その部屋は女王の執務室から近い位置にある。

客人を招き入れるための部屋。

壁には絵画が並び、棚には珍しい陶器のカップや調度品が置かれていた。
部屋の中央には大きなテーブル。それを囲むようにゆったりとした黒革のソファー。
毛の長い絨毯は、まるでクッションのように柔らかな感触を足裏に伝える事だろう。
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初詣の相談場所よ。
お誘いした方以外の書き込みはご遠慮願うわね。

ふふ。
でないと、ずっと我(わたし)に弄ばれてしまうわよ？

それは……す、少し…考えない…と…

さて。
でも、ゆみが脱却できる未来はあるのかしらねぇ？
なんだかんだと、弄り倒される未来が浮かぶのだわ。

うっ……そ、それは…否め……ません…

否めないの？
あらあら、大丈夫かしらねぇ？
(頬をむにむにしようと)

うぅ……ぜ、善処…しまふ…(むにー)

やっぱりゆみは、ゆみなので食べちゃいましょうか。

え、えぇ…！？

むしゃらむしゃらと。
よぶんなお肉から食べちゃいましょうか。

余分な……(お腹を見ながら)

余分な(胸を見ながら)

………？(レジーナさんの目線に「？」な顔)

成る程。
これはもう一度再教育の必要性があるかしら……？

えっ…！？えぇ……っ！？？

まだ自覚してないようなので。
ええ。いけないことだわ。それは罪、それは業ね。

れ、レジーナ…さん……お、落ち着いて…ください…！

あら……我(わたし)はいたって普通よ？
とてもクールだわ？

そ、そう……ですか…？冷静……ですか…？

ええ。至って冷静よ。冷静にゆみを監禁するのだわ。

……！？か、監禁…！？

ふふふ……(にじり)

お、落ち着いて…ない……ですよね…！？

えー？
我(わたし)が冷静ではないと？
何故そう思うのかしら？
(ゆみの首に腕を回して確保しようとする)

ぐぇっ……(腕を回され)
げ、言動が……へ、変…です…ので…

あら……変かしら？
(そのままゆみを抱き寄せようとして)

す、少し………(抱き寄せられ)

少し？
じゃぁもんだいないわね。

も、問題…あるの……では…？

そう？
我(わたし)は特に感じないから大丈夫よ？

い、いえ……す、少し…でも…問題が…あれば……な、治す…べき……です…っ！

そう？
まぁそこまでいうなら。
(ゆみのことは離さないが)

よ、よかった……です…(腕の中で)

仕方ないから、ゆみを枕にするだけで勘弁してあげましょう。
最近気温下がったし。

ひ、ひざ…でも……よければ…

ひざ？ いいの？
ではひさをいただく。

あっ…はい……ど、どうぞ…(正座し)

(遠慮なく膝に頭を埋める少女)
ふむ。くるしゅーない。

そうですか…それなら……よかった…です…(寝ている頭を思わず撫でようと)

(頭を撫でられる少女)
ふむ。これならあれね。
定期的にお願いしましょうかしら？

定期的に…ですか…？
わ、私は…構いません…が……

具体的には我(わたし)が寝るときに。

わ、私の…なんかで…よければ……

あら。なんかじゃないのだわ。
ゆみだからいいのよ？

わ、私……だから…？

そ。ゆみだから。
意味は自分で考えるように。
我(わたし)からの宿題ね。

宿題……んむむ…(真剣)

ふふふ。悩むといい(もふもふ)

難しい…宿題……ですね…(ふかふか)

まぁ悩んでいる内に寝てしまいそうね。

ね、寝ちゃう…の…ですか…？