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ギルドスレッド

商人ギルド・サヨナキドリ

焼肉屋『万事跳躍』

商店街迷宮・サヨナキドリ内に存在するこの店は、肉・海鮮・野菜の食べ放題メニューの他、人気の「日替わりスペシャル」は普段あまり口にする機会が少ない肉を食べることができるということで開店当初からなかなかの盛況ぶりだ。

ドリンクメニューや個室も充実しており、人目を気にせずゆっくり肉を味わう事もできるだろう。

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「おやま。キミこそ、最近は忙しかったのかな?」

(美味しそうに肉を食べる姿を前髪の奥で目を細めて眺め、焼けた海鮮を自分の皿と彼女の側の別の皿に盛っていく)
「んー……そうね」

(忙しかったか、と言われれば首を傾げて。そのまま肉を皿に二枚、三枚と盛ってもりもりと食べる、一口もしゃ、と菜を食べて)

「……あー? どうなのかしら。いや、多分きっと、他の人間からすると忙しいのかもしれない。そう、私の場合は。何もせずに思索にふける時間は、鉄火場の中で槍働きをするのと大差なく疲れているかもしれない」
(対照的にソレは、大ハマグリを口に入れると咀嚼する。以前と比べるとそのスピードはだいぶ早い)

「ほぉ。何を考えてたんだい?我(アタシ)も長い時間を思索に費やした経験はあるからね、否定はしないとも」
(えっ、と。供されてもないのに食べ始めた武器商人に一瞬驚くけれど。まぁ子供ができたらそんなものか、と言葉を飲み込む)

「……そうねぇ、いや、詮無きことよ。いやまぁ、この席なら何を言っても良いんでしょうけど……。私はあと、どれくらい戦えるのか、戦わないといけないのかとか。いやまぁ、結論から言うとそんなの、無論死ぬまで、なんだけど」
(意外と美味しい、とモツに火が通るまで菜をもしゃもしゃ)
(彼女の様子に気がつくとああ、と口を開いて)

「飲食店に来てなにも頼まぬ方が不作法であろ?それに商品を提供する、っていうしね。後は自身が作った料理と……番が作った料理かな、こうするのは。あのコは明確に“我(アタシ)のため”に作ってくれるから」

(イカを美味しそうに齧って)

「死ぬまで、ね。難易度が高い様な低い様な。難しいところだ」
(顔に出すぎたか、とちょっと頬を赤くして)
「ああ、なるほどね。契約は成立してるからそこで別に食べてもってことか、納得。それと……番にご執心ね。いや、見ればわかるわよ。人間性の供給源というか、そうあってほしい、そうでなくてもよいが、自分はこれが喜ぶ、みたいな強いベクトルを感じる。」

(モツを塩で口に放り込んで、はふはふしてから飲み込んで)

「まぁ、満足に死ねる体だからね、幸いにして。いや、この世界にいる限り死ぬ体では居られるのでしょうけれど。人として死ねるのか、という問題点をね。時々……独り寝の寂しい夜に思うことがあるわ」
「だって、あのコは我(アタシ)だけの可愛い小鳥だからね。我(アタシ)の所有物、我(アタシ)の眷属、我(アタシ)の番。──ああ、今感じてるニュアンスで一番伝わりやすいのは、"我(アタシ)のお家"かな。安息の地、安心を得られる場所。だから離したくなくて、色々喜ばせたくなるんだろうね」

(烏龍茶を一口飲んで)

「キミの性質を考えると、案外と我(アタシ)みたいにどこか別の界(さかい)で再構成されて目が覚めた、なんてこともありそうだけどね」
「なるほどね……それはそれは、とても重要だわ。安息の地、あるいはとまり木かもしれないけれど。そこで瞳とをじていられるというのは、とても大事なことよね」
(納得、と言って次はロースやカルビをまたぎっちり並べはじめて)

「それはこの世界における召喚された英雄という一点においては、私達は共通の存在ではあるからね。もしかしたらそうなのかもしれない。……万人に知識という塔を積み上げれば成功をつかめるという福音をもたらした。なんて言われてもねぇ。その塔を積み上げる労力と、その維持の大変さと、そしてその万人にもたらす福音さえも先天的なものがとても大きい。そして私には、勇者という概念が付与されてしまった。少なからず、今後その影響が出る。なんともはや……いや、しょうがないか。去年のあの子に少しでも追いつこうとすれば、そうもなるわ」
(何かに気がついたように口元に指を当てて)

「あァ、そういえば我(アタシ)もか。いやはや……何時ぶりだろうね、勇者なんて概念が付与されるのは」

(想像の通り、碌なものじゃないけど。と言いながら焼けたホタテにちょろりと醤油をかける。ホタテに添えられたバターのいい香りが漂った)
「そうよ、今夜の焼き肉パーティの別名は勇者会合なんだから。恐るべきことに」

(くすっと冗談めかしてから、私も後で頼もうとホタテを見てうなずいてから)

「だからかしらねぇ……勇者というのは結末が決まってるのよ。それは死であり、あるいは悲劇である。勇者をやめないかぎりはね。勇者は死して英雄になり、勇者の名はその意義から外れていく……。死後のことまで考えているのは、おそらく私に死が見えているのか、何なのか……まぁ、ただの厭世的ななにかかわかんないけども」
(くすくすと笑ってレア気味につぎつぎ獲って)
「ある種の"消費"、とも言えるね。普遍的な概念であるが故の。でも、我(アタシ)にはそれが霞むほどの概念が取り巻いている。御伽噺の魔法使い、悪魔、銀の月、魔女、白薔薇の隠者、わだつみ……どれも正解では無いようだけど、さりとて完全に間違いとは言い切れない。それまでの行いから付与された概念」

(ゆっくりとホタテを切り分けて口に運ぶ。海洋産の肉厚のホタテは美味しい。でも次は肉も頼んでみようかな、と思いながら)

「だからその結末には"落ち着かない"。確かに、結末自体は『そうあれかし』と望まれ迎えるかもしれないが、それは1つの役割を終えたというだけさ。また別の概念によるモノガタリがキミを待っている──ああ、駄目駄目。『その時はどこぞに引っ込んで楽隠居生活を楽しもうかしら』なんてさ。"普通"に生きてたって概念は付くんだぜ、我(アタシ)に近しいキミよ。特に、キミのようなタイプはね。なんならモノガタリの方が離してくれないだろうよ」
「二つ名の多さは私も貴方も大概ね」
(また軽く笑ってから、一つため息を付いて)

「物語のほうが離してくれない、か。それこそ、私だって引っ込んで楽隠居したくてたまらないのに。ふふ、それで……私がその物語に巻き込まれるのに飽きたらどうすればいい?」
「飽きたら?んー……」

(ぽや…と少しの間、宙を見上げて考えると、柔らかい笑みを見せて)

「……その時は、また一緒に考えようか。暇を潰すアイデアを出し合うのもきっと楽しいよ?」
(ふっと思わず吹き出してしまって)

「ああ、うんそうね。どうせ私の果ては未だに見果てぬどこかにあるのだから。考えるだけ無駄よね。そして、走るなら、自分の好きなように走りたい。それ以上でも、以下でもないわね。私は自分の器の限り走り、自分の器によって死ぬわ。」
「それはそうだろうとも、でも」

(メニューを開いて、次の品を物色しながら)

「選択肢は多い方がいいからね。“我らはヒトリだが、孤独ではない”」
「人は死ぬまで一人である。人はわかりあうことはできない。待て、しかして希望せよ」
(そんな事をぼやいてから)

「あ、それじゃあそろそろ米いきましょうか。私その石焼ビビンバっていうのと、あとタン塩と、それから厚切り牛タン塩と、ホタテ」
「人間の叡智はそれに尽きる、ってね。わかりあうことはできないかもしれないが、知ることはできる」

(チリン、と鈴を鳴らして店員を呼ぶと、ジョーンズの方の望みのメニューと「日替わりスペシャル」、ハラミ、それから冷麺を頼んだ。店員はかしこまりました、とすぐ注文の品を取りに行く)

「……後は寄り添うことも。永遠には難しいけどね」
「そうねぇ、たった一年、いや数ヶ月さえ寄り添うことも難しい。たとえそれが自分の血肉を分けた子供であったとしてもね。他人ならなおさら。世の中はかくも難しい」

(店員にありがとーと軽く会釈してから)

「いつかは終わると分かっていても、それは今日でもないし今でもない。それくらいしか信じられないわね……。いつか終わるのが恐ろしいから、なんてありふれた感傷に、私も今囚われてるかも。」
「… …それでも、可愛いんだよねぇ。あのコたちが『ずっと』と一生懸命手を伸ばすのは」

(ゆったり、烏龍茶を飲んで注文を待ちながら)

『血肉を分けた子供といえば。我(アタシ)の小鳥も欲しがってたねぇ、子供。我(アタシ)はラスが居れば十分かなと思ったけど、そんなことはなかった様で』

(くすくすとソレが笑う)
「それ、ほんとね」

(はぁ、と大きくため息を付いて)

「子供、子供ねぇ……私には育てられる気がしないわ。血肉を分けるという作業もできなくはないのでしょうけど。貴方から見て、どんな子供が産まれると思う? 自分の子供って」
(人間でさえ想像つかないんだもの、とぼやきながら。武器商人に目をやる)
「とりあえず人のカタチをしてる。ほら、混沌って純種と旅人の間では必ず純種が生まれてくるから」

(にこにこと嬉しそうにソレが笑う)

「後は気性が小鳥に似てくれれば安心かなァ。我(アタシ)は善人とは言いがたいし」

(そこで店員が皿を沢山運んでくる。日替わりスペシャルには薄桃色の肉が乗っていた)
「ああ、そうか。そりゃあ……めでたいわね?」

(納得した、ある意味この世界の法則で確定されたことなのだからとうなずいて)

「まぁ貴方が善人なら世の中の大半が善人になっちゃうわね。私基準でもだけど。っと、なにこれ」
(ほう、ときれいな色の肉を見て)
「安全に生ませるなら混沌にいるうちかな。他の界(さかい)で試したらうまくいかなくて危ない可能性の方が高いし」

(薄桃色の肉をさっと焼きながら)

「店主に聞いたらユニコーンのサーロインだって。すき焼きもいいけど、害になる虫や毒が寄り付かないから軽く熱を通したレアでも美味しく食べられるんだってさ。食べる?」
「そうね……って、は?」
(肉を二度見)

「嘘でしょ、ユニコーンって角以外とっちゃだめ……っていうのはうちの世界の話だった!! そうか、え、すご!!」
(ガタッ
「ケガレに潔癖な癖に獰猛だからね、彼ら。地域によっては害獣扱いにすらなってるとか。ウチで売ってる馬刺しはそういうところから安く買い付けてるのさ」

(はい、どぉぞ。と取り分け用の皿に盛ってジョーンズの方の前に置く)
「はぁ、なるほど……そっかぁ、そういうこともあるわよね……私の世界だと、一流の冒険者しかユニコーンには手出しができなかったから、はぁ……」

(すごいすごいと興味津々に見て、肉をこのままスケッチ始めるんじゃないかと思うほど見てから、まずはそのままもぐっと)
(全体的な印象としては馬肉のステーキに近い味わいに思えるだろう。その肉質のきめ細やかさは口全体ですぐに"そう"とわかるほどで──中心のレアに近い部分はしっとりと柔らかな食感を伝えてくる)

(噛むとそのしなやかな肉は歯の力を一度受け入れ、フツ…ッと優しく肉同士が離れて中から上品な肉汁が溢れ出してきた。驚くことに、噛む度に肉汁のコクが深みを増していく感じがする)
(質のいい肉の風味に思わず表情がとろけて。うわぁ、やっぱいいわ……肉だわ……いい肉だわ……馬うめぇわ……みたいな顔になってる。少々品が悪いが何度も咀嚼して口の中を転がし、体温での脂の味わいの変化や、肉の歯ごたえ、解け方をたっぷり楽しんで)

あぁうんまい、やっぱりいい肉だわ……

(表情通りの言葉を発した)
「そいつは安心した。今のところはサヨナキドリでも、いつでもすぐに手に入るものじゃないからね。気に入ってもらえて嬉しいよ。本当は畜産できればいいのかもしれないけどねぇ……」

(自分も焼けた肉に舌鼓を打ちながら)
(少し真剣に考えて)
「……まぁそうよねえ、そもそも生娘ばかり相手にしてる獣が、どうやって増えてるかさえわかんないものね」
(しかしうまい、と言いながら更に食べ進めて)
「知能も高いし、プライドの高さが普通の馬の比じゃないし、獰猛だし……そもそも家畜に絶望的に向かないんだよねぇ。やるなら品種改良しだいかな」

(キミの知り合いに、そういうのをやるコはいた?と興味本位に聞いてみて)
「そういうの? 畜産?」
(はて、と考えて……)

「え、畜産の方よね?」
(なぜか聞き直した)
「おやま、なんだと思ったの?」(くすくす…)
「なんでもございません。馬を手懐けるタイプの生き物の種類をいくらか想像しただけ」
(そう言って咳払いを一つしてから)

「ん、そういえば畜産に関しての知り合いはあんまりいなかったわね……農家が多いのに、畜産農家は案外少ない。やっぱりみんな手間がかかるけど、動物相手はもっと厳しいものねぇ」
(もうちょっと食べていい? と肉を見て)
「それはそれで欲しいけどね。ま、この場合第一条件が処女って時点で厳しそうだけど」

(はい、とジョーンズの方の皿に肉を乗っけてやって、自分は注文した冷麺を少しずつ食べる。独特の歯応えの麺が白だしベースの汁と絡んで食べやすい)

「まァ、厳しいか。こと品種改良に至っては真っ当な方法じゃ数十年単位の事業になってしまうし。時間に関しては短縮する方法はあるにはあるけど……やっぱり経験のある人間がいた方が嬉しいんだよねぇ」
(うまいうまいと遠慮なく今度はたっぷり口に含むようにして食べて)

「まあねぇ、畜産でしかも野生の種を家畜にするなんて、ほんとに気の遠くなる時間がかかるし。同時に愛情を持って接することができる人間となると更に貴重だし、そもそもユニコーンってなまじ頭がいいでしょうし?」
(そう思うと何もかもが難しい、とぼやきながら、箸が進む、進む。下手くそな箸使いでもすすむのだ。)
「知能に関しては家畜化していく過程で下がっていくものらしいけど……やはり、気性が荒いのが問題だね。猪を豚に変えていく様になるべく穏やかな個体を選別していく……時間を調節できる箱庭があったとしてもなかなか途方もない作業だねぇ。歴史の重みを感じるよ」

(麺をすするかたわら、今度はハラミを網に乗せて)

「我(アタシ)が渡った中で多くの界(さかい)では、牛、豚、鶏が家畜としてはポピュラーだったけど……キミのいた界(さかい)もそうかい?」(挙げたの以外でいた?と聞いてみて)
「ほんとうにね、んふぅ、うまい……」
(でもこれが野生のワイルドな味なんだから、家畜化して更に旨味を尖らせていったらどうなるのか、途方も無い……と期待と今の味わいを楽しんで)

「ああ、私の世界では牛、豚、鶏、あとは……場所によるけど、羊、犬、山羊なんかも畜産が盛んだったわね。でもやっぱり牛は金がかかるから、それより小さな家畜になるほど田舎では飼われてる感じ。村だと牛は4-5頭を村がかりで管理して育ててた感じよ?」
「ふむ、ふむ……比較的、珍しい家畜は居ないみたいだね。山羊の乳は我(アタシ)も美味しいと思うよ。肉はなんでも好き?」

(じゅーじゅーと脂が滲んで焼けてきた肉を眺めながら)
「元いた世界はもちろんモンスターも居たけど、ユニコーンもそうだったように、とにかく気性や暴力的な問題があったからね。浜に時々出てくるジャイアントクラブでさえ、魔法使いが居ないただの猟師程度じゃ太刀打ちできなくて逃げなきゃいけないレベルだもの」

(ええ、何でも好きよ? と首を傾げて)
「それはよかった。渡る界(さかい)によってはスタンダードな……ああ、いわゆる"キミが想像する"牛や豚や鶏ね。そういう家畜から外れてる肉が主流なところもあったりするから」

(まるで、目の前の彼女が"また異世界へ行くことになる"ような口ぶりで話すと、焼けたハラミを自分の皿に乗っけて柔らかな噛み応えと牛肉の旨味を口の中一杯に感じる)
「そうよねぇ、物によっては人間とほぼ同じ見た目の家畜とか居たりするからねぇ。なんだったかしら、ミノタウロスの皿? とかいうマンガにもあった気がするわ。で、まぁ私もジャイアントクラブを見て旅の途中でカニ食べたいって思ってねぇ。その時はまだ未熟で、危うく海に引きずり込まれるところだったわ」

(そんな世界もあったのだわ、とか懐かしむように話しながら。異世界、一瞬自分はどんな世界に次は行くのだろうとよぎったのか箸が止まる。遠い未来、あるいは生きていたらもう数年で、またどこかに行くかもしれない、帰ることもなく、同じような危機に呼ばれて。ありえなくもない、とぼんやり思う)
「あァ、日本のひとつから流れ着いた書物だね。好みの話だよ。蟹や海老は大きいと大味になるっていうけどどうだろうねぇ」

(ハラミ食べる?と焼いた肉を別に取って)

「ま、『そういうこと』だね。食べるかどうかともかくさ。因みに我(アタシ)は牛の肉を供された後に、足が8本で人間に似た顔をしてて尻尾が猫で鳴き声が「もしもし」だった『牛』を見たのが印象的だったかな」
「アレを悲恋と呼ぶのかなんと呼ぶのか難しいところだけどね。ああ、いやジャイアントクラブはねぇ、ガタイは大きいんだけど相応どころじゃなく甲殻が分厚くて、その分厚い甲殻の中に筋繊維が猛烈に詰まってるから、身はでかいけどすごいしまってるのよ。だから茹でる前に殻をむいておかないと、中で繊維が潰れて肉汁が落ちて味が落ちるのよ。殻の内側のまだ柔らかい部分とミソをダシにしたやつで、さっとくぐらせればまぁ、旨いのなんの……死にかけたけど」

(あ、ハラミ食べるとうなずいて皿を差し出す)

「え、なにそれ、もしもし?」
(興味深そうに乗り出して)
「喜劇でいいんじゃないかしら。ああ、いいね…それは確かに美味しそうだ。混沌にもいるかねぇ」

(ハラミを皿に乗せてやって)

「そう、もしもし。人間の子供の声を無理矢理低くしたような、そんな鳴き声。雰囲気だけは件(くだん)に似ていたね」

(実際は、本当にただの家畜だったけど。と付け加える)
「じゃあ間を取って悲喜劇ってことで一つ……」
(そう言ってハラミを見て)

「……食材適性のある、牛のブルーブラッドって、まさにそれじゃない?」
(思いついたように笑って、ハラミをまた食べた)
「…以蔵が引き受けた仕事にあったのだけど。鰻の海種が鰻塚に住み着いてしまって、漁で捕まってしまうから鰻塚を壊してくれって。……意外とあるのかもね、ソレ」

(箸休めに野菜でも頼もうかなとメニューを開いて)
「なんというか……なんというかね。私も食材適性持ちは食べていいって文化で育ってたら、人型でも食べるようになってたかも」
(ようやく持ちっぱなしだった箸をおいて)

「私も何か箸休めになるものー……あ、私そのチーズ石焼ビビンバって食べてみたい」
(手をポンと叩いて楽しみそうに、どうやらまだまだ入るようだ。)
「報告書を読んだ限りだと、その鰻の海種達は魚の姿にこだわりを持っていたらしい。だから鰻の姿のまま捕われて市場に流通したのだろうね。他にどれくらいいると思う?……って聞いたら以蔵がシーフードを食えなくなるからやめてくれって」

(少し意地悪だったかしら、と笑いながら店員を呼んで穴子とご飯の小丼を頼む。チーズ石焼ビビンバの他にある?とジョーンズの方に尋ねて)

「ま、食材適正なんてわざわざあるんだものね。保護法がある訳で無し、仮に食べることになっても罪にはなるまい。……人型で食べるとして、そうしたら人の味がするのかね?」

(それだとあんまり美味しく無いね、と微笑む姿に店員がギョッとした)
「ごめん、それはちょっと面白い。流通するような状況になっても自分の一族の誇りに殉ずるって……何かやりようがあったでしょ。あ、それじゃあ貴方が私に他に食べさせたいものでいいわよ」
(何が食べたい?と聞かれればそんな返事をして楽しげに)

「確かに、ウナギ人間が人間の姿で食べられたら、鰻の味なのか人間の味なのか。そして肝吸いが美味いのか。私はそれは気になるわ?」
(くすくすと、一緒に店員を見て無駄に軽く恐怖を煽ったり)

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