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美少女道場
ふうん。
一定の価値を保証される、というよりもお前の考えている容姿の価値を共有させられているとも感じるな。
前も言った通り、我々にとって容姿とは実力を判断する目安のものだ。
純粋に形を見てガワがいいと判断する事はあまりない。あるとしたらそれは個人の嗜好部分の話だ。
……まぁ、それでもお前の容姿の価値は、正しく理解しているとは言い難いが分かる。
「美しい」(強そう)の意味ではない方の意味も――多分少し、理解していると思う。
正しいか正しくないか答え合わせ出来る場所が無いから自信ないし、普段から顔面殴っておいて言うセリフでもないと思うが。
一定の価値を保証される、というよりもお前の考えている容姿の価値を共有させられているとも感じるな。
前も言った通り、我々にとって容姿とは実力を判断する目安のものだ。
純粋に形を見てガワがいいと判断する事はあまりない。あるとしたらそれは個人の嗜好部分の話だ。
……まぁ、それでもお前の容姿の価値は、正しく理解しているとは言い難いが分かる。
「美しい」(強そう)の意味ではない方の意味も――多分少し、理解していると思う。
正しいか正しくないか答え合わせ出来る場所が無いから自信ないし、普段から顔面殴っておいて言うセリフでもないと思うが。
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麓の村で一泊した後に早朝から山に入る事となった。
途中までは村の者が拓いた山道を辿り、その次は細く草が倒れたけもの道を辿る。
山中は緑色濃く、日差しの眩しさに反して空気はしっとりとして冷えていた。
人里とは違う草の匂い、否、堆積した腐葉土の匂いか。踏み締めるごとに強く香っては人の生存圏から離れた事を主張する。
知らぬものからすれば、無軌道にけもの道を辿っている様に見えるかもしれない。
その実、等間隔に植えられた食用になる樹木、辻の積み石等、自然の中に溶け込む様に残された人工物を頼りに進んでいるのだ。
導こうとしているのは人の世の浅瀬に作られた貯蔵庫。昨晩泊まった村の隠し沢だ。