PandoraPartyProject

ギルドスレッド

即席事務所と喫煙所

【足跡帳】喫煙所

建物の一階にあるバルコニー

簡易的な木のベンチが並び、
バルコニーの隅にある球体のスフィアが寒いときにはヒーター、暑いときにはクーラー代わりに
冷気・熱気を辺りに漂わせてくれる

中央には喫煙用の灰皿と
匂消しにミントガムが置かれており、
家主の雑な字で「もてなしがメンドいので適当にドーゾ」と貼り紙が
壁に傾いた状態で貼られていたり

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うん。完璧だね
(貼り紙を壁に貼り付けて、納得したように腕を組んで頷く)
とりあえず他はゆっくり準備をしていこうかねぇ、僕の城だし……あっ!
(風に煽られ、隅っこがぺろんと剥がれかける。ちゃんと貼った筈なのにと眉をひそめながらも)
……まーいっか
(と怠惰に欠伸をしながら二階へ消えていった)
(足音無くやってくると紙煙草を作り、それを咥えてマッチで火をつける)
……(「……」)(「………」)
(「…………………………」)
(無言はいつものことだが心の中も何も思考してない状態でスフィアから出る風で揺れる紫煙を眺め)
……(只管ぼーっとして、灰が落ちそうになると機械的に、反射だけで灰皿へそれを落とした)
………あんな取り乱したの、指輪以来だな…(ぽつりとそれだけを零すと短くなった煙草をもみ消し、また一本作ると咥えて火をつける)

……(そして再び無言になると先ほどの動作をエンドレスしはじめる)
……(「俺は何に一瞬でも期待したんだろうか。」)

…ああ。(「…独りじゃない現実ってのに期待したのか」)
(実際は現実なんてこんなものだ。自分の幸せだった日々はとっくの昔の過去に目の前で崩れたじゃないか)

……(二本目の煙草を潰すと自室へと戻って行った)
(十秒ほど残って淡く夜に光るピンクの足跡などつけながらその男は居た。携帯灰皿はパンパンだし喫煙所を探していた。)

ふへへ、ちょっとここがどういうところかご存じないけど助かったぜ……。
(足跡の主はピンク色とスタッズだらけで凡そこの幻想においても浮いて見える男だった。)
(丁度喫煙所の灰皿を片しに来た黒雪豹。しかし人が居ることに気が付き足を踏み入れない人見知り具合。とりあえず様子をうかがっている)
(携帯灰皿にたまった吸い殻をこの場の吸い殻入れに捨てながら、細葉巻を銜えて火を入れる。甘ったるい甘ったるい、チェリーの香りがする。適当にベンチに腰掛け、桃色の煙を吐きながら辺りを見回す。)
…う。(「此処の人間だし挨拶くらいした方が良いのだろうか…いや、でも知らない奴…此処、街角でもないし、初めて見る奴だし…」)

(一応相手からも容易に見える場所だが声をかけるのに戸惑っている。寧ろ逃げたいくらいらしい)
(なんかでっかくて黒いのに気づいた)

あー……
ウィッス。(少し考えてから片手を掲げた。挨拶が軽い。)
えっと、ども……(「此処は誰でも来る所、此処は誰でも来る所…。慣れろ俺……」)

(ペコリと頭を下げる190センチ。しかし度胸とかでとても小さく見える)
(うかか、と笑う。)
うん、うん、だいじょーぶ、食べたりしないと思う。多分な!
(背丈はおおよそ180cmちょっとだろうが、体の肉が少々薄いため圧がない。こんな夜更けなのにゴーグルのせいで視線が遮られていた。にこやかであるが、処世術として笑うのが身についた臆病さかもしれぬ。)

オニーサンこういうとこよく来るの?
っていうかここどこかよく知らんけど。
あ……いや、…?アンタ、ヒトだよな?喰うって、………ッ(「苦手な部類だ!」て感じで身構えるように強張った。どうやら男もイケる自分の師と同類と感じたらしい。)

俺は此処のモンだ…。灰を片しに来ただけだ……
……。
(指摘されてなんか止まった。耳隠してることを忘れてたらしい。)
ま、まあいいじゃないですか!口が滑っただけっすよ旦那!
(とりあえず勢いで笑ってごまかしにかかった。うるさい。)

そいつは夜分遅くお疲れ様デース。
俺、練達にいたんだけどいきなりぶっ飛ばされちゃって、ギルド登録してから右も左もなんだけど灰皿お借りしてマース。
(口調が不安定な男であった。)
…?あー…もしかして、完全に変化してるとか?
(誤魔化されたのでそれ以上は詮索しない)

……そりゃ大変だな…。俺も前に傭兵(ラサ)から飛ばされたから…。…宿無いなら俺の部屋貸そうか?
(恋人からの受け売りな人助け精神らしい。)

…あ、俺は雪豹の獣種でアルク・ロードって名乗ってる。(警戒したままだが取り敢えず近寄っていく)
(ピアスだらけな人耳のうしろを掻いてごまかし笑いをして)

まー、財布は無事だからなんとかなりは……
(黒色の毛並みであるし、相手をしっかり確認もしていなかったせいで名乗られてようやく相手の種族に気付く。シルバーリングがごてごてした指先から細葉巻を取り落としかけ……)

熱ッづ!
(とっさに掴み取ろうとしてセルフ根性焼きした。狸みたいにもっさりしたしっぽと伏せられた耳が眼に痛いピンクで夜にまぶしい。)
…お、おい大丈夫かよ!?
(なんか葉巻の火がついた部分掴んでる!?と此方もびっくり。軽く尻尾の付け根が毛羽立った。)

つか、やっぱり獣種……いや、え?(「これ、普通の豹の尻尾にしては俺と同じで太くないか…?」)

……色、ピンクいけど…アンタまさか雪豹?


……先ず手当しねえとだし、事務所の方行かねえと…
アッ、サーセン、ダイジョブっス、治せます治ります。魔法使いっス。
(尻尾と耳を仕舞い、地面に落っことさずにすみ、火も消え切らなかった細葉巻を銜えながら。)

ま、まあ、俺が何とかそういうこたぁいいじゃないですか……。
(そう、何者だっていいじゃないかって思うが、動揺が醒め切らない。冷汗をかきながら火脹れを治療する。桃色に光がはじけて、それで終わりだ。)
お、おう……。
(種族に関して言われるのが嫌なのだろうかと考えてそれ以上は言わないことにする。しかし……)

……(「間が持たない…」)
(治癒ができる様子なので大丈夫そうだなと安心した。しかし間が持たないので取り敢えず自分も紙タバコを巻いて口に咥えて火をつける)

…………。
(しばらく落ち着かなげに甘ったるく桃色の煙をまき散らしていた。細葉巻の先から昇る煙はピンクではないので、そういう煙草というわけでもないのだろう。)

……おにーさんラサの人でしたっけ。ラサってどんな感じでした?
自分行ったことないんすよ。
え、ラサ?あー…俺からしたら…金稼ぐくらいの感覚な国だから…。

………俺の場合、空中庭園に飛ばされるまではマジで壁作ってたし……。大体は陰口叩かれてたな…。

…その中にも良い奴は居たけどな。俺の兄貴分とか。

…なあ、練達に住んでたんだっけ?そっちの話も聞かせてくれないか?俺、仕事以外では行ったことあんま無くて…
お金欲しかったんだ?まあお金はあればあったで嬉しいもんね。
(にへらっと笑う。人に擬態しても少々犬歯が長かった。)

そうだねえ、いい出会いっていいもんだよね。
(ふと笑みが途切れたが)

んー、重力(このよのむじょう)に抗う場所、かなあ。俺は練達をそう思うよ。
まあちょっとお歴々に引きこもりが過ぎるのが難点だけど、その分俺みてえのが働ける場所も多いからね。出前とか別の研究所に荷物運ぶとか。
めんどくなってやめちゃっても、体動かすのヤじゃなきゃ他の仕事のクチはすぐあるのがいい。
……まあ、それで強ち間違っちゃ居ねえよ。

一番、殺りやすいし……。
(天義に対して取り入りやすい。それが一番の理由だったが赤の他人に言う気はなかった。)

……なるほど。俺はあの国を神に抗う国として見てて…好きだな。旅人はこの世界の柵に囚われてなくて羨ましいし……。
(フルーティーな香りの紫煙を上げながら)
……俺は、この世界が嫌いだ。(その上へと登る煙を見つつ呟いた)
不心得者とはいえちょっとたまに、彼らの宗教観にはついていけないかな。
俺は悪たれだけど、神を否定するのはなんかおっかねえなって思うよ。

まあでも、行けるんなら行ってみたいよねえヨソの世界。
何もかもチャラにして、誰も知らない、違うところに行きたい。
だからあそこで割合長続きしてたのかもしんないな。
(へらへらと笑う。)

あ、そうだ。名乗ってなかったや。
ヴァーデ・ハリー。ハリ君でも、ヴァーデでも、好きに呼ぶといいよ。
(いまはそう、そうなのだ。)
ところで気が合うね、俺も嫌いなんだ、この世界。
だから何もかも塗りつぶしてやりてえなって。
そうだな…神を否定するのは、止したほうがいい。……経験談だ。

下手したら、死ぬ。
(淡々と、心が死んでいるかのような。そんな印象を受けるかもしれない。)

まあ、俺も行ってはみたい。大事な奴が居るんだ。そいつの世界に、二人だけでとか。旅行みたいに行けると良いなとかな。
(まあ、その場合は恋人を虐げてきた村人も居ないのだろう。そんな世界に行くのは酷だとは思う。それでも、生まれた世界を見てみたかった。)

ヴァーデな、……また会えるなら、宜しく。
ん?あー…。まあ、わかる。

………俺は、塗り潰すなんて生温い……。消し去りたいって思う。あの国だけは…。
何かこう、ごみのポイ捨てが出来ないみてーに、抵抗あんだよね。
生得のモノってのが、こんなものとっとと捨てたいんだけど中々捨てきれない。
(姿を偽り、名を偽り、毛並みを偽り、それでもしつこくついて回る。)

恋人かー、いいねぇ。俺は恋なんて最近めっきりさ。
なんか飽きちゃうんだよね、すぐ。
二か月くらいするとめんどくさくなっちゃって。結婚なんかも懲り懲りだし。
(それにしてもこの人の煙草もなんか良い匂いするなあと空気を嗅ぎ)

ま、縁があればね?
なんかするなら片手間で良ければ手伝おうか。
(戯れみたいに言った。それがどこの国だってどうでもいい。)
…そう言うのも分かる。俺も、捨てきれないモンが幾つもあるからな…。とっくの昔に失ってんのに、記憶に縋りついてる。

俺は恋人とか初めてだな。…つか、結婚って懲り懲りするもんなのか?え、幸せじゃねえの?
(ド直球に聞いた。真顔である)
断わる。俺の事情には触れるな。アンタには関係ないから。(手伝おうかと問われるとはっきりとした声色でそう答えた)
(口元に触れ)
俺は懲りた。
ほかに好きな子出来て手を出すたび嫁の目が冷えるんだよなあ。
なのに、親とか仲人とかなんやかんやの手前一緒にいてねぇ。
自由なんてなかったんだけど、このままこの女と一緒に爺さんになっちゃうのかなって気づいて、何もかもヤになって”駆け落ちしたんだけど、捨てられちゃった”。
”悪いことしたよね。”
(平然と爛れた話を口にした。つき慣れた嘘みたいに淀みなく言って、笑った。)

あらつれない。まあいいんだけどね。
(関係ないと言われればあっさり引き下がる。)
……。
(短くなった煙草を徐に灰皿へと押し付ける。無言だが言葉尻に苛ついた事は一目瞭然だろう。嫁がどうのこうのではなく、自分が悪いとも思っていない癖に「悪い事をした」とか言っているのがだ。しかし、それまでである。赤の他人の嘘なんて物は自分に影響を及ぼさない範囲なら苛立つ程度で終わる)

俺は人と慣れ合うのが苦手なんだよ。仕事でもない限りな
ま、思い出したくもない話だし、聞いたって面白くないだろ?
いまは気楽だよ。独り身だからね。
自分の為に稼いで、自分が買いたいものだれにも気兼ねせず買えるんだ。
コーヒー飲み過ぎても怒られないし、好きな恰好して好きな人と遊べる。
だらしなく靴下まるめてポイしても怒られない。
(それが素晴らしいことだと根っから信じて疑ってないが、幾らかのわびしさもあった。)

そーお。俺は一人なのにはなれてないからつい余計なこと言っちゃう。
アンタの言ってる事さ、矛盾が多いな?独り身が気楽なら余計な事も言わなきゃいいだろ。
独りで居たいなら壁作っときゃいいんじゃねえ?俺はそうしてた。

…まあ、一々言われるのは…。(「もしかして俺、それを銀影にやってるんじゃ…」)
(声に出して何か思うところがあったらしくその後の言葉が止まる。「あー…」とか「うー…」とかが次第に口から洩れた)
誰とも一緒に暮らしたくないことと、遊び相手が一杯ほしいことは矛盾しないさ。
一緒に飲んだり寝たりしてる相手のホントの名前も境遇も実家のことも知らないし、お互いのそんなものと全く関係ない。
手を振ってさよならってしたらそれで終わりで、あるいはこんにちはって言えばそれで全部始まる。
そんな自由気ままなのがいい。
(暗紫色に塗った爪を噛みながら言った。まるで、それが当たり前じゃ無いことみたいな言い方だ。街に行けばどこにだってあるのに。)
…?(「なんだろう、こいつの言ってる事が今一よく理解できない…。理屈は分かるんだが…」)

…そうか。(とりあえずそんな返しをするときっとこれは眠気のせいだろうと思う事にして灰皿に溜まったゴミを片し)

今日は夜も更けてるし、俺はそろそろ。悪いな、アンタの言ってる事もよく理解できないくらいには眠いらしい
(わからない、と言われると傷ついたような、それでいて安堵したような笑みが浮かぶ。理解できない程自由に生きて来たんだろうという羨望と、それから多分この子は俺を連れ戻さないなっていう安心だ。短くなった細葉巻を消して、ついでに細かなゴミを拾ってゴミ袋に入れる手伝いをした。)

ああ、うん、なんかきっと俺が変なこと言ったんだ。わかるよ。
なんか恥ずかしいから忘れてくれ。

うん、俺ももう、行くよ。おやすみなさい、だ。
…なんつーか、思い遣りとかあるよな。(ポツリと呟くとゴミを纏めて、ピンクいヤンキーみたいな相手を見る。)

…記憶力良いから忘れられる保証はねえけど、善処するわ。

ん、おやすみさん。身体大事にしろよ。(相手がこの場を去ったら自分も去ろうか)
やらなきゃいけない気がして……
(指摘されると気恥ずかしそうにした。見た目の奇抜さで糊塗しても隠し切れないものが尻尾のようについて回る。手を振って、それから夜道に点々とピンクの足跡を残して去っていった。)

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