雨風が凌げ、包帯や薬品といった物資がこれでもかという程に揃っている建物。
幾ら物資を使用しても、気づけば随時保管されているという徹底ぶり。
ベッドも複数あるので、仮眠にも利用できる。

※治療や休息をする場所です。お昼寝にもどうぞ。

【怪我をされた方は、完治させていきましょう！】

今日は此処借りるか…（樹海から帰還して何処で寝るか考えて居たが丁度雨風凌げる上にベッドもある。ということでこの場を借りることに。）
…ん…（銀糸の付いた皮の手袋は左のみ外さずにベッドへと横になると掛布団をかけて目を閉じた）

………寝れねえ（むくりと起きるとベッドから出て)体動かしたせいかね……(そのまま街中へと)

……うえぇ……気持ちワリィ、身体イテェ……（真っ先に解毒を行い、痺れた腕の感覚が戻るまで安静にしていたクロバ。素材は持ち帰ることができても、とりあえずダメージはとてつもなく大きかった。不幸中の幸いと言えば、大蛇の毒を受けなかったことくらいであろうか）

…こちらは誰も使っておりません、かしらー？（きょろきょろと見回しつつ、入ってきて）

あと、寝落ちに関しては何も言い返せませんけど、鬼畜ではないはずですのー…！

（引っ張られながら入って来て）
…怪我させた張本人がわざとらしく掴んでる状況の何処が鬼畜と言わないのかご説明願いたいが
（涙目に近い状況）

あら、もうお忘れですのー？
治療所に行くまでの痛みも仕返しの一環ですのー（ぎゅう、と手に力を入れて）（力は女性の握力に戻っている）

…ッ、（「あの時の力じゃねえな…」）
……。（マリアの左手をいきなり強く掴んで引っ張ってみる。仕返しに対しての物ではなく、ただ単にあの怪力が”そういう事だったのかどうか”を確認するために）

っい、た…っ！（小さく悲鳴を上げ、不意打ちに身体が傾ぎ）

…、やっぱりか…、って危ねぇ(引っ張ったら此方に倒れそうになったので右手は使えないので身体で受け止めようと)

（受け止められ、その衝撃で走った痛みに小さく息を吸い）
…な、なんですのー？いきなり…危ないじゃありませんのー（苦笑を浮かべて見上げる）

……。(目が若干座り)
…いや、凄く心配になっただけだ。俺がお前の地雷さえ踏んでなければって言う後悔と共にな…(「拒まれたらその時は仕方ねえ…」)(出来るだけ負荷のかかった身体に響かないように抱きしめようと)