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薬袋堂
(足早に訪れ早口で言い切る目の前の少女を見上げては、調合していた乳鉢を奥へ避難させ笑顔で出迎える)はら、砂埃立てながらの来店で何処の暴れ鳥が現れたのかと思えばプティお嬢じゃないですか…いらっしゃい。へえへえ、例の薬ならあるんで少々お待ちを。(用件を聞き調合済みの薬を取りに立ち上がりつつ、もう一人の客人へと目線をやりいらっしゃいと一言残し背を向けたかと思えば、足を翻し見下ろす形で目の前の少女へと呟く)ああ、それと…今度から来店の際はお静かに頼んます。アンタの爺様がどうなってもいいならお好きに、ですがね。(言い終えると今度こそ薬を取りに向かう)
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暖簾を潜ると鼻に付くは、草木や薬品類の不快な匂い。
その更に奥へ歩みを進めると帳場机に座り出迎える口布の男。
どうやら乳鉢にて何かを調合中のようだ。
客人に気づいたのか、いらっしゃいの一声。
今日とて自身の心の赴くまま客人を持て成すべく
愛想の良い笑みを浮かべている。
――ええ、ちゃんと持て成しますとも…ちゃんと、ね。