PandoraPartyProject

ギルドスレッド

Wunderkammer

【雑談】扉の先へ、第一歩。

(堆く積まれた本の塔が、音を立てて崩れ落ちた)
(家主は何処にいるのだろう。部屋の何処かで埋もれているのだろうか)

――――――――――

→詳細検索
キーワード
キャラクターID
(数冊の本を抱え、ローブを引き摺る様にして一つの棚の前へ)
(眠たげな眼で並んだガラス瓶を凝視し)
コーヒー………切れたか…?
買って来なきゃなぁ、近くに店でも出来ないかなぁ。
(本棚に並んだ本達の、背表紙にするりと指を滑らせて)
(そのままゆるりと歩き出す)
…読んだ…読んだ…読んだ……これは読んでな“かった”な。
全く、何処に読んでいない本があるか分からないのが面倒だ。
まぁ物凄く困るという訳でもないのだし、構わないと言えば構わないのだけど…、
(くあ、とひとつ欠伸をして)……寝よ…。
(部屋の何処かで何かが崩れ落ちる音を聞くも、気にも留めず中二階へと上がっていった)
(本が崩れる音に興味ひかれて扉くぐり)
こんにちは、お邪魔するよ。
(本の山を興味深げに眺めて見渡して)
さてはて、留守なのかな?
(人の声に数十秒の間を置いて、中二階からとんとんと下りてくる音が)
…おや、こんにちは。いらっしゃい。
(少女の表情ににこりと笑って)
本に興味があるのか?好きに読んでくれて構わないよ。
(静かな間に出直すかなと思い始めた所で、足音に気づいて)
初めまして家主殿。
恋歌鼎と言う、本に誘われてお邪魔させてもらってるよ。

ふふ、本に埋もれた生活をしたい程度には好きかな。
おや、好きに読んでいいのかい?
見たところ貴重な物が混じってそうな感じがするけれど。
(近くの本を抜き取りパラパラと頁をめくりながら)
おっとこれはご丁寧に!
シエロ・ラブラドールだ、よろしくな。

ああ、自由に読んでくれ。
本好きなら此処は丁度良いだろう。何しろ本だけはあるからな。
貴重なものも確かにある様だけど、
(ひょい、と肩を竦めてみせて)あまり頓着しない性質でな。
何か飲むか?と、そうだ椅子は…ああ、其処か。
(乗せていた本を移動させて)此れを使ってくれ。
(扉を開けて一瞬躊躇うも、白い翼を折りたたみ、本を崩さないように間をゆっくり抜けてくる)
こんにちはです。どなたか居ますかー?
(声の聞こえた方へ向き直り、ゆったりとそちらへ歩み寄って)
おや、今日はお嬢さん。いらっしゃい。
…へぇ、綺麗な羽根だな。飛行種というやつか?
おや、シエロ君は読み散らかすタイプなのかな?
無造作に読み散らかされた本の山というのは中々趣があるものだけれど。

おっと、そんな所に椅子が会ったのか、色々埋まってるみたいで楽しいね。
(椅子にちょこんと腰掛けて)
頂けるなら、紅茶が嬉しいかな?

いらっしゃい。
本の山はやはり魅力的なのかな?
家主はこちらのシエロ君だよ。
(と指し示して)
ふふ、ありがとうございます。はい、ご覧の通り、飛行種です。(翼をほんの少し広げ、すぐ閉じ、シエロに応える)
こちらが家主のシエロさんですね。ルミリア=シャーウッドです。(恋歌に目を合わせ、話を聞いた後シエロに会釈する)
本、崩さないようにしますので、見ても良いですか?
場合による、かな。仕舞える本は仕舞うが…何分収納スペースが足りない。
俺が最初に此処に来た時もこうだったから、その流れでというところもあるな。

(くすりと笑って)
はは、時折何が何処にあるか分からなくなってしまうがね。
紅茶だな、少しばかり待っていてくれ。…さて、どのビンだったか…
(棚に並んだガラス瓶をじっと見て)
(茶葉の入った瓶を取る)

ああ、家主のシエロ・ラブラドールだ。よろしく、シャーウッド。
ふむ、飛行種か…(じ、と眺め)…いや失敬。俺は元々異世界の出でね、やはり未だ少し物珍しいものがある。
ああ、好きに見てくれて構わないよ。シャーウッドは何か飲むか?
ありがとうございます。では、私も彼と同じ紅茶をお願いします。

旅人…ということでしょうか?そちらの世界に私のような種は居なかったのですね。
…以前の世界はどのような場所だったんですか?(そっと本を取って眺めつつ
発見の喜びに満ち溢れた日常生活とも言えそうだね。
こうして見てるだけでも飽きそうにないよ。
(棚のガラス瓶の方を種類豊富だなっと興味深げに見て)

おっと、申し遅れたけれど恋歌鼎と言うよ。
(ルミリアの少しだけ広げられた羽を見て)
飛行種の羽は華やかでいいものだね。
恋歌さんですね。初めましてです。(会釈)
ふふ、白い翼でも、華やかですか?ありがとうございます。
ふわっと広がる翼は軽やかに見えるし、白い羽は優しく柔らかそうだしね。
翼をもたない私からすると、とても華やかに見えてしまうよ。
偶に翼があれば、なんて思う時もあるしね?
(ティーセットをお盆に乗せて戻ってくる)
いや悪い、久しぶりに人をもてなしたからかな、勝手が思い出せなかった(苦笑して)
シャーウッドも紅茶だったね、どうぞ。
(3人の前にカップを置き、紅茶を注いでゆく)
ご明察だ、旅人だよ。
前の世界ではそうだな飛行種の様な者は、少なくとも俺の知る限りではいなかったな。
幻想種に似た者はいたがね。
(フードを外し、自らの耳を指し示す)
恋歌と同じく、翼があればと思う時があるよ。きっと見える景色がまるで違うのだろうな、ああ、楽しそうだ…。

(くすりと笑って)確かに。
俺は退屈がとても嫌いでね、それを考えるとこの部屋の状況は飽きなくて良い。
(ゆるりとガラス瓶を指差して)
ああ、そっちは茶葉で、そっちが薬草だ。
あとはコーヒ粉と花弁と…そういえば何処かに飴を入れていたな。さて、何処だったか…。
なるほど。そうですね。私に力があれば…共に飛んで見ることもできたのかもしれませんが、残念です。翼の手入れは大変なんですけれど。(冗談めかして)

ありがとうございます。私は紅茶だけで大丈夫です。(受け取り)
幻想種に似た…この世界とはやはり似ていたということでしょうか?人の暮らす街があり、幻想種の暮らす集落がある。文化や文明、音楽も…ふふ。違いを探すのが楽しそうです。(楽しそうに柔らかく微笑み、次の本を眺めてみる)
はは、共に空を飛べないのは残念だが、俺なんか抱えようものならシャーウッドの腕が折れないか心配だよ(ぱちりと片目を閉じ)
何、話しを聞けば想像出来る。同じ体験とはいかないが大なり小なり共有出来るだろう。

そうだな、この世界ほど混沌とはしていなかったが、何処か似ている世界だったよ。ああ、飽きなかったな。音楽は…あまり触れて来なかったな。向こうの音楽も然程詳しくはないが、こちらの世界…そうだな、シャーウッドの所はどんな音楽なんだろうか?
(話しつつ近くの本の背表紙に指を滑らせている、読んだことがあるか確認している様だ)
ありがとう、紅茶の匂いはほっとするね。
(紅茶を受け取って周囲見回し)
コーヒーにお菓子に、色々入って面白いものだね。
一つ一つ開けていけば、気分は宝探しかな?
毎日一つ開けて中を確かめるだけでも、毎日飽きずに違った気分で過ごせそうだね。

きれいな翼は手入れも大変そうだね。
ああ、でもすごく柔らかそうで触って手入れしてみたいかな。
他人の髪を弄るのとか楽しく感じるしね?

この世界もシエロ君の世界も飽きない良い世界だったのだね。
(興味深げに二人の話きいて)
宝探しか、ああ、正にその通りだな。
ほぼ毎日、大して確認せずに開けてしまうのでね、何を口に出来るか運次第なところはある(くすくすと笑って)

そうだな、中々面白い世界だったと思うよ。
恋歌も異世界の出身か?
宝探しか、ギャンブルか、似たようなものだけどどちらにせよ癖になりそうだね?
私も試しに一つ開けてみていいかい?
(どんな味か想像しながら、ガラス瓶の上を視線彷徨わせて)

ふふ、自分の世界を面白いと言えるのは良いことだね。
そうそう私も異世界出身だよ。
一言で言うと、混沌よりも均一だけどムラがある世界かな?
ここでいう人間種しかいないけれど、それでも人の数だけ違いがあって賑やかだったからね。
故郷の音楽というなら、私はあまり長く育ったわけではないのでお答えすることはできないです。代わりに、私の音楽というのであれば……これですね(フルートに似た楽器を出し)。
ほとんど、旅を共にしてきた師から教わった音楽が多いものです。師の故郷の音楽だと、聞いています。遠い場所だとしか、教えてはもらえませんでしたけど。(思い出し、自然に微笑み)

ふふ。私にとって翼は命に次ぐ大事な部分ではありますので、不意に触ったりして驚かしたりはしないでくださいね。見えない部分でもありますので、手入れは時間と労力が掛かりますし、毎日しないとたくさん羽根落としちゃったりもしますから、手も抜けないものです。

(紅茶を含み、ふぅと一息)
これも探し当てたもの、だったりして。もしかしたら珍しいものかもしれませんし、もっと珍しいものが見つかるかもしれませんね。この中を彷徨うのも、小さな旅をしているような気分になりそうです。
ああ、構わないよ。是非にどうぞ。
(微笑んで、ひらりと腕を動かしガラス瓶の並ぶ棚を示す)
…おや、よく分かったね、シャーウッド?御明察だ。
旅…旅か。そう言ってくれるなら嬉しいな。

恋歌の世界はムラのある世界、か。良いね、興味がある。
それぞれに個性が際立つというのは素敵だな。

へぇ、それがシャーウッドの相棒か?
(取り出された楽器を眺め、次いでシャーウッドの微笑みを見て優し気に目を細め)…そうか、良い師匠だったんだな。

いやしかし、気づけば大分寒くなって来たな。そろそろ一度換気をするとしよう。
(そう言ってゆらゆらと窓の方へ向かっていく)
(悪いね、大分間を開けてしまったものだから立て替えるよ、冬になった事だしね)

キャラクターを選択してください。


PAGETOPPAGEBOTTOM