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遥か夏のカプリチオ
水属性だからといってわかるわけではないと思いますが、釣りが得意な人はきっと魚の気持ちがわかってると思いますわー。
さておきわたくし、ユゥリアリアと申しますー。どうかお見知りおきを、クリスティアンさまー。
おや、60人目。おめでとうございますー。
そんなにたくさん、火山の贄が増えたのですねー。
さておきわたくし、ユゥリアリアと申しますー。どうかお見知りおきを、クリスティアンさまー。
おや、60人目。おめでとうございますー。
そんなにたくさん、火山の贄が増えたのですねー。
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出し抜けなその問いかけに、クリスティアンは目を瞬かせる。
「孤独なの?魚って」
質問に質問を返すのはいささか行儀が悪い。けれど、クリスティアンはそんなことは知らなかったし、彼と話している人物も、そんな事を気にするような人柄ではなかった。
「さぁ?」
「さぁ、って……」
「私は魚の考えなんてわからないからね」
とぼけたようにその人物は笑う。その様子に、クリスティアンはどこか気の抜けたような気持ちになる。
「じゃあ、なんでそんなことを訊いたの?」
「君ならわかるかもって思って」
クリスティアンは水の属性を持つグリムアザースだ。魚心あれば水心、なんていうけれど、だからって魚の気持ちなんてわかるはずがない。
だから、そう言うことにした。
「わからないよ、魚の気持ちなんて」
「そうだね、誰にも魚の気持ちはわからない。つまり、魚は孤独なんだよ」
首をかしげる。
そういう、ことなんだろうか。
「というわけで、魚の孤独についてどう思う?」
「どう、と言われても」
どう答えるのが正解なんだろうか。
何かを試されているのだろうか。
世界が開けたばかりのクリスティアンには、その質問は何もかもがわからなかった。
「えっと」
だから、
「もしも魚が孤独だというのなら、一緒に居てあげたいなって思う、かな」
そう思ったことはきっと、本心だから。
「そっか。今日のご飯は焼き魚だよ」
「えー…………」
台無し、だった。
というわけで今回の入団者。
『夢想神威』クリスティアン=ベーレ
さんでーす。
グリムアザースのひと珍しいですね。
実際水属性だと魚の気持ちわかったりするものなの?
風属性だと鳥の気持ちがわかるの?
山は死にますか?
海は死にますか?
風はどうですか?
知ったこっちゃないね。
はい
そんな感じです。
では以後よろしく。