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異人館『黒睡蓮の館』

【1:1RP用】暖炉ある客間(Lumilia=Sherwood様用)

冬のある日、夕刻過ぎ。
外は日が暮れ始め、暗がりが窓の外を覆いつつある。

館の主たる悪魔は客間に入ると卓上にある幾つかの蝋燭と暖炉に火を灯した。まだ部屋は冬の寒さに包まれているが、じきに仄かな温かさが拡がっていく事だろう。

さて、と一息付くと悪魔は振り返り、今宵の客人を招き入れた。

《ロールプレイ用の1:1スレッドです》

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(世界は初めから美しいものに溢れてる、との言に)
そうだね。それは至言かもしれない。流石は詩人だね?

しかしね、痛みもいいものだと私は思うよ。
「グロテスクな美しさ」というものもあるし、腹黒い想いや邪悪な願いも極まれば美しいものさ。
それにこの美しい世界がひとつの生き物だとするならば、綺麗で美味しいピンク色の肉や心臓だけを寄り好んで食べるよりも、悪臭に塗れた腸や泥に塗れた足の先までもしっかりと愛して、丸ごと噛み砕いてあげたいじゃないか。
……(こくりと一杯お茶を飲み)まあ勿論。好みは人それぞれだけどね。不味いものは不味いし、痛みを好まないのも理解は出来るよ。

(楽しそうににやりと笑って)
ほう、それは楽しみだね。では旅人の料理の手腕、お手並み拝見といこうかな?
私も料理は嗜むものだから、些か以上にわくわくするね。流石にあまり専門的な調理道具はないけど、まあ専門的な物は野営では使わないだろうし問題ないかな。
調味料なんかは私の好みで選んだものが多いけど、香りの良いハーブ類とかは色々と揃ってるよ。食材はそこまで豊富とは言えないけど、木の実に茸類、干した果物に干し肉、フォン用に骨とかならあるかな。遠慮なく何でも使ってね。

(少し冗談っぽく)
ふふっ。「送り狼」という言葉もあるしね?狼は実は道案内も得意なんだよ。
さて、ではゆるやかに楽しみに、君の帰りを待つとするよ(ひらひらと手をふり)

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