PandoraPartyProject

ギルドスレッド

アルフォード離宮

【RPスレ】ある日の一日

アルフォード領の首都から少し離れた森。
そこに1組の男女が足を踏み入れる。
比較的安全でゆっくりと楽しむことが出来るだろう。
季節は夏も終わりに差し掛かり、秋になろうとしている。そんな季節の変わり目。
冬眠に向けて動き始める動物もいるかもしれない。

【発言者固定のRPスレです
ルミ・アルフォード
アラン・アークライト
基本的に二人のみの書き込みとします】

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いえ、呪術を使えば狙えるかなと…準備は必要ですが(立ち止まった彼を見て
呪術か…本当はそんなもの必要ねぇんだがな。
…でも、割とお前の呪いとやらがどう作用するのか見てみたい気もするな(弓を背に仕舞い、そう告げる
ふふ、私の技量だと当てるのにどれだけ時間がかかるか…。それに、片目ですから焦点が合いませんから。
では、少し準備しますね(と言って矢を一本持ち乾ききってない血痕を見つけ矢じりに塗り始める
技量は鍛えりゃ何とかなるとして…片目はしゃーねぇな。
底は上手いこと付き合っていくしか……?(血を塗っている様子を覗き込む。
近くなら良いのですが遠くの物となると中々。
…この術式を行うには対象の一部が必要になります(ある程度塗り終わると左目を開き呪文を唱える。すると左目が怪しく光ったかと思うと矢じりから紫の炎が上がりそれが矢全体に広がる。その炎は即座に消えそこにはただの矢が残る。一目でわかるのは呪いの類の嫌な感じであろうか
まぁ、上手いこと勘でカバーするしか…
対称の一部か。血は立派な触媒に成りえるな(その発言の後、彼女の一連の動作と矢と炎を目にして)
…紫炎。紫の炎か。この呪いの嫌な気配…具体的には何をしたんだ?(彼女の顔を覗き込み、そう問いかける。
ふふ、そう大したものではありませんよ。
対象を確実に射抜く、ただそれだけです。
今やった術式は例えるなら犬に臭いを覚えさせたようなものですね(左目を閉じ少し揉むようにマッサージをしながら
ほう、ホーミングアローって所か。
んなら後は簡単だな。上手に射るだけだ。
…追うぞ。傷を負わせてるとはいえ長々と放置すれば逃げ切られちまうからな(左目をマッサージする様子を見てゆっくりと歩き出す)
とはいえただの矢には変わりありませんから、威力は同じですね。
えぇ、わかりました(しばらくマッサージして彼についていく
相手が魔獣や神獣、召喚獣とかなら未だしもただの鹿だ。
威力が変わらなくても心臓に当たりさえすりゃ余裕で殺せる

…また呪術を使うのは避けた方が良さそうだし、一発で仕留めるぞ(マッサージしてる様子を見て、それを気にするような発言をしつつペースを少し上げる。
ふふ、そうですね。こういったことでしか使えないでしょう。

魔力を通すとどうしても左目が反応してしまって…(マッサージをやめてついていく
…反応っつーのは何か?痛いのか?(大きく伸びをし、そう問いかけ
いえ、少し疲れてしまうだけですね。酷使すれば痛みに変わりますけど(いつもの笑みを浮かべて答える)
…そうかい。さっさと行くぞ(痛みがないと聞けば安心したように息を吐き歩き出す。しばらく歩き進めると腹部に矢が刺さり弱って居る鹿を発見する)
……よっし、さっきの要領で今度は殺るぞ。心臓には当たられるよな?(矢筒を置き、弓を渡しながら
・・・えぇ、この矢なら狙えます(弓を受け取り先ほどの矢をかける。一度深呼吸して弓を引く。先ほどよりも構えは様になっている。ひと呼吸置いて、特に狙いを定めることなくそのまま矢を放つ。矢は物理法則を無視した軌道を描き鹿の心臓めがけてまるで猟犬の如く飛ぶ)
…へぇ(彼女の構え、そしてその構えから放たれた奇妙な軌道で飛ぶ矢を目で追えば、見事に鹿の前足の付け根、心臓のある場所に突き刺さる。鹿は矢の衝撃に倒れ、暫くもがいた後に絶命する)
よっし、良くやった。狩りは成功だな。なかなか便利じゃねぇか。呪術ってのは(倒れている鹿の目を瞑らせ、矢を引き抜いて鹿を持ち上げる。
ふふ、魔術に比べればできることは少ないですけどね。もちろん禁術もあります。・・・重くはありませんか?(鹿を持ち上げたのを見て)
禁術、ね。
使うと死んじまうとかそういう奴か?(鹿を肩に担ぎ、歩き始める)
あん?あぁ…ま、ちと重いが手伝って貰うほどのもんじゃねぇよ。大丈夫だ(歩くスピードは確実に鹿を追いかけてる時に比べ遅いが、無理している様子はない)
術者に危険なものもありますが、ただただ危険なものもあります。地域一体の土壌を汚染する類とか、ですかね。
そうですか・・・それなら良いのですが(と言いながらもせめてもと弓と矢筒だけ持つ)
環境汚染か。あーあー、ヤダヤダ…汚染された大地ってのは浄化が大変だもんな。
嫌なもんだぜ(その言葉を聞いてため息交じりに)
お、サンキュー。…問題はこの仕留めた鹿ちゃんをどうするか、だな。
お前ん所のコックにでも渡した方がいいか?(歩きつつ、彼女の方を向いて問い)
毒沼を発生させるなど、環境そのものに影響を及ぼすものはほとんど禁術扱いですね

えぇ、それでも構いませんし、アランさんのしばらくの食料としても良いですし(後ろをついて行きながら答える)
毒沼ね…そう考えると禁術扱いのモンは多そうだな。なかなか難しそうだ。

ん、俺の食料かぁ……
いや、俺は大丈夫だ。っつか離宮のコックか、クロバにでも調理して貰った方が美味くなる筈だ(鹿肉のシチュー、ステーキなどを想像してそれを楽しみにしつつ)
中には自分の受けた傷をそっくりそのまま相手にも与えるものもありますね。

そうですね。クロバさんならうまく活用していただけるでしょう
ほう、そりゃまた興味深い…

だな。…よし、そうと決まればさっさと帰るか。
…の前に(ポケットから小さなメモを取り出し、それを数秒見た後に歩く方向を少し変える。離宮に帰るルートとは少し違うようだ)
自分が死ぬと相手も死ぬ。不死の者が使うと厄介この上ないものですね。

・・・?どこかに寄られるのですか?(後ろをついていく)
あぁ、ちょっとな。
何。大した場所じゃねぇよ。ここからそう時間も掛かんねぇしな(そう返答した後、しばらく歩き進める。木々が生い茂る獣道を超えたら、陽の光が差す開けた場所へたどり着く。そこは地面に綺麗な白い花が一杯に敷き詰められている花畑であった)
・・・綺麗ですね(その光景に見とれながら)
ショコラに教えて貰ったんだ。是非行ってくれってよ。(風が吹けば花弁が舞い、美しい花吹雪が舞い上がる)
…正直、俺にはこう言う花畑の良さとかはわかんねぇけど(ロマンチックのかけらも無いことを言いながら彼女の顔を伺う
ふふ、彼女にですか(ゆっくりと花畑の中心へと移動しながら)
この光景が平和な証だと思いますよ。争いになると真っ先に被害が出るのが自然ですから・・・(くるりとターンをして彼の方を向く)
あぁ…鹿の死体を背負いながら来る場所じゃなかったかもな(仕留めた鹿を布で包み、静かに地に置く)
戦争か。…自然、好きなのか?(彼女に続くように花畑に入っていき、目の前に立って
・・・えぇ、好きです。自然に囲まれて育ちましたから・・・。我々は自然なくして生きられない。それが、人の勝手で荒らされて良いとは到底思えません。この花も、木も、水も、空も・・・全てが変わってしまう(語気を強めるようにはっきりと言いながら)
……人っつーのは傲慢な生き物だ。私利私欲のために摘み取るばかりで与えようとしない。そのために争いが生まれて結果として多くを失う。(彼女とは対照的にこちらは落ち着いた口調で)
全く愚かよな。…俺も人のこと言えねぇが。
…ま、せいぜい俺らででっかい争いが起こらねぇようにしようじゃねぇか(彼女の背中を軽く叩き、小さく微笑む
・・・そうですね。せめて、この領地だけでも・・・。・・・すみません、突然このような暗い話をしてしまって(軽く叩かれて申し訳なさそうな笑みを浮かべる)
はっはっは!気にしてねぇよ。だからお前も気にするな!(豪快に笑って彼女の頭をワシャワシャと乱し)
そうだな。せめてこの領地でも守りてぇな。…ここは、いい場所だ(風が吹き、花弁が舞う。木漏れ日の差す草葉が揺れる音がすれば、その風を受け目を細める。普段は見えない穏やかな顔がそこにあった。
・・・ふふ、そう言っていただけると領主冥利に尽きるというものです。私にとってはこの領地が全てですから・・・(乱された髪を整え)
アランさんもそのような表情をするんですね(風で乱れる髪を手で抑え、彼を見る。舞う花弁と共に見える彼の穏やかな表情に微笑んで)
…んだよ。俺がほんわかした表情しちゃ悪いかよ(ジト目で彼女を睨み、バツの悪そう)
俺だって人間だ。いつまでも怖い顔ばっかしてらんねぇよ。休みぐらいは力も抜きてぇしな(袋に詰めた鹿の元へ向かい、それを持ち上げる)
そろそろ帰るぞ。花畑も花弁ももう堪能したろ(そう言って、歩き始める。
ふふ、いえ・・・。その表情が見れただけでも、今回の狩りに行った甲斐があったものです。

・・・っと、そう言えば(と言って何かを思い出したように彼に近づこうと)
勘弁してくれ。本来の目的は息抜きと運動じゃねぇか。
俺の顔をメインにされちゃ困る

…何だ?(足を止めて彼女の方を向き
ふふ、すみません(くすくすと

いえ、私も彼女から頼まれごとをされていたもので(と言って彼の頭に手を伸ばし撫でようと
…ん、何の冗談だ?(素直に立ち止まり、頭を撫でられつつそう問いかける。その表情は少しだけ恥ずかしそうだ
ふふ、ショコラさんがアランさんの頭を撫でさせてもらえないと言っていまして…。私がやって撫でれるか試して欲しいと頼まれました(優しく撫でた後手を離し
…いつも私の髪をくしゃくしゃにしますからそのお返しも兼ねていますけど(くすくすと笑いながら。優しく撫でているので髪型が崩れることはない
アイツが…全く、俺の頭を撫でるなんざどうでもいいだろ…。(頭を撫でられ、あきれた様子で頭を抱える
ほう、仕返しか?それにしては随分と生温いな。もっと力強く撫でてもらっても構わなかったんだがよ(目を細めて彼女を見据える
ふふ、後が怖いですから…。
本命はこちらですけどね…(と言って近づいて不意打ち気味に右頰にキスしようと
ははは!賢明だな。
ま、本当に後が怖いなら最初からやんなっつー……っ!?(不意打ちのキスにびっくりした表情を浮かべ、彼女を見据える。その距離の近さに顔を少し赤くして、視線を逸らして何事もなかったように冷静を装う
…今日のお礼です(と少し離れてから呟く。ほんのりと赤い顔で彼の顔を見て)
な、ん…んっ、んんっ!そうだな。
有難く、受取っておく。…がよ、やっといて恥ずかしがるんなら初めからやるんじゃねぇよ。
(赤くなった顔と乱れた表情を正すように咳払いしをして、そう返す)
もう、さっさと帰るぞ。鹿食うぞ。鹿。(言葉に詰まりながらそう言って歩き出す。
…たまには良いではありませんか(ほんのり赤い頬でくすくすと)
えぇ、そうしましょう。…クロバさんに会う前にちゃんと顔を洗ってくださいね(と言って追いかけるようについていく)
たまには…ったく、今度からは事前に言ってくれ。
心の準備が済ませられねぇじゃねぇか(赤くなった顔を落ち着かせれば、いつものように冷静な口調に戻る)
そうする。全く…(ぶつぶつと悪態ような、将又照れの誤魔化しなのか、何かを言いつつ離宮へと帰っていく。短かったような、長かったような彼女との狩りを終え、その後は丸まる一日、離宮で寝て過ごした―――
ふふ、事前に言えばさせてもらえない気がしますが…。次からはそうしますね(終始顔の赤いままでいつもの調子で悪態を避けながら帰路につく。久しぶりのオフで息抜きを終えた彼女を待っていたのはいつもの書類の山。あぁ、現実に戻って来てしまった。そんなことを思いながらも今日一日はオフと決めたため、緊急性の高いもののみを手早く済まる。残りの時間はゆっくりとティータイムをして過ごすのだった。)

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