をして
 雨の合間を抜けるように小走りで帰っていった)
おやすみなさい!また今度ね。(ひらりと手を振り)
さてさて、まだお客さんはいっぱい居ることだし頑張らないと……。

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