PandoraPartyProject

ギルドスレッド

商人ギルド・サヨナキドリ

所有物の部屋

拾子の
本と書類が雑に片付けられている
家具はベッドと本棚と机に椅子
洋服は床に落ちてたりベッドの上だった

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ふぅん……?(ソレがゆるりと首を傾げて)
であれば、狐の威を借るようなお洒落は未練では無いのかぃ?
……これはやり過ぎたかなと思ったんですが、望月君の役には立ちそうなので。
甘い彼が現実を知ったとき、一番良い的でしょう?
それとも、唯一無二のトモダチであるあなたが行きますか?
出るのを止めないならね。ところでキミ、我(アタシ)がキミとあのコの関係を勘違いしているから"同じ"と言ったと思ったのかぃ?
……いいえ。正直、わかりません。
たぶんあなたには、僕が僕の事なのに自覚してないことも見えているのでしょう?
さて、買い被りすぎじゃあないかナ?我(アタシ)はあのコの残滓を誰かが未練がましく掴んでいるのも、あのコがあまりに歪んだ捉われ方をするのも面白くて、気に入らんだけさ。

ああ、強いていえば。
さっき言ってたことは"多少の欺瞞"が含まれていることくらいかな、わかるのは。

(からり、からりとソレが嗤って)
ほぼ無意識に、僕は死を理想化しているのかと今思いました。
(思っただけで確証は持てない)
いつも大切だった人が死ぬと、喪服と称して格好を真似てしまうんです。
何故だか強烈にそうしたくなるし、それで前を向いた気でいる。
でも、きいと違うのでしょう。前を向くつもりではないのでしょう。
きいと──、連れていって欲しいから。
だから僕はこんな格好をするのだと、今思いました。
ーーそれは最早、キミにとっては「仮初め」と言える存在ではなかったんじゃないのかぃ?
……──そう、そうだと思う。
恋でも愛でもなかったけれど、ヴォルペさんは大切な場所でした。
(泣き出す寸前の顔で笑って、商人の両の手を取る)
"ねえ、あなた。僕を殺して。死にたい。"
……ああ、本当に。貴様は無様よなァ、ニンゲン。

(ぎち…と手を握って)

"何もかも捨てる覚悟はあるかい、悲嘆する者。暖かさを胸に抱いたまま、望みを叶えられる気でいるかい、臆病者"

キミは全て裏切れる?友も、居場所も、この世も、かつて愛した人間も、大見得を切った人間も。あの男は何も裏切ってなかった。でもキミはソレが必要になるだろう。ソレを対価にできる?
わからない。
気付いたら、棄てているやも。気付いたら、叶える準備を整えていた。
("赤"が混じる涙がその頬を汚す)
(ヨタカと真砂とルミエール嬢には泣かれるだろう。それでも良い)
(望月君やメロ君には嘘をつくことになる。それでも良い)
今すぐ僕は、死……ッ!!
(言葉の途中で苦しみが襲う。その両耳の留まる呪いが苦しめていた)
嗚呼、嗚呼、嗚呼!!!!!!!
こんな時でも!貴方だけは死なせてくれない!!!!!!!
(キラキラ、キラキラと美しく光り輝くピアスは愛しい糸しい愛の呪い。装着者の生を望む)
そら。
そら。
ソレも捨てられるかい、キミ。
棄ててごらんよ、ねぇ。

一言口にすれば事足りる。
目の前にいるモノが"何か"はわかるだろう?

"要らない"と、

差し出してごらんよ。

(どこまでも優しい嘲笑を、ソレは浮かべている)
あ、あ"ぁ"あ"ぁが……!
(痛み、誘う声、……願い)
………………っうぐ、あ"ぁ"あ"…………っっっつ!!!!
………………………でき、なぃ…………………………………!
(弱々しく悲しい声は、そのピアスを差し出せなかった)
(唯一無二のつながりを。愛の形を手離すことは出来なかった)
……それなら貴様は「まだ死ぬべき時ではない」のだろう。たった今、願いと愛で「愛」を取ったキミは、どれだけ痛かろうが苦しかろうがそれを受け入れるしかないのだから。(淡々と語るそれの瞳は、憐んでいる様にも見える)
ひっ、ぐぅ"……うぇえ……っ
(ずるずるとその太ももにすがり、顔を歪ませて泣いていた)
可哀想にねぇ…………(くすくす、くすくす。楽しそうに笑って、ソレは拾子の頭を撫でていた)
(どれほどそうしていたのか、痩身はぐったりと弱っていく)
おやま。ほんに脆いね、キミは。(具合を視ながら抱え上げてベッドに運ぼうと)
(抵抗なく運ばれる。息があがりながも商人を見ている)
良い…………以蔵の所に……行きます……………
(だから回復だけ欲しいと)
別に、すぐさま必要な用でもないよ。今のあのコであればいつ出向いたところで然程の苦労はするまいて。(その程度には鍛えてある、とケララと笑い)
……それでも仕事、なので…………(仕事人間)
わざわざあのコの不確定要素になりたがるほど愚かかい、キミ?(くすり)
それは…………(諦めたように目を閉じて)わかりました。もう寝ます
よろしい。それじゃあ我(アタシ)も退散するとしようか。(よしよしと黒い髪を撫でてから踵を返して)
(散らばった普段着を適当に畳んでベッドの端に置く。
机の本は栞を差して閉じて何とか床を出現させた)
(少し緊張した様子で辺りを見回す黒スーツの男。しんとした静寂に慣れず、咳払いしてから二回ほど扉をノックして)
京ちゃん、少しいいか?
(扉を開く)ああ、どうぞ。今ちょうど(僕の実力で)掃除が終わった
それはお疲れ……いやちょっとこれ、早速もう足の踏み場がないんだが?!
そうか?服は全部ベッドの上に取りあえず置いたし、書類も全部提出してあるからキレイだが。
置いたっていうか盛っただけだし!書類も外に出してこれか?!
とりあえず衣装棚はどのあたりに埋もれてるんだ、服の整理ぐらいは手伝うから……(部屋に踏み入ろうとして足元の感覚に鳥肌が立つ)
っていうか踏み歩いて大丈夫なのかよこの足元に転がってるの
仕事着用のクローゼットの隣
(この汚部屋に於いて、異常なほど綺麗なのは仕事着のスーツと魔術礼装が掛かったクローゼットとカラス達の籠下のお世話グッズ置場だけだった)
(乱雑に書かれた魔術陣はどうにか避けろって感じだ!)
まあ本はともかく、魔術陣はいけるだろ?
というか片付けてお願いしたかった訳じゃねえよ
話をしたいからお入り
いやその魔法陣が一番怪しいだろ!乗っかったら変な所にワープとかしないだろうな……?
(おっかなびっくり、とりあえず魔法陣をつま先で探ってから上に立ってみる)
そ、そうだった。あまりの衝撃で本題を忘れる所だった。

突然なんだが京ちゃん。その……、(どう切り出すべきか、沢山考えてきたというのに、口に出そうとすると躊躇われる。ほんの少しの沈黙を挟んでから)花街での仕事をやめて、俺と一緒にホストクラブで働かないか?
監査対策とかの裏方として籍を置いてるだろ、ちゃんと。
花街の仕事の方が僕としては重要だ、辞めない。
重要……。京ちゃんにとって、花街の仕事はそんなに大切なのか。

俺も接客業の端くれとして、同業には敬意をはらってる。だから花街の仕事がどうとか言うつもりじゃない。……だが。
京ちゃんを好きな一人の男としては、俺だけを見て欲しいんだ。
!!!
(実の所、ずっと疑問だった答えが思いがけないタイミングで明かされた)
(『花街の仕事が重要だ』なんて、そんな半分嘘な理由にも真摯に受け止めた彼に胸が軋んだ)
……君のそれは、友情?それとも………
(それでも、それでも人の愛情が信じられない男はまだ踏み出せない)
ばっか、フラれたって好きなもんは好きなんだよ!今さら「やっぱり友達ね」なんて気持ちを変えられるほど、俺の核(コア)は不誠実じゃない!
そりゃ、ホスト業をしてれば接客で愛を囁く事もあるから疑わしいのかもしれないが……接客じゃない真っ直ぐな「好き」を伝えてるのは京ちゃんぐらいだぜ?
う………(そりゃそうだ、と内心で突っ込んだが言葉にはならなかった)
(代わりのように呻いてしまった。──困ってしまったのだ)
(そう、困った。前だったら即座に断って連絡ごと断っていた。そういう生き方をしていた)
(けれど……、『悪くない』だなんて、どうして思うんだ)
(今だってピアスを差し出せる気はしないし、あの人を忘れられないでいるのに)
(、って甘えそうになる)
僕、ぼくは……駄目だ、どうしたら良いんだっけ……………
(ずるずる、力なくその場にしゃがみこむ。
一生の戀心だと思ったモノが綺麗な想い出にいつの間にか塗り変わってた。
それだけ冥夜は傍にいてくれた。でも)
僕、冥夜に「付いてこい」って言えないのに……!
どんな状況でも僕は元の世界に帰るつもりでいるのに……!!
(元の世界は悲しくて辛い世界だった。
でも、まだ『守りたかった存在』を残してきた世界でもあった)
京ちゃん……。
(その葛藤が何から来た物なのかは、あまりよく分かっていない。それでも自分の為に悩んでくれている事ぐらいは察しがつき、ゆっくりと近づいて膝を折る)
もしも京ちゃんが元の世界に戻るとしたら。
「付いてこい」って言われなくても、根性でついて行く。

あちら側の世界を思い出す時の京ちゃんは、何だか悲しそうな顔をする時があるからさ。向こうに行っても、力になりたいんだ。
(頭を撫でてあげようと、ゆっくり手を伸ばしてみたり)
俺はいつだって気力と体力とガッツでトラブルを解決してきた男だぞ。
成せばなる!
ばか、どうなるか分からないのに。
(きっとこの世界に帰ってこれないし同性同士は何か言われ易い世界だ)
でも、けれども……ありがとう。
確定未来で僕は冥夜を置いて逝くけれど、充分な資金と身分は用意するからな。
(ゆっくり顔をあげてそちらへ手を伸ばす)
ずっと付いておいで、僕の可愛いひと。
どうなるか分からないからいいんだよ。想像するだけ可能性がある。希望がある。それが特異運命座標じゃないか。
後ろ向きなんだか前向きなんだか……。でも、京ちゃんらしい返事でしっくりくるよ。
(伸ばされた手に、指を絡める様に握ってみる。やってから急に恥ずかしくなって頬を赤くし)
……絶対に、後悔はさせないさ。
後悔も含めて楽しみだよ
(指を握り返して、空いてる片腕で抱き寄せてそっとキスを贈る)
んっ……!
(キスひとつで頭がバグりかけ、ぎこちなくも腕を首の後ろにまわして密着する)
し、心臓がバクバクしっぱなしだ。身体が故障したかもしれない……。
………………、なるほど……?
(冥夜の頬を染める表情の変化を至近距離で見詰めての第一声だった。
困ったように眉を寄せて頬を染める様に開けてはいけない扉を開けた気がしたのはまだオフレコとした)
この程度で壊れて貰うと困るんだがな
今日はこのくらいにして、明日また手を繋ぐ所から始めようか。
(ひとまずこの変わった体勢から脱却して仕切り直そうと)
お、押忍……!
(ギギギ、と音がしそうな動きで身を離した後、メガネのブリッジを押さえてレンズの反射で表情を隠す)
それなら明日は、ファーストクラスなエスコートをしてみせよう。ホストクラブの店長のテクニックで、京ちゃんを今日の万倍ときめかせてやるぜ!
(よいしょ、と立ち上がりつつ)
冥夜がそういう風に僕と過ごしたいならそうして欲しいがただ競うだけなら断るからな
(それじゃあ、一旦部屋にお帰りと見送る)
競う訳じゃないさ。ただ、好きになって貰ったからには、京ちゃんにだって沢山ときめいて貰いたいからさ。……とりあえず、この足場がない状態をなんとかする方法も考えておくぜ。また明日!
(一瞬何か踏んで転びかけるが、何とか持ち直す。渾身のキメポーズと共に扉を閉めた)
それなら待ってようかな、明日。
(ヒラヒラと手を振って)
…………実は恋人できるの初めてだっていつ教えようか、なあ君たち?
(いつの間にか帰っていたカラス達を振り返った)
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