大量の長椅子と顔の無い銅像が放置されている。

＊門は常に開かれている為に、誰でも使用可能

ふぅ、取り敢えず掃除はこんなモノかな（長椅子の一つに腰を降ろしては一息ついて）

冒険が始まるまでは待機ねぇ（長椅子に寝転んで居る）

（足音を立てないようにそっと入口に立った。誰も居ない様な気がするので、内心びびりながらゆっくりと中に入り込む）
・・・お邪魔します。

おや、此処に客人が来るとは珍しい。当教会に何か御用ですか？
（ハタキで女神像を掃除と言う名の殴打していれば、声に気付いてそれっぽいキャラを即座に作って対応を）

（びく！）
あ、ごめんなさい！人が居るの分からなくて。
その、えっと。（頭が真っ白になっているようだ）
・・・し、静かな所だったので、落ち着けるかなと思って。

うん？子供…？（振り返っては相手を確認して）
確かに此処は静かだな。特に神父や信徒が居る訳でも無いし（取り敢えずハタキを像に立て掛けて）
ノンビリして行くと良いと思う、よ？

ありがとうございます。お邪魔します。
（霞の様子を伺う様にゆっくりと近づいて）
お掃除中でしたか？
もし、よかったらお手伝いしましょうか？

…神に祈りを捧げていただけ、特に気にしなくて良いよ。
（女神像の足元に腰を降ろして帽子を下げて）
あぁ、此処の管理をしている坂上・霞だ。

お祈り中でしたか。
あ、私はティミ・リリナールです。
坂上・霞さんですね。よろしくお願いします。
（深くお辞儀をして、少しだけ微笑む）
あの、坂上さんはここに住んでいるのですか？

まぁ、名前も知らない神様だけどね。
ティミさんか、宜しく。
（怖がらせない様に口調を緩めては軽く会釈を）
そうだね。此処に住んで、たまに旅人の懺悔を受けてる。
あぁ、文字通りの意味で「旅人」ね？

旅人さんの懺悔を・・・。すごいですね。
私は自分の事だけでいっぱいいっぱいになってしまいます。
大人なんですね。

聞くだけ聞くって感じだけどね、懺悔にかこつけて愚痴ってく人も居るし
長い耳…エルフ、いやハーモニアってヤツかい？
まぁ、暇なら少し休んで行くと良い

やっほやほ、霞はいるかい？(ひょこりと顔を覗かせ

はい。ハーモニアです。
ありがとうございます。

っ！
（後ろから聞こえた声に、びっくりして椅子の陰に隠れる）

うん？酒場のマスターじゃないか。どうかしたのかい？
（軽く片手を挙げつつ即座に隠れる人影に苦笑して）
種族の壁、か。その対立も世界が動き出せば変わるかも知れないな。

あ、ごめんなさい。坂上さんのお知り合いだったのですね。
御主人さ・・・貴族の雇い主が追いかけて来たのかと思って隠れてしまいました。
ごめんなさい。

霞がいるって聞いて遊びに来たんだよ。話し相手になってくれるだろうと思ってね

やぁ、お嬢さん。驚かせてしまったかい？すまないな。これでも一応怪しいものではないぞ
(困ったように笑うと、瞳が小さくきらきら瞬いた。そばまで行ってしゃがみこもうと)