ギルドスレッド
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月夜二吼エル
遅くなっちまってすまん!回答感謝だ。
ふむ、成る程…参考にさせて貰いながらプレイングを練るぜ。
(復讐を果たしても死ぬ、悲しい結末の物語だなァって思った。そう言うシチュ好きだけど!)
あ、悪いなァ。他にも聞いておきたい事が。
プレイング送る時に、持っていくスキルも記載した方が良いか?
今選択して無い所持スキルを持って行きたい場合はどうしようかなってなったンだ。依頼によってころころ変えちまうんで。
ふむ、成る程…参考にさせて貰いながらプレイングを練るぜ。
(復讐を果たしても死ぬ、悲しい結末の物語だなァって思った。そう言うシチュ好きだけど!)
あ、悪いなァ。他にも聞いておきたい事が。
プレイング送る時に、持っていくスキルも記載した方が良いか?
今選択して無い所持スキルを持って行きたい場合はどうしようかなってなったンだ。依頼によってころころ変えちまうんで。
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言うなれば、普段のシグが纏う、どこか人をからかったような――そんな雰囲気がなく、ただ、ドロッとした怨念が渦巻く、そんな空間だった。
ただ壁だけがあるその空間。四方の壁の血痕が、そこで或いは行われたかもしれない行為を指し示す。
このような空間を根城とする者が、「まともな」者である筈もまた無く。来訪者たちに背を向けた状態で、スーツの男は立っていた。
その目の前には、縛られたまま床に座る少女。これもまた背中を来訪者たちに向けており、その表情は伺い知れない。
声が、響く。
「……死ぬ気になりましたか?」
投げかけられる問い。どうやら来訪者たちは、相当この者に恨まれているらしい。
口調こそ平坦だが、そこに含まれる殺意までは隠しきれていない。
「それとも…娘を犠牲にしてまでも、生きるつもりでしょうかね? ――そちらの方が、貴方らしいと思いますが」
――彼は、微動だにしない。ただ言葉を紡ぐのみ。
だが、一歩、来訪者たちが踏み出すと同時に、目の前の地面に斬撃痕が刻まれる。――まるで、何か見えない剣でも飛んできたかのように。
直後。静止して動かない男の後ろから、今回の「仕掛け人」――シグの姿が現れる。
「――これは私が、はるか昔に見聞した、『とある御伽噺』――悲しい復讐者のお話、その最終局面である」
男の方に目をやる。
「全てを失い、復讐のみにその身を捧げた男は、『魔剣』と契約し、『人生』を代償に『幻術』の知識を魔剣から手に入れた。――その力を使い、彼は仇に――最大の復讐を試みたのさ」
その姿は剣に変わり、そしてどこかへと消える。これも、『幻術』の一環だろうか。
「君たちの勝利条件は、男の『敵』の役として、人質の娘を救い出し、この場から脱出する事。男自体の生死は問わない。ああ、ちなみに私はこの事件の顛末を全て『知っている』。けれど――」
声は、虚空から響く。それは先ほどの男の声と同質。
「――ネタばらしをしてしまえば、それはそれで『面白くない』。だが、この事件の背景を知らなければ、ここのギミックを解くのは困難である可能性がある」
声が何処から来ているかは不明だ。或いは、この空間自体に、スピーカーでも仕掛けられているのか。
「直接核心に迫る質問――例えば、『男が仕掛けたギミックの正体』等は答えられないが。それ以外の質問には、可能な限り私が答えよう」
そして、思い出したかのように――
「ああ、幻想投影のルールは相変わらずである。但し、質問フェイズには起動できない――つまり、起動可能なのは『戦闘開始』から3ターンだ」
その声は、新たな『知識』への期待に満ちていて。
「――さて、楽しませてくれたまえ」
補足説明:
・参加者には各自、600文字のプレイングを書いて頂き、それをシグがシナリオ(リプレイ)として構築しなおす、と言うお遊びです。
・とりあえずのプレイング締め切りは6/15とします。プレイングはシグにメッセージとして送ってください。
・質問はこのスレッドで。シグは事件の顛末を知っている為、答え自体は知っていますが、直接「核心」の部分に繋がる物については「話したら面白くない」として回答を拒否する可能性もあります。ご了承ください。
・特殊システム【幻想投影】(メモリア・プロジェクション)については、以下の通り。
シグがこの部屋に施した仕掛けで、彼が過去の「記憶の再現」に使っているシステム。
使用者が『旅人』であれば、その過去の力の一端を再現する事が可能。
逆に使用者がこの世界の種族であれば、己の信念等に基づいた『能力』を行使可能。
但しシステム自体の出力に限度がある為、余りに大規模だったり超越的な能力(世界を滅ぼす等)は再現不可能となる。
(要はキャラクター設定に基づいた任意の能力を、例えスキルとして習得してなくても使用可能になります。
解禁はゲーム開始より3ターン後。持続時間も、最初の使用から3ターンとなります)