ギルドスレッド
スレッドの一部のみを抽出して表示しています。
月夜二吼エル
【○/○】(彼の前から逃げ出したあの晩。独り煙管の煙を燻らせる。己が紫煙に頼る様になったのは何時からだろうか。無念を遺した魂を空へ送るようにーー黎明の空へ細く昇る煙を見つめて。今宵も霊魂の囁きに耳を傾けるだろう。ぎり、と血が滲む程に強く唇を噛み締めて。)
…俺が過ちを犯している、そんなのとっくの昔に知っていたさ。正論で全て片付くなら、そもそも俺みたいな存在は生まれない。
(己が身を苛む飢餓感。普段は抑えていたそれ。満たされぬは身体か心かーー)
…俺が過ちを犯している、そんなのとっくの昔に知っていたさ。正論で全て片付くなら、そもそも俺みたいな存在は生まれない。
(己が身を苛む飢餓感。普段は抑えていたそれ。満たされぬは身体か心かーー)
キャラクターを選択してください。
- « first
- ‹ prev
- 1
- next ›
- last »
廃墟と化した館の主の部屋であるが、他の個室や客室と変わらぬ間取り。
ボロボロだった所を辛うじて住める状態まで修理した故に…歩く度に木目の床が軋む。
部屋は散らかり放題、積み上げられた本の山は今にも崩れそうな状態だ。厚手のカーテンは昼夜問わずにぴっちりと閉めきられている。
(呟き所)