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月夜二吼エル
そうだな。平穏で無事な事、それが一番だ。
姉上も、依頼に行く時は気を付けてな?死と隣合わせだからね。
(姉と慕う彼女が何を思っていたのか──己には知る由もない。だから、これは只の偶然に過ぎない。
じぃっと金色の双眸を見据えながら告げる。)
姉上が謝る必要はないさ。違う、これは俺の問題だ。
(違う、姉上は悪くない、と彼女の肩に触れようと伸ばした片手は途中で勢いを無くして。中途半端な所で宙を彷徨ってはゆっくりと降ろされる。)
間違いなく、俺とアイツは似ている。同じ血なんだ。
(テアドールの記録を思い出す。悪戯でボヤ騒ぎを起こしても、研究には真摯。美しい景色を愛し、ひねた物言いをする男。否定出来ぬ程に“同じ”なのだ。)
…重ねない様に、気を付けるが。
ずっと伸ばしてるのか。願掛けとか?
俺も昔は髪を伸ばしてたンだ、妹とお揃いで。
今度さ、櫛で梳かして良いかい?妹がやってくれてたンだよ。だから、ちょっと憧れてた。
(妹がやってくれていたみたいに、と告げる表情は柔らかく。)
んー。苦手なのは不味く感じるぞ?
血液も一緒。不摂生な奴とか性根が腐ってる奴のは不味い。それでも、必要だから飲むが。
(依頼で殺した悪人…生きる為に啜った、その不味い血液の味を思い出したのだろう。寄せられた柳眉、眉間の皺は深まって。)
…悪い事、一杯してるぞ?
肌に刺激があるのかー。
でも、綺麗になれるなら気になるぜ。柚子以外にも何入れたりするのか?
勝負事!!なら、負ける訳にはいかんなァ。魚釣りでも!!
姉上も、依頼に行く時は気を付けてな?死と隣合わせだからね。
(姉と慕う彼女が何を思っていたのか──己には知る由もない。だから、これは只の偶然に過ぎない。
じぃっと金色の双眸を見据えながら告げる。)
姉上が謝る必要はないさ。違う、これは俺の問題だ。
(違う、姉上は悪くない、と彼女の肩に触れようと伸ばした片手は途中で勢いを無くして。中途半端な所で宙を彷徨ってはゆっくりと降ろされる。)
間違いなく、俺とアイツは似ている。同じ血なんだ。
(テアドールの記録を思い出す。悪戯でボヤ騒ぎを起こしても、研究には真摯。美しい景色を愛し、ひねた物言いをする男。否定出来ぬ程に“同じ”なのだ。)
…重ねない様に、気を付けるが。
ずっと伸ばしてるのか。願掛けとか?
俺も昔は髪を伸ばしてたンだ、妹とお揃いで。
今度さ、櫛で梳かして良いかい?妹がやってくれてたンだよ。だから、ちょっと憧れてた。
(妹がやってくれていたみたいに、と告げる表情は柔らかく。)
んー。苦手なのは不味く感じるぞ?
血液も一緒。不摂生な奴とか性根が腐ってる奴のは不味い。それでも、必要だから飲むが。
(依頼で殺した悪人…生きる為に啜った、その不味い血液の味を思い出したのだろう。寄せられた柳眉、眉間の皺は深まって。)
…悪い事、一杯してるぞ?
肌に刺激があるのかー。
でも、綺麗になれるなら気になるぜ。柚子以外にも何入れたりするのか?
勝負事!!なら、負ける訳にはいかんなァ。魚釣りでも!!
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小さく可憐な青い花が群生し、まるで見渡す限りの青の絨毯の様に…遥か彼方まで広がっている。
青く澄んだ空の青と、瑠璃唐草の花の青。そして、遥か遠くに覗く水平線の青。三種の青が複雑に絡み合い独特のコントラストを生むだろう。
そんな美しい光景の中、品ある黒髪の女性を「早く、早く」と先導するのは…銀髪に金銀妖瞳の吸血鬼だ。
吸血鬼は日差し避けで目深に外套のフードを被り、ずんずんと先へと歩みを進めていく。いつもの様な気配を圧し殺した歩みでは無く、その靴音は何処か軽やかで楽しげでもある。
「中々、この花が群生してる場所はなくてな。漸く見付かったンだ。」
「…どうしても、姉上にこの光景を見せたかった。」
青い絨毯の真ん中まで辿り着いた女は、くるりと『姉』と慕う女性の方を振り返り。
吹き抜けた風が外套のフードを退けて、現れた銀糸の髪がふわりと風に踊るだろう──
(/蜻蛉様とレイチェルのRPスレです。置きレス形式。期間は話のキリの良い所まで。宜しくお願いしますー!)