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ギルドスレッド

Dining Bar 黄鮫亭

壁側8番テーブル

店の隅、他のテーブルよりも幾分豪華な作りのテーブルと椅子が鎮座する『8番テーブル』

そこは店主、関係者などが交渉や面談などを行うために用意された特別なテーブル。

いつでも使って構わないが、ご利用は計画的に?

■ロールプレイ用スレッドです。
■黄鮫亭関係者らと業者などの交渉、話し合いなどのロールプレイ用にどうぞ

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……ソーダネ。
(ちょっとめんどくさくなって適当に肯定してから四本目を開けた。)
まー、実はちょいちょい持ちかけられてるんだよなー。入れ替わり。
(と、呑気にとんでもないことを言ってみたり。)

最低限の資金は必要だわな。それ以上持つと晴明が賭けに使いそうだし。
(ビールに口をつけようとして、国の名前を聞いてピタリと止まった)
よりにもよってあのめんどくさそうな所かよ。あそこってあれだ、カミサマ至高主義だったろ?大丈夫か?……土産ぇ?
(心配からか普段より早口になっている。相手の『土産』という言葉を聞いてその勢いは緩やかになって)
……無事に帰ってきてくれりゃそれでいい。(ぶつぶつ消えそうな声で呟いてから恥ずかしさを誤魔化すように酒を煽った)

じゃあ自他共に称される温厚さんを目指そうかね。
あ、ユディトが入ってるときはノーカンな。

へーぇ、ってことは俺らが本になるってことか。
……ナンデ?(意味がわからなかった)
(言いたいことがあったのだろう、と言われれば)
いやー、お前のとこの『ボス』のお陰で色々思い出しちゃったじゃん?
思い出したことは全部言うって約束をしてた手前、どっかで話さなきゃいけないかー、っていうのと
別にここじゃなくてもいっかー、っていうのと、
……別に言わなくてもいいかー、って。
(視線が明後日の方向へ向いている。)
よし、捨てよう。今すぐ海洋の大海に。
(半分冗談で半分本気の口調で告げた)

えぇ、いいじゃねぇの趣味くらい。ちょっと賭けてちょっと儲けるだけさ。なぁ?
(行き先に驚いた様子の相手へ安心させようと笑みを向ける。ビールに口をつけて喉を潤した。)
カミサマ至上主義“だから”行くんだよ。
商売をする上でニーズの分かりやすい国ほど儲けやすい国はない。ほかの商人は煙たがって傭兵のバザーとかに行くみたいだしな。
需要のある物を下調べして、幻想でこさえて売りに行くんだ。今回はその下調べさ。

……オッケー、それじゃ土産は俺な!
楽しみにしといてくれよ?(照れる相手の頰へ口付けを落とそうと顔を寄せた)

気になるねぇ、温厚なリチャードの隠されたヒ・ミ・ツ。言っちまえよ、酒の席は無礼講だろ?何でもまぁ大丈夫だろ。
やーだよ。貰っちゃったあとは貰ったヤツのものだ。つまり俺のもの~
(機嫌よく鼻歌を歌っているとなんだか聞き捨てならない言葉が聞こえてきた気がした)
さっき大儲けっていったよな。
(大儲けはちょっと、なのか?思わず真顔で考え込む)

お前なりに考えてんのな。……まぁ、今回は引率いるし大丈夫か
でも無理はしないでくれよ?
(相手からの口付けを受けとると自分も同じように相手へ口付けをして)

ヒミツってほどでもないだろ……多分。
(困ったように眉尻を下げてがしがしと頭をかきながら)
んー……、じゃあ話すわ。

まず俺の名前。あいつ……あの麦わら帽子のがいってた事は正しくて、本当はリチャードって名前じゃない。
本名は……まぁ、うん、ふざけてるようだけどベルウッドってのが正しい。

実家はちょっとした金持ちというか、資産家だったんだ。母さんが資産家の娘で、父さんは学校の同級生とかで恋愛結婚だったらしい。
よく切れる包丁ならまだしも、よく手が切れる包丁は身にあまりすぎるだろ。
……仕方ねぇなぁ。今度でいいから、ちょっとユディトと話をさせてくれ。
(あの異端に対する執着になにか理由があるのかもしれない。ぼんやりとそう思いはじめた)

付き添いにベルナルドっつう奴が来てくれる予定だ。そいつ天義で画家やって他らしいんだけどさ、今は絵が描けねぇみたいで。昔を思い出してまた描けるようになって貰いたいのさ。(そうすれば俺が絵を売りさばいて大儲けよ、なんて思っていたりする)

ベルウッド……。ノゥカの話は本当だったって事か?ならこれからはベルって呼んだ方がいいかね。

……。(ぽつぽつと話される過去に相槌を打ちながら聞く。と同時に、そんな理想の結婚をした二人が今は亡いと聞いていたので一抹の不安を覚えた。)
それで結ばれて、息子も出来て……いい話しだよな。
ユディトと?まぁいいけど……喧嘩とかするなよ?
多分怪我するの俺だし

ほー、画家ねぇ……。
……なんつーか、人がいいよなお前
(相手のやましい感情など少しも感じとれず、素直にそんなことを呟いた。)

ノゥカ……あぁ、そういやそういう風に名乗ってたっけアイツ。
呼び方は何でも構わないけど、そうだな、本名で呼ぶならそれがありがたい。
“リチャード“については…とりあえず今度謝りにいくから、それ次第かね。
(ノゥカ(リチャード)が目くじらを立てて怒るなんて図は想像できないけど)

……そこまでは、な。
前に言ったよな、俺の人生のなかでターニングポイントと呼べるものが三つある。そのいずれもが『死』に関係することだって。
父さんも母さんも死んで、俺は母さんの弟…伯父さんの家に引き取られた。
良くして貰ったけど、三年くらいして、知ってしまった。
父さんと母さんを殺すように仕向けたのは伯父さん夫婦だった。
(最後の方の声は震えている)
相手の出方によるな。ぶっちゃけ向こうがやる気だろうし。

リチャードほどのお人好しじゃねぇさ。
(魂胆に気づかない様子に目を細めて呟いた)

あの挑発的なクソガキに謝る必要なんてあるのか?たしかにベルが奴を殺したって負い目はあるかもしれんが、友人らしからぬ悪い態度だっただろ。それでチャラじゃねーの。
(挑発してもローテンションだったノゥカを思い出す。苦手意識で眉を寄せた)

……。世の中、身内も含めてクソばかりだな。
(知った時のリチャードの心情は言わずもがなだ。励ますように相手の震える手に自分の手を重ねて労おうとする)
辛い道を歩んできたんだな……。
お前が喧嘩腰ならこっちも喧嘩腰になるさ。
俺は平和的な会談を強く望むぞ。ユディトには俺から言っておくから。

んー?そうか?…ってかお人好しって。
(よく分からない所が引っ掛かったようで抗議の構え)
せめていい人、ってとこにしてくれないかね。いやそれも不本意なんだけど

それでもなぁ……親友だったというか、家族みたいな存在だったから……
(先ほど抗議したにもかかわらずお人好し炸裂である。)
あいつの態度よりも俺の行いの方が罪は重いと思うんだ。だから、あいつと直接話をして……和解するまでこの思いは消えない。
(だから、ごめん。と、解き放ったのは誰に向けての謝罪か。)

(握った拳に人肌の温もりを感じて見つめるといつもの彼がそこにいた。)
……ありがとう、でもお前ほどじゃないさ、ターフェアイト。
(彼には彼なりの苦しみが合ったのだろうと、理解はできてもすべてを知ることはできない。
そういって曖昧に笑うしかできなかった。)
さぁて、ここでクイズだ。
俺の人生のターニングポイント、ひとつは親の毒殺、もうひとつは親友を殺してしまった。
さて、あともうひとつがなにかわかるかな?
……ま、わかったところで特に景品はないんだけどさ。
(謎のクイズを陽気に出題してから五本目の缶ビールを景気よく開けた)
相手は天義をまんま人格にしたような相手だぜ?
まぁ……相手がレディだと思って紳士的にするように努めるさ。
女性には例外を除いて手を挙げないのが俺のポリシーだ。

よし、じゃあ訂正しよう。俺を夢中にさせて離さない罪なお人だよベルは。……なんてね。

(リチャードとノゥカの関係を聞くと、少し眉間に皺が寄る。
怪訝さからというよりは、物理的な痛みに耐えるような雰囲気だ。)
親友……か。あそこまでされても仲直りがしてぇなら、俺はベルの意見を尊重する。
だが、気をつけて臨んだ方がいいぜ。相手がベルに何故思い出して欲しかったのか。……あそこまでヒネた言い方をしてる以上は、怨恨によるものって可能性もある。
万が一の時のためにユディトか俺を側に控えさせて話し合いな。
俺ァただ、流れに身を任せて生きてきただけさ。
これまで生き残れたのもある意味悪運だし、ギャンブルは……まぁそこそこな実力の分、そこはとりわけ強ぇのさ。
(ギャンブルが弱いのを自分で認めかけ、無理やり評価を持ち上げた。後ろめたさから視線を重ねた手に落とし、ごまかすように軽くさする)
まっ、生きてりゃいい事が必ず起きる。俺とベルとの出会いみたいに。
過去が不幸だろうと、今幸せなら勝ち組ってね。

(唐突にはじまったクイズに目をぱちくりさせ、不意打ちを食らったようにあわあわと慌てながら)
んん!?……ターニングポイント、ねぇ。
身の回りっつったら、兄弟姉妹とか……、

ドクター松庭?
(あの人なら死んでも自分を手術しそうとか思ってしまった)
ふふっ、(言い得て妙だ、とすこし笑った)
まぁ本当に女性人格かもしれないしな。

んー、及第点。(照れ隠しか短くそう評価してぽすぽす肩を叩き)

考えすぎだって。なんならお前も一緒に来るか?
聞きたいことの二つ三つあるだろ?
ユディトはー、まぁ、握りながら行くつもりだけどな。
(危機感を感じていない、呑気な返事である。良くも悪くもこの程度では人を憎めないのだ。)

運は味方につけてなんぼさ。悪運だってなんだってな。
(パチリとウィンクをひとつ。)
でもまぁ再三言ってるけどギャンブルは程々に頼むぜほんと。

残念ながらセンセーは関係ねぇなー。
正解は、……伯父さん夫婦を殺した。俺が、自分の意思で、だ。

両親が死んで、引き取り先の伯父さん夫婦を殺して、独り身になって施設で生活するようになった。
施設で初めての、最大の親友になったあいつを殺してしまった。
……これで、みっつ。
それなら女の子らしい体を与えてやってもいいんじゃねぇか……って思ったが、うちのボスがエブリデイ襲撃されそうだな。

リチャードに俺の甘ったるい誘い文句は効かないことが最近分かってきたからな。及第点が取れんなら上々さ。
(肩を叩かれながら、肩をすくめてみせる)
そうだなぁ。会いに行く時は一緒に行こう。部屋の外で待機でもいいからさ。過保護な恋人を許してくれよな。

……俺が賭博好きなのは、自由になって初めて知った娯楽だからってのもあるが、
自分が生きてる事を実感出来るから、かもな。身を削る生き方を止めたいとは思ってるが、ほかにやりたい趣味もねぇからなぁ。
(常に生死と隣り合わせだった日々を思い出す。テーブルに肘をついて窓の外を見上げた。ふぅとアンニュイなため息が漏れる)

因果応報、報復なら仕方ねぇ。誰かを殺す奴は誰かに殺される覚悟があって当然だ。
……しかし、ノゥカの件は腑に落ちないな。なんで殺した?
そもそも体をやるとか、どうするんだ。人形でも買ってくるのか?
(不思議そうに尋ねたがあの場所で見た『ネズミ』はぬいぐるみだったような。出来ないわけではなさそうである。)

完全に効いていない訳ではないぞ。照れるだけ。
(思わず真顔で答える。こういうところが『効かない』と言われる要因なのだろうけれど。)
別に過保護だとは思ってないさ。
あんまり親に過保護にされた覚えがないしな。
…側に、いてほしい、し?
(言ってて恥ずかしくなったのか顔を背けた)

うぅん。新しい趣味作りとして試しに料理とかやってみるか?
最初は目玉焼きとかから始めたりさ。

あいつ、の、死因。
……ハウスの…、叔父さん達がいなくなって、身寄りがいなくなったから行くことになった施設のセンセイがさ、誕生日だったんだ。
あいつと二人で、山の麓に生えてるセンセイの好きな花を採りにいって、それで
……丁度崖に差し掛かったところで、あいつを突き飛ばした。
まさにその通りだ。確かランベールの仲間の……なんだっけ……『たぬき』がそんな感じのぬいぐるみだったろ。
(ネズミにたぬき。どこからか本人の怒号が飛びそうだが、思い出そうとするほど記憶にモザイクがかかっていった。顎に手をあて首を傾げ)
……『ナマケモノ』だったかな?

本当にそうかぁ?まー俺の言い方は誤解される節があるみたいだから、それくらい鈍感力が働いてる方が丁度いいのかもしんねぇけどさ。
(やっぱり真顔なので効かないと思っていたりする。呑気にビールへ口をつけていたが、次がれた言葉にこちらも頬を赤らめ硬直してしまい)
~っ……!今のは不意打ちすぎるだろ……!
俺も仕事がなけりゃ、四六時中リチャードと一緒にイチャイチャしてたいとは思ってるさ。
ちょうど人をダメにしそーなクッションも依頼先で貰ったからな。
(ピンク色でもちもちしたスライム型クッションを取り出す。依頼で貰ったイヌスラクッションだ。
顔の下半分を隠すようにぎゅっとクッションを抱きしめて俯き)

料理かぁ。いいね、リチャードの隣に立って手伝えるなら、悪くねぇかも。

……。
(「魔がさしたのか、あるいは"境界"を超えたか。」
人殺しを一度身体が覚えてしまえば、抜けきらない場合もありけりだ。
様子をうかがうようにじっと上目遣いで見つめ)
それを境に記憶をなくしちまったのか?
まぁ、どうでもいいや。
(他人……人?の事など一々覚えていられなかった)

ははは、まぁこれでお互い様ってことで……なんだそれ。
(見たことのないクッションに興味津々である。)

うし、じゃあ今度一緒にキッチン立つか。
どんなの作りたいか決めといてくれよ。

多分。怖くなってその場から逃げ出したのは覚えてる。
だけど其処のところがまだ曖昧でさ。何で突き飛ばしたのか、思い出せないんだよな。
……本人に聞くのが一番手っ取り早い気がする。
そうだな、どうでもいいか。
(どこかでキィキィがなるイタチの声が聞こえた……かもしれない)

こないだ行った依頼先でお礼の品にってもらったクッションだよ。
イヌスライムっていうモンスターの形をしてるんだぜ。(もちもちな感触のクッションをリチャードの前へ差し出してみる)

どんなの、どんなのっつわれてもなぁ。俺は料理に詳しくねぇし……。
フランスパンを使った料理でいいやつねぇか?

……なるほど、ね。
(はじめてリチャードが記憶に揺らぎを感じたきっかけ。その時の事を思い出していた。
それと同時に、相手の発言に幾つかの疑問が生まれる。
軽く顎をさすりながら)
果たして素直に教えてくれるかねぇ?
イヌスライムぅ?へー。……おぉ。
(手を伸ばして触れると手触りのいい布のそれに思わず感嘆の声が漏れた。)

フランスパン?ガーリックトーストとかフレンチトーストとかブルスケッタとか……
んー、パッと思い付くのは簡単なやつばかりだなぁ……。

さぁ?どうにしても聞いてみないことには分からんし。
……なにか気になることでも?
本物のモンスターの方を駆除しに行ったが、そっちもひんやりしてて触ると気持ちよかったぜ。
(人懐っこかったしなぁと思い出して懐かしむ)

簡単なやつでいいさ。初心者なんだからさ。丁度美味しいフランスパンを売ってくれる奴と顔を繋いだんだ。

いやぁ……前にノゥカに、何でベルを苦しめるのか聞いた時に言ってたからさ。
「思い出してほしい」って。
へーぇ。なんだか見てみたくなったぞ。
もしどっかで見つけたら捕まえといてくれや。
(無茶ぶりだった)

うまいフランスパン。へぇ。パン屋か何かか?

……その『思い出して欲しい』ってあいつの事を忘れてたことに対してだろ?
それのどこが気になるんだ?
懐きやすくて餌をあげるとついて来るらしいぜ?
俺たちの住処はにゃんこまみれだからより付かなそうだけどな。

パン屋と言っていいのか分からんが、そんな感じだ。
ギフトでフランスパンが出せるんだとさ。

気になるところはそこじゃなくてだな。
……。
(最初にリチャードが記憶を取り戻したきっかけは、血の匂いだ。
崖から単純に突き飛ばしただけなら深さ風向きもあるが、印象がつくほど強く香るか疑問である。
伯父伯母殺害が記憶喪失のきっかけでもなさそうなので、真実を知ればまた思い出した直後のようになるのではと密かに心配していた)
何があっても、俺が守ってやる。
通称『猫目通り』だもんなぁ、あそこ。
うちの周りは特に多い気がするんだけど……もしかして晴明に釣られてんのかな。
(などと軽い冗談を叩きながら)

へー、変わって……ねぇな、俺も似たようなものだったわ。
(フランスパンを出せるという存在とキャンディが出てくる自分。なんだか他人のような気がしなかった。)

ん?
(他にどこが気になるのだろうか、等と思考を巡らせていると次いで出た言葉に)
んん?どうしてそうなるんだ?
(わからない、といった表情で首をかしげた。)
リチャードも俺も無駄に甘い匂い撒き散らしてっからな。……ガキの頃はよくギフトが抑えられなくて、猫のスエードと化したりして大変だったぜ。
(四六時中にゃーにゃー鳴きながら擦り寄ってくる様は愛らしいが、耳ヒレにしゃぶりつかれて大変だった記憶がある。
悪気はないんだろうけどなぁと遠い目になった)

はは、たしかにリチャードの親戚っぽいよなぁ!何で食い物が出せる奴のギフトはここまで限定的なのか興味深いぜ。

細けぇ事は後から考えりゃいいのさ。それより……あ〜、酔っ払ったぁ〜!(頰をほろ酔いで赤く染めつつ、頰をすり寄せひっつこうとする)
好きで甘い匂いを漂わせてる訳じゃないんだけどなー。
……ディープシーなのも相まって大惨事だなそれ。ねこまみれのお前を見てみたい気もするけど。 

親戚……、親戚だったのかもしれないな。……なーんて。

まぁ、そりゃそうか。……とりあえず家に帰るか?
(あまりに過激な事を始めたら止めるつもりでひとまず好きにさせておく。)
エイヒレみたいに味わってると、毒で倒れちまうぜ。オニカサゴのヒレ先には毒があるからな。

残念、相手は旅人だからその冗談は破綻してるんだなこりゃ。
しっかしベルの親戚なぁ。生き残りは少なそうだが、もし会えたら会ってみたい気がする。
俺とつきあってる限りは出来ねぇだろうけど、ベルの子供とかも見てみたいねぇ。

……おう。居心地がよくてすっかり居座っちまったな。
次に来る時は手伝いでもしようか。
(相手の考えが的中し、そろーりと何気なく手が腰のあたりをまさぐろうとしはじめる。
阻止されれば、何事もなかったと言わんばかりに目を逸らし)
お前の毒に殺られるなら本望、だなー。
(呑気に笑ってビールを飲み干した。)

おぅ、それは残念だ。でも会ってみたいね、是非とも。
親戚なぁ……じいさんなら生きてるんじゃねーか……(思考を巡らせて、一瞬硬直する)……ま、いいか。

おう、お前ほど目鼻立ち整ったイケメンなら売り上げも上がるだろうさ。
……お前は酔っぱらうといつもこの辺に手が伸びる気がするんだけど、
俺が逃げるとでも思ってんのか?
(逃してなるものか、と思っての行動なのだと思っているようだ。そんな疑問を投げ掛ける)
なに言ってんだよ。ジイさんになるまで一緒に長生きするんだろー?

こんな何でもアリの世界だ。探してみたら実は、男同士でも子供が出来る方法があったりしてな?
(はっはっはと冗談めかして笑いながら話す。硬直する様子にきょとんとしながらも、何か自己完結したようなので首を傾げるに留まった)

コットンキャンディーボックスもそれなりに人の入りがよかったからな。
どっちかっていうと男前のベルが魅力的だったからってのもあったからじゃねぇの?奥方がきゃあきゃあ言ってたぜ。

……そういう事にしといてくれ。(押し倒そうとしてました、なんて言えず視線を逸らしたまま答えた)
そうだな、そんな風に生きていけたら幸せだな。
……一緒に、居てくれるか?
(返事はわかりきっているが聞かずにはいられなかった。)

(もしそうなったらどっちが子供を宿すのだろうか。真剣な顔でズレた事を考えながら)
……いや、なんか居たような気がするんだよな、身内。一人だけ。

んー、あれの客入りの半分物珍しさじゃね?もう半分はお前の顔な。

(視線をそらしたままなのをみて念のため、といった風に)
ここ、店だからな?……な?
もちろん。ついて行くぜ、地獄の果てまで。
(ごく自然な様子でさらりと返す。何の疑いもない、真っ直ぐな声だ。)

へぇ、それじゃあ出会える日を楽しみにしなきゃなぁ!俺の親族なんて、あんな状態でまともな紹介もできなかったし……。まぁ、生き残りはいないだろうから二度と会う事もないだろうな。
(とフラグを立てておく。今年に入ってからサヨナキドリに顔を出していない晴明は、この後絶望する事になるのだ……)

味もよかったし、子供が喜ぶって理由もあったよな。
いやぁ、あの時は面白かった。また一緒に店をやりてぇよ。

(視線は逸らしたまま戻さずに)
店だから興奮する、とか……あるじゃん?
(あんまりにもさらりと返された返事に「ロマンスの欠片もねぇな」とか思いながら)
おう、そっか。もう少し間を持たせて返事をくれてもよかったんだぞ?

俺はあまり会いたくないなぁ……。
なんというか、この手のあれって大体なにか知りたくなかった真実がわかっちゃうパターンじゃね?

いねーの?晴明の親類。
……親友が幽霊になって戻ってくる世の中だから探せば居る気がするけどな。

面白かった、か。それはなによりだ。
じゃあまた似たようなことができる機会があればやるか。

おま……ここは飲食店なんだけどな?一応。
んなこというヤツ置いていって先に帰って家の鍵という鍵をすべて掛けて入れないようにするぞ?
(地味ーに嫌な脅しである)
ベルとこの世界で生き抜くと決めた。そこに疑いや迷いの余地はねぇ。
……酔わせるような甘い台詞だって、ベルに向けたものはすべて本気だ。
甘さが足りないんなら、代わりに……とびきり甘いキスをしようか?

そういうもんか?最近ろくな事実が発覚しないからネガティブになってるんじゃねーの。
……まぁ……かくいう俺も親族探しなんてしようとは思わないけどな。

夏頃には縁日でもあるかねぇ。

あー分かった分かった!
我慢するからこの時期に締め出されんのは勘弁だ!
(先日菓子折り持って土下座して家に入れて貰ったばかりだった。サラリーマンの悲哀じみた疲労感を滲ませながら)
うちの家の前で締め出されると、もれなく猫の餌食になるんだよな……。
おぉ、持ち直したか。流石ロマンチック担当。
(茶化すように言うのはそんな感想。別に響いていない訳ではなく、響いたからこそ軽口を叩かずには居られなかった。)

うーん、そうかな。そうかもしれない。
(もしくはドラマの見すぎか。そんなことを考えて頭を抱えた)
しねぇのか、親族探し。やるなら付き合おうと思ってたんだが。

はいはい、それじゃあ甘いキスも、その先のアレコレも二人で家に帰ってからなー。
(正直あの姿をもう一度見たい気はあるが二人の、とくに相手の平穏のためにやめておこう)
ははは!ロマンチック担当か、いいね。
次からどっかでMr.ロマンとでも名乗ろうか。

(親族について振り返ってみる。大学で報われない恋に落ちた妹に、優しすぎるが故に狂った兄。
現実から目を背けるように蜜柑畑に篭りきりだった父や、うんざりするほど教育熱心だった母。
それからーー)
……全ては過去の亡霊だ。今更追う必要はねぇさ。

(お咎めなしでホッと一息。席から立ち上がると椅子をテーブル下に押し込みながら)
よし、邪魔が入らないうちにさっさと帰ろう。
おーけー、Mr.ロマンな。そんじゃそう呼ばせてもらおう。

そっか、お前がそういうならそういうことにしとこう。
……俺はある程度メンタル回復したら探してみようかね。親族。
(ぐーっと伸びをひとつして)
うっし、帰るか。……ダッシュで。
……いや、やっぱいい。名乗ったらめちゃくちゃ恥ずかしくなってきそうだ。

ベルの場合、叔父さんらの遺産をちゃっかり拝借してそうだし、身内が見つかったら遺産相続の問題が……は?
(唐突に付け加えられた言葉に目が点になる。ぶはっとふき出して笑い)
おし、それじゃあダッシュでな!遅かった方は罰ゲームだ!
えー、なんでだよMr.ロマン。いいじゃんMr.ロマン。
(にやにや冷やかすように笑って)

よし、じゃあ決まりな。よーいどんっ
(我先に駆け出した)
連呼すんなよ!?って、ずりぃぞおいぃぃい!
(少し遅れて背中を追いかけていった)
…ここ、で合ってるか…?
えーっとなンだったか…スズ?だっけか?いるか?
ンー…仕方ねェ、少し待たせてもらうか…やり方も分かンねェしな…
どーも、おまたせさん。(またせていたわりに危機感のない口調で店主は現れた)
悪いね、近所のおばはんに捕まってたんだ。
いや、開店時間聞かずに来ちまったオレもオレだしな
よォ…えーっと、スズ?だっけか?(尾を揺らす)
スズキな。ベルでもスズキでもキャンディおじさんでもお好きにどーぞ。
ローレットに知られている名前としてはリチャード。これはちょっと色々あって名乗りたくないって言うか。
まー、とりあえずあれだ。なに飲む?
ンじゃスズのままでもへーきか?
それなら覚えられそうだ

ンー…甘くねェなら大概飲める、ザルだし
任せる
あ、あと連れは遅れて来る…かもしれねェし来ねェかもしれねェ感じだ
なんでもか、そりゃいい。じゃーこれなんてどうよ。
(どん、と机の上に置いたのはウィスキーのボトル。この国ではそこそこ高いものだ。)
あとはー、つまみか。

ん、了解した。……連れってのは同種か?
美味そうだな!(一気にテンションが上がり、尾が機嫌よく揺れる)
つまみは適当でもイイぞ?無くても呑めるし

あァ…同種の息子だ(耳がぴくりと動く)
気に入っていただけたよーで何よりだ。
(にやりと笑ってグラスと氷を机に。)
ダンスには相手役が必要なように、酒にはつまみがいるだろ。
それに見合ったものが、な。
(んー、と考えて)
ローストビーフが残ってたっけな。
注いでイイのか?(それとも待つのか?とそわそわ)
肉…!マジで?マジだよな??
おう、てきとーにやってくれ。まぁ金はとるがな。
そのかわりつまみはサービスにしといてやる。
(テンションが上がっているようでにやりとわらって)
やっぱハイエナなだけあって肉が好きなんだな
もちろんだ!知り合いの店に金はケチらねェよ(ニヤっと笑って上機嫌で酒を注ぐ)
そりゃな!
歯も胃も丈夫だぜ?骨もイケちまうくらいだ
(一口煽り)…ンーッ!イイねェ旨い、やっぱ酒は最高だ…!
最近我慢してたからな…さらに旨く感じるぜ…

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