その部屋は女王の執務室から近い位置にある。

客人を招き入れるための部屋。

壁には絵画が並び、棚には珍しい陶器のカップや調度品が置かれていた。
部屋の中央には大きなテーブル。それを囲むようにゆったりとした黒革のソファー。
毛の長い絨毯は、まるでクッションのように柔らかな感触を足裏に伝える事だろう。
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初詣の相談場所よ。
お誘いした方以外の書き込みはご遠慮願うわね。

気にしない…とは…言いましたが…むーむーを…続けていいとは…言っていません…よ…？(ほっぺをむにっとしようと)

むにー(むにっとされる)

もぅ……ほら…ちゃんと…意思の疎通が…できる言葉で…(むにむに)

(むにむにされる)ゆみまくらをしょもーする。

はい…わかりま……あっ…！
ｺﾎﾝ……でしたら…私は…先程の…むーむー語の…翻訳を…所望します…

考えたわね……？

ふふっ…どう…ですか…？

まぁまぁかしらー？
しかし、ゆみ
それだと条件は不十分ね。

えっ…そう…ですか…？

очень нравится

…………

Мне тоже…

……！

や、やるじゃないの……。

ふふっ…今回は…私の…一本…ですね…

ま、まぁ、そういうことにしておきましょうかしら？

普通に…言っていただいても…いいんですよ…？

んん……っ。
あー、喉が渇いたわねぇ。
ゆみー、御茶ちょーだい。

ふふっ…はい……お茶ですね…

御茶は御茶でも冷たいのね。
あー、あついあつい。

(ｸｽｸｽ)はい…冷たい…麦茶ですよ…

うむ。くるしゅーない。
(受け取って飲み干し)
ふぅ……。

それで……普通には…言って…いただけない…のですか…？

……なんのことかしら？

очень нравится…です…

さて……。

ふふっ……わかりました…

なにがわかったのよー？

ん〜…？なんでしょう…？ふふふっ……

ふーんだ。
変なゆみなのだわ。

そう言わずに……あっ…そうだ…
塩プリン…というものを…作ったのですが…食べますか…？

塩プリン？
ええ、いただこうかしら？

はい…どうぞ…
甘味のあとに…少し感じるくらいの…塩味ですので…違和感は…そこまで…ないと思います…
(カップに入ったプリンとスプーンを出し)

ほほーぅ。
美味しそうね。
これはどうしたのかしら？

最近…よく…甘味に…塩を…混ぜる…流行りに…乗った…感じです…

さながらスイカに塩ね？

そう…ですね…
それに…近いかも…しれません…

では一口いただくわね
あーむ
(頬を綻ばせる)

あら、美味しい。

お口に…合いましたか…？

ええ。
もし我(わたし)がカフェを営んでいたら、商品にしてもいいくらいね。

そ、そこまでは……

そうかしら？
我(わたし)はそうは思わないのだわ。

私の…お菓子は…所詮…趣味ですので…

つまり我（わたし）専属パティシエね。

それは…レジーナさんが…よろしければ…

すでにゆみは我が家のシェフだもの。兼任なのだわ。でも本職は我（わたし）の枕であることは忘れないでね？

……役職が…多くないですか…？

ゆみが万能なのねっ。

そ、それは…ないと…思いますが…

ゆみなら信用できるもの。