ギルドスレッド
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海色の箱庭
(雨の雫を、曇天を眺める瞳は先程とは変わって僅かの興味と新しい知識への喜びを映していて。それでもやっぱり叶う事ならなるべく笑顔でいてほしいけど、と冗談で笑い声に乗せて言葉は零される。晴れの日に逢えたらと耳に届いた声。振り返れば柔らかに微笑む金色の眼がこちらを見ていた)
俺は大抵ここにいるし、また会いたいと思ってくれるならいつでもここに来たらいい。
俺も陸上での話を聞けるなら嬉しいし。…ああ、でも。アンタは太陽の陽射しの下で会ったら眩しそうだな。
(洞窟の暗がりの中でもその流れる白は確かな存在感を放っている。陽の下で会えば、眩しさに目が眩みそうだと思った)
俺は大抵ここにいるし、また会いたいと思ってくれるならいつでもここに来たらいい。
俺も陸上での話を聞けるなら嬉しいし。…ああ、でも。アンタは太陽の陽射しの下で会ったら眩しそうだな。
(洞窟の暗がりの中でもその流れる白は確かな存在感を放っている。陽の下で会えば、眩しさに目が眩みそうだと思った)
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どんよりと厚い雲に覆われた空は陽の光など通すわけもなく、いつもは透き通った海も空の色を映せば暗色を滲ませるばかりで。
しとしとと降り続く雨ばかりが水面に波紋を広げ遊ぶ。
暗い海を泳いだところで何が楽しいと言うのか。
岩肌が抉れ、屋根の様になった海の洞窟。
遊び場のすぐ側にあるその大きな洞窟の中は陸に隣しており、時偶に山奥の方から食料を狩りに来た動物が雨宿りで使っている事もある。
紺青色の髪を揺らす人魚の少年は洞窟の中から止む気配のない雨とどんよりと覆う雲をじっと眺めながら、ひとつ溜め息。
「晴れてなきゃ遊べない…」
暇を持て余したように、尾ひれがぱしゃぱしゃと水面を叩いていた。
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