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月夜二吼エル
……洗濯は、籠が一杯になったら纏めて一気にやってる。流石にな、洗濯はするぞ?
あー…そろそろやらねぇと…。
(この吸血鬼、生活能力は皆無に等しいーー気怠そうに項へ右手を添えては一言。次にクローゼットを開けるも…その瞬間、支えを失った洗濯籠が倒れて床に中身が散乱して。)
その誤りを見抜き、取捨選択してこそだろうなァ。そう言った面で見れば…俺達みたいに時の流れから切り離されちまった身体は便利だ。実際に経験出来る数が圧倒的に違う。
(化け物と化した今、老いはヒトよりも遥かに緩やかで。昔を懐かしむ様に双眸を細めよう。)
ま、其れを除いても本は好きだ。
あー…そろそろやらねぇと…。
(この吸血鬼、生活能力は皆無に等しいーー気怠そうに項へ右手を添えては一言。次にクローゼットを開けるも…その瞬間、支えを失った洗濯籠が倒れて床に中身が散乱して。)
その誤りを見抜き、取捨選択してこそだろうなァ。そう言った面で見れば…俺達みたいに時の流れから切り離されちまった身体は便利だ。実際に経験出来る数が圧倒的に違う。
(化け物と化した今、老いはヒトよりも遥かに緩やかで。昔を懐かしむ様に双眸を細めよう。)
ま、其れを除いても本は好きだ。
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廃墟と化した館の主の部屋であるが、他の個室や客室と変わらぬ間取り。
ボロボロだった所を辛うじて住める状態まで修理した故に…歩く度に木目の床が軋む。
部屋は散らかり放題、積み上げられた本の山は今にも崩れそうな状態だ。厚手のカーテンは昼夜問わずにぴっちりと閉めきられている。
(呟き所)