雨風が凌げ、包帯や薬品といった物資がこれでもかという程に揃っている建物。
幾ら物資を使用しても、気づけば随時保管されているという徹底ぶり。
ベッドも複数あるので、仮眠にも利用できる。

※治療や休息をする場所です。お昼寝にもどうぞ。

【怪我をされた方は、完治させていきましょう！】

…なぜいきなりこの状態かは置いておいて、ですのー…
…あの、治癒ができないのですのー…（大人しく抱きしめられ）

んー…。なんとなく？
ああ、すまん(マリアを離すと上着を脱いで腕を差し出し)

ロード様…寝ぼけていらっしゃいますのー？

（そっと触れて）…では、失礼しますのー（自分のギフトを使う）

いや、…抱きしめたいって思っただけだが

……。ぐっ、…、…！(額から痛みによる汗が伝い、顔をゆがめる。傷口は見る見るうちにふさがって行くが内心「治癒力とかを極端に引き上げてるとしたらそうなるよな…」と冷静に分析していた)

！？（思わず集中力が乱れてギフトが消え）
し、失礼しましたのー…！（慌てて使おうとするが中々うまくいかず）

…、…ッ！！！(「集中力要るのか…」)(やはり分析してる様子で牙をギリ、と食いしばる)

（なんとか深呼吸で気分を落ち着け、傷だけを眺めて集中）
（傷が塞がっている事を確認した後、ふぅ、と安堵の息を零す）
…途中、すいませんでしたのー
終わりましたのー

……、…ああ、ありがとう(手を握ったり開いたりして治ったのを確認し)
…人の治癒力…と言うか、細胞を無理に活性化させたら寿命は縮まりそうだな…。
細胞分裂とかは有限だったはずだ…。それを使ってるマリアだって自分を媒体にしてんだし…
余りそう簡単に使わないで欲し…。
……。(普段、他人には絶対にかけなかっただろう言葉を発した自分に驚いたという表情になる)

新しく細胞が作られる、という事になりますので寿命は…大丈夫だと思いたいですのー…

（なぜ驚いたのか分からず、少し首を傾げて）…ごめんなさいですのー
治癒は私の全てですのー
治癒がなくなったら私は価値がありませんのー
ですから、誰かを治す事はやめる事ができませんのー（苦笑をして）

……価値、を求めるのか。
……………。…(「俺の生きる目的を少々曲げられたんだよな…」)
…マリア、(耳元で、この場に誰か居たとしてもマリアにしか聞こえないように)
…お前を治療抜きにして価値がある女だって俺が何時か証明してやるよ

いえ、もちろん自分がやりたいとも思っておりま、す、が…っ！？
（動揺で固まってから、慌てて俯いて表情を隠し

……？(にっこーと意地悪にだが少しうれしそうな笑顔で俯いたマリアを見ているだけで声は掛けない)

（顔は上げられないまま）
…じ、自分で証明しますから結構ですのー…！
お気持ちだけ受け取っておきますのー…！（動揺中の為、少し上ずっている）

そうか？なら俺は必要ないか。そうか…。（しょぼんとした声で）
…まあ、何時か俺がその相手として証明出来たらいいなってだけだから。そんだけだ（苦笑）

そ、そんな、必要ないとは申しませんのー…！？（慌てて顔を上げ）（頬が赤くなっている）
ちが、えぇと…そうではなく、その、やはり自分で証明できないとロード様のご迷惑になりますし、一人で立てないでしょうー…？
…相手、ですのー？（首を傾げる）

……。（物凄く嬉しそうにぴっこぴっこしてる自分の尻尾をべしん！！）

…俺はプロポーズ、しただろ…。理解できないならもっかい言うけど人の目があるかもしれんしな…此処

…プロ？えぇと、それなんでしたっけですのー
何かのお菓子でしたっけですのー（混乱）

…え？え？い、いつ…？ですのー…？
はっ、え、そ、そうですのー…いえ、でも、えぇぇぇ…？え？…えぇぇぇぇぇええ…？

……、ふはっ、…っ、悪い、反応が可愛すぎる…（吹き出し、腹を抑えて笑い始め）

（あっけにとられた後、半眼になり）
…なるほど、からかわれましたのー…なるほどですのー…（にっこりと笑顔を浮かべる）

…違う違う、そうじゃねえよ。
反応に可愛いって言っただけで揶揄っちゃいねえよ。(クツクツと笑いながら)

…ふう。
なあ、マリア。もう一回此処で言ったほうがいいか？一応確認だ。
人が聞いていた場合、アンタも一緒にからかわれてもらうが。

笑いながら言われてもー、ですのー（ぷいっと顔をそむけ）

…いえ、遠慮しますですのー
壁にミミアリー障子にメアリー、天井に蜘蛛男地面に忍者と言いますものー

…ふぅ…私は少し休んでいこうと思いますのー（ベッドの一つに腰かけ）
ロード様は…どうなさいますのー？

…すまん、今度しっかりいう時は笑わないようにする

…ニュアンスは分かった。なんとなく

あー。俺も適当に寝るかね。昼寝はしたいんだな。ネコ科故
（椅子を持ってきてそこに座り）

…それは照れますから勘弁してほしいですのー（顔をそらしつつ）

…あら、ニュアンスで通じる、という事は…何か間違っていましたのー？（きょとん、と）
地面じゃなくて床下だった気がしてきましたのー…

…椅子じゃ寝れないと思いますのー
ベッド、使いますのー？
なんだったら、私、隣のベッドに移りますのー（腰を上げて）

…よし、真剣に言うわ。俺の中で決定した

いや、その言葉自体がよく分からんだけだ。所謂崩れないバベルがってのだろ

…いや、寝れるんだが。…ま、いいか。（マリアが動くよりも早く隣のベッドに入ってしまう）
（ただ単に寝顔とか気になってただけ）

あの、あの、私の話聞いてましたですのー？
なんで真剣になりますのー…！

ああー…なるほど、ですのー
私も侍が最初分からなかったですのー…それと同じ感じですのねー？

…そうですのー？
分かりましたのー、なるべくうるさくないようにいたしますのでー…（また腰を下ろして）

…おう（もぞ、と布団に入ると猫のように体を丸めるような体制に。）
（安心するので偶に尻尾を人の姿でも咥える場合があるので出来たら椅子で少し緊張状態を保ちたかったと言うのが理由）
…照れてる赤い顔も見たいってだけだからなー…（布団の中から）

（猫だなぁ、と思いつつ）そ、そんなの見ても面白くないと思いますのー

（ふぅ、と小さく息を吐いて集中し、自分にギフトを発動）
っぅ…！！（小さく呻き、一瞬途切れるもすぐに再度ギフトを使っていく）

……（使ってる様を見ながら太く長い尻尾をマリアの方に伸ばして治癒の邪魔しない程度に「頑張れ」の意を込めて撫でたりしようと）

（アルクの時よりも少し時間がかかったものの、なんとか終わって脱力）
（小さく笑って、なんとか片手を動かして撫でてきた尻尾を撫でようと）

……。…（尻尾を撫でて来た際に軽く肩が跳ねるが直ぐに落ち着き）
いきなり触れられるのは…マリアだから許すだけだからな…。

（ぴたっと手が止まって、離し）…つい、ですのー
申し訳ないですのー…（何をやっているんだ、と少し落ち込み）

…えぇと…これが噂に聞く…ツンデレ、ですのー…？（ぽそりと）

…いや、知らねえよ…。（ツンデレに対して）

好きな女になら別にいいってだけだからなぁ…（無意識のデレ発動）

「～だけなんだからね」、というのはツンデレだと聞きましたのー…！

…あー…うー…ありがとうございます、ですのー…？（布団にもぞもぞと頭から潜り）

……俺がデレだしたらこんなモンじゃねえからな…、言っとくけど
（潜ったマリアの身体を尻尾でぽんぽんと撫で）

何の宣言ですのー…！（尻尾のおかげで少し落ち着きつつ）

…はぁ…これではお付き合いに関して考える事さえままなりませんのー…

…俺がマリアにデレる気満々な宣言？（尻尾はそのまま動かし）

まあ、ゆっくりでいいから。急かしはしねえよ

お好きな…いえ、ホドホドでお願いしますのー…（布団から手だけ出し、探る）

…そうしていただけると嬉しいですのー…

…わかった。ほどほどにしとく(尻尾を手の所へと動かして好きにしていいぞ、と)

ん、了解。

ありがとうございますですのー…（そっと優しく触れる）

…こんな事になるならもっと恋愛について聞いておくべきでしたのー…
…どういう感情が恋愛的な好きですのー…？

（また間違えて憤死）

…正直俺もあまりよく分からん
本能的にわかった感じだし…
(尻尾の無駄な力は抜いてリラックスしてる)

(//もう誤爆の○○で(((　)

本能…うぅ、わかりませんのー…（優しく撫でて）

（勘弁してください死んでしまいます（）

…んー、…俺は他の奴とは違った感覚、だな。
こう、アンタが辛い顔してるとこっちまで心臓が潰れそうになったり…

（思わず布団の中で自分の顔を触り）…えっ、そんな顔、してましたですのー…？

……ああ。…すげえ辛そうな…感じ。そう見えただけかもしれんが…。
俺の首を絞めてるアンタを見て「そんな顔で俺を見ないでくれ」って叫びたくなった。

…そしたら抵抗するとか、逃げるとか、応戦とか。…そう言うのよりもあの行動を取ってたって感じだな

…ロード様は、仲間、ですものー…
仲間は癒す存在で、傷つける存在ではないですのー…
だから、かもしれませんのー

……あー…うー…（あの時は頭に血が上っていた為冷静だったが、今になって思い出して悶え）

…。…俺と同じで過去の事と比べてたようにも見えたな。（ぽつりと零し）
俺は…私怨でしかないんだが…そこが違うんだと思う。根本的に

う…そ、その通り、ですのー…

…いえ、私怨ですのー…思いっきり私怨ですのー…

……今度お互いに話すってことで、今は…な。

此処までで…

はいですのー…いたたまれなかったのでありがたいですのー…

…っと、そういえば寝るんでしたのー
申し訳ないですのー
どうぞ、おやすみなさいですのー