ギルドスレッド
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海色の箱庭
伏せた瞼で遮られた視界。それ故に敏感になった音への感覚。
砂の擦れ合う音に次いで聞こえてきたのは誰かの声だった。
目を開け振り返るも、夜の闇の中で頼りは月明りのみとなればその姿はぼんやりとしたシルエットしか捉えることが出来ずに、未だその姿をはっきりとは確認できない。
黙ってるのもどうかと思い、ひとまずは声に返答を返す事にした。
「こん、ばんは…?」
誰だろう、とじーっと眺めながらの返答だった為かその言葉は疑問符を浮かべて。
どうやら警戒心はこちらにもないようだ。
砂の擦れ合う音に次いで聞こえてきたのは誰かの声だった。
目を開け振り返るも、夜の闇の中で頼りは月明りのみとなればその姿はぼんやりとしたシルエットしか捉えることが出来ずに、未だその姿をはっきりとは確認できない。
黙ってるのもどうかと思い、ひとまずは声に返答を返す事にした。
「こん、ばんは…?」
誰だろう、とじーっと眺めながらの返答だった為かその言葉は疑問符を浮かべて。
どうやら警戒心はこちらにもないようだ。
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静かに、只静かに、其処はいつもと変わらぬ様に夜に抱かれて波音のハーモニーを響かせる。
『 ―――、― 』
幾重もの星が瞬いた夜空の下、波音のハーモニーに混じって聴こえてきた歌声は静かな夜を邪魔するでもなく、漂うそよ風の様にささやかな子守唄となって浜辺に流れていく。
低い岩に座り、夜空を見上げながら歌うのは海棲の者の尾を携えた少年だった。
少年は歌う。祈りの唄を。
『 星抱き 満ちる夜よ
隠しておくれ 僕の願いを 』
ぱしゃり。尾が叩く海面が小さな飛沫をあげた。
≫≫≫
●1:1RP
●お一人様受け入れ。どなたでも。
●返信速度はマイペースに
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●誰も来なかった場合はそのまま一人で進んでいきます。