ある日の店先での話。

おいおイ、優しくしてやれヨ？
兎を撫でるみたいニ、そーっとナ（言い草は大地を気遣っている？ようだが、ぶっちゃけ楽しければ、もとい大●地●さ●え●壊●れ●な●け●れ●ば●何してもいいぞって面をしている）

お手柔らかに……お願いします……。
（姿勢を正して、シャンと座る。それなり以上の目●を持つものならば、ぼんやりと赤く、末端にまで張り巡らされた毛細血管のような魔力の通り道が見えるかもしれない。
こと輝きが強く見える、もとい魔力の集まっているのは赤い髪、首周りを囲う傷跡、そして大地利き手である右手、特に親指、人差し指、中指……ペンを握る部分だ）