ギルドスレッド
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薬袋堂
(頭に置かれた薬を慌てて押さえる。何か言おうと口を開くが…)
……!!
(聞き覚えのある声。錆びた歯車の様にぎこちなく振り返れば、ほらやっぱり)
……大袈裟ね、まだ何もしてないわよ。
(溜息を一つ零し、それから。クラシカルな服を着た新たな客人に気付き)
サイ、後がつっかえてる。
……!!
(聞き覚えのある声。錆びた歯車の様にぎこちなく振り返れば、ほらやっぱり)
……大袈裟ね、まだ何もしてないわよ。
(溜息を一つ零し、それから。クラシカルな服を着た新たな客人に気付き)
サイ、後がつっかえてる。
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暖簾を潜ると鼻に付くは、草木や薬品類の不快な匂い。
その更に奥へ歩みを進めると帳場机に座り出迎える口布の男。
どうやら乳鉢にて何かを調合中のようだ。
客人に気づいたのか、いらっしゃいの一声。
今日とて自身の心の赴くまま客人を持て成すべく
愛想の良い笑みを浮かべている。
――ええ、ちゃんと持て成しますとも…ちゃんと、ね。