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ギルドスレッド

商人ギルド・サヨナキドリ

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サヨナキドリ一室での出来事。

ーーどうか我(アタシ)を楽しませておくれ、可愛い可愛いモノガタリ。

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感想?可愛いよ、かなァ。味はほら、その時次第であろうからキミはキミで楽しみにしてるといい。(くすくす)
あら、そうですか……ならばその良き日を楽しみにしていましょう。私の本当の王子様が迎えに来てくれる日まで。
いやはや、事細かに教えるにもお姫様には似つかわしくなかろうし……なにより素敵なものの1つや2つや5つ、独り占めしてもよかろ?キミの言う通り、キミの王子様が教えてくれるさ。(くすくす笑っていたがふと思い出したように)……そういえば。物語とはいえ物語(キミ)の王子様とは親しい間柄だったの?
あら、素敵なことは共有してこそ……とも言えませんわね。独り占めも仕方の無いことですわ。
……王子様、ですか? ああ、彼とは幼馴染といった関係でしょうか。恋などということをするような関係には、相応しくないと思いますの。
(はぁ、とため息混じりに)
なるほど、幼馴染。ニンゲンたちの物語だと恋の対象になったりならなかったり、実に難しい立ち位置だねえ。そこんとこが面白くてあれこれ視たりするけど。(指先を軽く振って、紅茶のおかわりを淹れながら)
私達の中の『幼馴染』は近しい時期に生み出された、だとか、関連性のある物語だった、とかそういう関係ですから、ご近所さんというわけでもないですし、私は恋の対象にはならなかったのですけれど。
彼は違ったみたいですわね。
(おかわりを受け取ってふーふーしつつ)
つまり、物語関係無くキミに懸想してたってこと?(それとも、真に物語に生きていたという事だろうか。と指を組んで少しの間、“王子様”に想いを馳せ)
……みたいですわね。
私は『王子様』として好きになることはあっても、彼のことは好きでは無いのですが。
(不満げに頬をふくらませて)
あらまあ、キミってば手厳しい。いや、そこは立ち位置関係なく射止められぬ"王子様"に非があると見るべきか。(ころころと鈴のなるような声で笑って) 直情的な印象でつつけば面白そうだが、うン、キミにとっては確かにどことなく物足りないか。
ええ、なんだかとっても……物足りないですわ。
ココロのなにかが満ちていくような感覚というものを、知りたいのです。
キミの場合、直情的なだけじゃなくて頼りがいというか、包容力だとか面倒見の良さだとかが足されていると心惹かれそうだねー。あるいは理知的で物静かなタイプか。ま。将来の番のことなんぞ、剃刀でも咥えなきゃ分からんだろうがね。(けらけら)
あらやだ、剃刀だなんて。洗面器でも覗けというのですか?
私も番は欲しく……は、ありますが、まずは恋のハウトゥーからですわね。
ヒヒ、流石、怪談噺どうぎょうしゃ)には耳聡いね。
あらあら、貴方には番がいますから……ふふ、そういうことは詳しいかと思っていましたけれど?
ン?まァ、恋に恋したい女の子が好みそうな類のオマジナイもそれなりに?(クスクス)
! ……。
詳しく教えて頂こうかしら。(身を乗り出してみたり)
想像以上に食い付きがいい(けらけら)

そうだねえ……2種類の草で作る恋愛成就のブレスレット、とかなら混沌でも作れるかな。
……いけなかったかしら。

そんなものが……それなら、私でも可能そう。どんなものですか?
いやいや、まさか。実に可愛いとも。

混沌であれば……(いつのまにか手の中にあった本をパラパラとめくって)ネヴァンコスモスとマナサレンゲ草の2種類だね。ネヴァンコスモスを想い人に贈り、マナサレンゲ草を自分で身に付けてから頻繁に想い人に会う。そうすると想い人が自分に振り向いてくれるというオマジナイだ。
ふむふむ……(めもめも)

どの辺にありますの、その御草。私、あまり詳しくないのですけれど……。
そこまで極端に珍しい草ではないよ。山とか森に生えてるね。ネヴァンコスモスは禁足地に生えてる場合もあるから、禁足地になっていない所を教えてあげよう。そこならマナサレンゲ草も一緒に生えてるだろうしね。
(羊皮紙を取り出すといくつか候補地をさらさらと書き留めて)
まあまあ、本当に詳しいのですね。
助かりますわ。
(ぽん、と両手を合わせて嬉しそうに)
気を付ける点があるとすれば…恋仲になった後はさっさとアクセサリを外させるか、なるべく離れないことかなァ。
……アクセサリを? どうしてですか?
そばにいるのですね……それは勿論。
丈夫なコじゃないとあんまり長期間瘴気に曝すのはよくないからね。
まあ、お気遣いくださったのですね。ありがとうございます。
それなら借りていこうかしら。
…うン、もちろんいいとも。(候補地を書いた羊皮紙を姫の前に置いて) 後はーー無難に魔女の惚れ薬の作り方とかかなァ。こっちは見てくれはともかく、まともな材料ばかりだからそれほど劇的な効果があるわけではないけど。
(羊皮紙を受け取って)
魔女……。魔女というものは、此方の世界にもいますのよね、やはり。
効き目があるのは素晴らしいことではなくて?
迫害されていなければいいのですが。
もちろん、この世界にも各地に魔女がいるが……まあ、場所によっては迫害されるね。特に天義の辺りは魔女が住むにはいささか向いていない地域だろう。
あそこはなんとも、息苦しさを感じますわ。
私達が生きていくにも不向きです。
魔女……となると、やはり幻想や練達辺りなのでしょうかしら。
後は海洋や深緑にも結構いるみたいだ。国全体が自然豊かな所だし、好まれやすいのかもしれないね。
なるほど……豊かな自然は魔女にも動物にも好まれますわ。
おそらくは……そういった側面もあるのでしょうね。
御伽噺でも、街中に住む魔女ってのは全然見ないだろうしね。(くすくす)
ええ。私の同郷は、皆森の奥だとか塔の上だとか、そういった所にいましたわ。
街中を厭うのは狩られた名残というのもありそうだね。(さらさらとメモに何かを書きつけて) ……はい、惚れ薬のレシピ。魔法薬の精製には細心の注意を払う事だね。…なんて言ったら、まるでキミが我(アタシ)の弟子か何かのようだが。(けらり、けらりと笑いながらレシピを差し出して)
ありがとうございます、確かに受け取りましたわ。
貴方の弟子……になるのも悪くはないでしょうけれど、私結構めんどくさいですわよ?
構いませんの?
お好きに。何かを教える事は嫌いじゃあないし、もう何人か手ほどきしているコがいるから今更1人2人増えたところで変わらんさ。(けらり、けらり)
まぁ……ならば、師事してみましょうかしら。
よろしいですか?
ああ、もちろん。よろしく、小さな魔女候補さん。(くすくす)
ふふ、よろしくお願いしますわ。『お師匠様』?
それじゃあ、可愛い魔女候補に早速ひとつアドバイス。さっきの恋愛成就のブレスレットだが、ネヴァンコスモスの方は毒草だから取り扱う時はちゃんと手袋をするようにね。
手袋は……ええ、贈り物(ギフト)のこともありますから、普段から身に着けるようにしていますの。
交換用の手袋を用意しておきますわ。
うン、いいコだ。キミには魔法薬と"おまじない"に特化して教えても面白そうだねぇ。他に覚えたい魔術や魔法があるなら、教えることも吝かでは無いけどね。(くすくす)
おまじない……素敵ですわ。
お師匠様、おまじないと魔法薬を、私に教えてくださいますか?
もちろんだよ、可愛い星の魔女。今度、薬草を摘みに出かけようか。薬の基本だからね。(くすくす)
わぁ……光栄ですわ。
ええ、でしたらそのように。予定を空けておきますわ。
うン。それじゃあ本日はお開きにしようか。後で都合の良い日を教えてちょうだい?
はい、かしこまりましたわ。
……それでは、失礼致しますわね。

(スカートの端をつまんだカーテシー。
 ふわりと背を向けると、リズム良く聞こえるヒールの音。
 少女は、振り返ることは無かった)
ああ、またね。(ゆるりと見送って)

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