ギルドスレッド
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月夜二吼エル
(すん、と僅かに鼻を鳴らすーー鼻腔を擽るのは食欲をそそる肉の焼けた匂い。革装幀の本…その頁を捲る指の動きが止まる。文字の羅列へと落としていた視線を上げれば、金銀妖瞳に映るのは同居人の一人である“魔剣”だ。部屋の主は口角を緩やかに吊り上げて応える。)
…おう、わりぃ。丁度腹も減ってるし、頂こう。
しかし…すっかり、オカンだなァ。
…おう、わりぃ。丁度腹も減ってるし、頂こう。
しかし…すっかり、オカンだなァ。
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廃墟と化した館の主の部屋であるが、他の個室や客室と変わらぬ間取り。
ボロボロだった所を辛うじて住める状態まで修理した故に…歩く度に木目の床が軋む。
部屋は散らかり放題、積み上げられた本の山は今にも崩れそうな状態だ。厚手のカーテンは昼夜問わずにぴっちりと閉めきられている。
(呟き所)