【捨て猫】
大地を走る龍脈から漏れ出たエネルギーが収束して産まれる精霊種。
強い番長力に惹かれる性質があり、「捨て猫を拾う」ことは大地の精霊に力を認められることと同義だとされる。
そのため、番長の多くは捨て猫と邂逅した際に拾おうとする傾向があるが、力の弱い番長が触れると強烈な反発力が生じるため触れることすらできないという。

寿命を終えた捨て猫は龍脈の一部として大地に還り、番長は新たな捨て猫を探す旅に出るのである。

――番長として～捨て猫と共に生きる～・序文より抜粋――


捨て猫に限らず、拾い物が思わぬ力になる事が世の中にはあるのである。
ここは一つ修業として番長の真似事をするのも一興であろう。

そういう訳で、いかにもな路地裏に段ボールを設置した次第。
何か入っていれば皆も覗いてみるがよかろう。


■あそびかた
・ダイスを振ります。
・下記の表のものがダンボールの中に入っています。
・ゾロ目が出たら何らかの原因により死にます。

出目
00～09　捨て猫だ！カワイイ！
10～19　捨て犬だ！キュート！
20～29　捨て「子犬」（美少女語録参照）だ！死にたく無くば戦え！
30～39　ホームレスの住処になってる……。
40～49　えっちな本の詰め合わせだ！
50～59　捨て子だ！今日からおまえがママだ！
60～69　世捨て人だ！捨てられたんじゃない、捨てたのだ！
70～79　ダンボールミミックだった！奇襲攻撃だ！
80～89　「拾ってください」看板を持ったおじさんが無言でキミを見ている……。
90～99　捨て猫（精霊）だ！大地の精霊に認められたぞ！

（物陰から出てきた「子犬」に反応することも出来ず喉笛に食らいつかれる。
　抵抗する気配もつかの間、骨の砕ける嫌な音ばかり響かせて路地裏の闇が濃くなっていく……。）