ギルドスレッド
寂れた庭園
む、何奴!(突如、声をかけられ思わず身構える。声の本人を姿をしばし観察するも、どうやら怪しい者ではない様だと警戒を解き)
失礼した。道に迷い、爺やともはぐれてしまってな。少々過敏になっておった。
しかし藪から棒に話がしたいとな?
ははーん、わかったぞ? これは巷で言う「なんぱ」という奴であろう?
知らぬ者と軽率に話をしてはいかんと爺やにも言われているが、女性の誘いを断っては男子の名折れである。
よい! 歓談を許す!
丁度暇であったしな!
僕の名はレオナルドと言う。して、お主は?
失礼した。道に迷い、爺やともはぐれてしまってな。少々過敏になっておった。
しかし藪から棒に話がしたいとな?
ははーん、わかったぞ? これは巷で言う「なんぱ」という奴であろう?
知らぬ者と軽率に話をしてはいかんと爺やにも言われているが、女性の誘いを断っては男子の名折れである。
よい! 歓談を許す!
丁度暇であったしな!
僕の名はレオナルドと言う。して、お主は?
これは失礼したッス、まずは名前を名乗るべきでしたか。
イルミナはイルミナというッス、最近この庭園を散歩しているただの機械ッス。
……ナンパは主に男性から女性に声を掛けることに使う言葉だと記憶しているッス、この場合は恐らく……逆ナンパッスかね?
ふふ、お暇なら丁度よかったッス、レオナルドさんのお話、いろいろ聞かせてほしいッス!
イルミナはイルミナというッス、最近この庭園を散歩しているただの機械ッス。
……ナンパは主に男性から女性に声を掛けることに使う言葉だと記憶しているッス、この場合は恐らく……逆ナンパッスかね?
ふふ、お暇なら丁度よかったッス、レオナルドさんのお話、いろいろ聞かせてほしいッス!
おお、そうかイルミナというのか。良い名であるな!
しかしふむ、機械か……。多少見慣れたとは言え、僕の世界には機械という物がなくてな。いまいちピンと来んのだが……。
まあ、そこら辺は追々把握していけばよいな。
それよりも僕の話だったか?
ふふん、よくぞ聞いてくれた。
何を隠そう、この僕こそがかのヴァルキュール王国の第14王子である!!
…………とは言ってもイルミナにはわからぬ話だったな。
しかしふむ、機械か……。多少見慣れたとは言え、僕の世界には機械という物がなくてな。いまいちピンと来んのだが……。
まあ、そこら辺は追々把握していけばよいな。
それよりも僕の話だったか?
ふふん、よくぞ聞いてくれた。
何を隠そう、この僕こそがかのヴァルキュール王国の第14王子である!!
…………とは言ってもイルミナにはわからぬ話だったな。
ふふ、ありがとうございます。元のご主人様につけて貰った名前なのです。
ふむ、レオナルドさんの世界には機械は無かったんッスね。……ええ、まぁ、よくわからなくても支障はないはずッス。
おおーっ(ぱちぱちぱち)
……ええ、その、そうッスね。王国の王子という立場が凄いのは分かるのですが。ヴァルキュールという国を知らないイルミナですから、あまり伝わりにくいかもしれないッスね。
(少しだけ申し訳なさげに告げる)
ふむ、レオナルドさんの世界には機械は無かったんッスね。……ええ、まぁ、よくわからなくても支障はないはずッス。
おおーっ(ぱちぱちぱち)
……ええ、その、そうッスね。王国の王子という立場が凄いのは分かるのですが。ヴァルキュールという国を知らないイルミナですから、あまり伝わりにくいかもしれないッスね。
(少しだけ申し訳なさげに告げる)
ほう、主人がおったのか!
という事はどこかの良家にでも仕えておったのか?
(申し訳なさそうな様子を見て更に続けて)
なに、気にする事ではない。
我が国は地の果てにまでその名が轟く大国であるが、それも異世界の話。
知らぬのが当然故な!
という事はどこかの良家にでも仕えておったのか?
(申し訳なさそうな様子を見て更に続けて)
なに、気にする事ではない。
我が国は地の果てにまでその名が轟く大国であるが、それも異世界の話。
知らぬのが当然故な!
(ああ、そうか。と呟いて)ええっと、イルミナの世界ではですね、大体一家族に少なくても一体はイルミナのような機械がいるのが普通だったッス。
なので特別良い家柄だったとか、そういうわけでは無いッスね。
ふふ、レオナルドさんは割り切れているんスね。
しかしそこまでの大国ッスか。そこの王子さまとなると……なかなかこちらの生活には馴染みにくいのでは?
なので特別良い家柄だったとか、そういうわけでは無いッスね。
ふふ、レオナルドさんは割り切れているんスね。
しかしそこまでの大国ッスか。そこの王子さまとなると……なかなかこちらの生活には馴染みにくいのでは?
なんと、一家に一人イルミナとな!?
それはつまり、そういう身分社会であるという事か?
ああ、いやしかし、聞き齧った話ではあるが、機械というのは人が生活を楽にするために作るものだと聞く。
無礼を承知で訊くが、イルミナもそういった目的で作られたのか?
うむ、やはり身一つで呼ばれただけあって食事にも難儀する生活には少々戸惑う。
まあ、これも人生経験のうちだと思えば存外楽しめるものよ。
一人で飛ばされてきた訳でもないしな!
それはつまり、そういう身分社会であるという事か?
ああ、いやしかし、聞き齧った話ではあるが、機械というのは人が生活を楽にするために作るものだと聞く。
無礼を承知で訊くが、イルミナもそういった目的で作られたのか?
うむ、やはり身一つで呼ばれただけあって食事にも難儀する生活には少々戸惑う。
まあ、これも人生経験のうちだと思えば存外楽しめるものよ。
一人で飛ばされてきた訳でもないしな!
ええ、まぁ、身分制度と言いますか、そういうモノと言いますか……機械ッスからね、人と違って増やすだけならすぐに作れてしまいますから。
無礼だなんて、そんなことは無いッスよ。遠慮は必要ないッス!そうですね、イルミナは……もとい、イルミナのタイプは家事から護衛までなんでもこなせるように出来てるッス。
なかなか逞しいメンタルをお持ちのようで……でも、困難な状況も苦にせず、むしろ楽しめるというのは強みかもしれないッスね。
……ん、一人では無いのですか?同じ世界から一緒に飛ばされてきた方がいらっしゃるんスね。それは良いことッス!
無礼だなんて、そんなことは無いッスよ。遠慮は必要ないッス!そうですね、イルミナは……もとい、イルミナのタイプは家事から護衛までなんでもこなせるように出来てるッス。
なかなか逞しいメンタルをお持ちのようで……でも、困難な状況も苦にせず、むしろ楽しめるというのは強みかもしれないッスね。
……ん、一人では無いのですか?同じ世界から一緒に飛ばされてきた方がいらっしゃるんスね。それは良いことッス!
む、それほど迄に簡単に数を増やす事ができるのか?
それは素晴らしい事だ。数が増えれば国も大きくできる事だしな!
いやまあ、多すぎたら多すぎたで弊害はあるが……。何にせよ、ざっくばらんに把握した!
家事から護衛までとはイルミナは多芸であるのだな!
実を言うと、世話係の爺やと共に飛ばされてきてな。
世話をされているのか、しているのかわからぬ時があるが、アレはアレで使える男でな。色々と助かっておる。
それは素晴らしい事だ。数が増えれば国も大きくできる事だしな!
いやまあ、多すぎたら多すぎたで弊害はあるが……。何にせよ、ざっくばらんに把握した!
家事から護衛までとはイルミナは多芸であるのだな!
実を言うと、世話係の爺やと共に飛ばされてきてな。
世話をされているのか、しているのかわからぬ時があるが、アレはアレで使える男でな。色々と助かっておる。
そうッスね、割と量産は効く方だと思うッスよ。
ふふ、把握できたのならよかったッス。レオナルドさんは聡明な方ッスね。
多芸……と言えば多芸なんですかね。
じいや……やはりこう、白いお髭で、眼鏡とか掛けているものなんスかね?
助け合いは良いことッス、じいやさんを大事にしてあげてくださいね?
ふふ、把握できたのならよかったッス。レオナルドさんは聡明な方ッスね。
多芸……と言えば多芸なんですかね。
じいや……やはりこう、白いお髭で、眼鏡とか掛けているものなんスかね?
助け合いは良いことッス、じいやさんを大事にしてあげてくださいね?
そうであろう、そうであろう!
僕は聡明であるからな、この程度すぐに理解できるというものだ!
まあ、爺やの見た目に関しては概ねその様なところであるな。
うむ、助け合いどころか足の引っ張りあいばかり多い気もするが、それでも一人よりは幾分マシであろうしな!
僕は聡明であるからな、この程度すぐに理解できるというものだ!
まあ、爺やの見た目に関しては概ねその様なところであるな。
うむ、助け合いどころか足の引っ張りあいばかり多い気もするが、それでも一人よりは幾分マシであろうしな!
流石ッス、これは次期王様間違いなしッスね!
(よいしょしつつ )
おお……まさにじいやと言った様相……!
ふふ、それはそれで楽しそうッス。
(見ている分には、と小さく付け足す)
(よいしょしつつ )
おお……まさにじいやと言った様相……!
ふふ、それはそれで楽しそうッス。
(見ている分には、と小さく付け足す)
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最近、この庭園で独りのんびりと過ごすことが多い……のだが。
今日はどうやら、他にもお客さんがいるらしい。
庭園に未だ咲く花たちの集まる花壇の前。もはや日課となった庭園の見回り中に人を見つけた。
ふむ……カオスシード。いや、ウォーカーの男の子だろう。
柔らかそうで、触れたらさらさらと気持ちよさそうな金色をした髪の毛が目を引く男の子。
ああ、おとぎ話の王子様……というのはあんな感じだろうか、彼が成長したらよりふさわしそうだ。
……などと考えながら歩み寄って、声を掛けてみる。
「あの、こんにちは。少しお話しませんか?」
……さて、どんな話ができるだろう。