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寂れた庭園

ウォリアさんと

ここは庭園。私はイルミナ。
最近、この庭園で独りのんびりと過ごすことが多い……のだが。
今日はどうやら、他にもお客さんがいるらしい。

今日のお客さんは……おや、あれは確か……

「……ウォリアさん!こんなところで会うなんて奇遇ッスね!」

……さて、どんな話が出来るだろう?

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(数多の戦いを経る中で、幾度と無く同じ戦場を駆け…さりとて、隣にあるわけでは無く。ただ奇妙な混沌の縁にて引き合う己と他と言う存在。彼女が己を記憶するのは、如何なる縁からだったか。死人を刻み、大脱出を試みたあの一頁からか)

(眼に当たる部分から燃え立つ炎は揺らめくが、その感情そのものは存在しているのか怪しい。イルミナが輝く様な少女の笑顔を見せれば、手を挙げて応えるくらいはするだろうが)

「…?オマエの所領では無い、か。…深くは問うまい。人を呼び話をするも、ただ静寂に憩うも、オマエと縁を結ぶ者次第だ」

(鎧は滅多に人が来ない、という言葉を「自嘲」と取ったものか考えている。「きみ」と何を話すべきか、何か話題を切り出してほしいようだ)

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