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ギルドスレッド

商人ギルド・サヨナキドリ

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サヨナキドリ一室での出来事。

ーーどうか我(アタシ)を楽しませておくれ、可愛い可愛いモノガタリ。

(招いた人のみ書き込み可)

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(そわそわ、わくわく。前髪の奥にあるのは純粋な好奇心)
……あまり、面白いお話では、無いでしょうけれど。
(https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/68)(苦い顔をして)
……。(ソレは物語を観て、その顔に悲嘆も憤慨も歓びも嘲笑も浮かべずゆっくりと首を傾げた)
……。こんな感じ、ですけれど。
そのような反応は初めてですわね。実に興味深いですわ。
ン、そぉ? (覧せてくれてありがとう、とそっと手を放して)
ええ、とは言っても貴方の番にしか見せたことは無いのですが。
私も人ではありません故、感情がズレていても仕方ないのでしょうけれどね。
(そそくさと手袋を嵌めて)
我(アタシ)も多少、人とは感性がズレてるみたいだから実際おかしな反応かもしれんがね。(ケラケラ) 因みに小鳥は何て言ってたの?
……悲しい物語だと。しかし、私に涙は似合わない、と仰っていましたわ。
彼自身も泣いていらしたのに……。
そぉ、あのコらしいね。(いとも容易く浮かぶ情景に思わず微笑んで) …これで物語(キミ)は全て?
ええ、コレが全てです。……書いてある分は、ですけれど。
私、あの後同胞が燃えていくのを眺めながらこちらに参りましたので。
ふむ。あの後……というと。物語(キミ)の?(確認を取るように目の前の“夜空の髪と星屑の瞳”を持つ姫へ首を傾げて)
ええ。……ああ、ええと。
物語はこちらの世界で言うオシゴトに近くって。
ほら、人々は毎日仕事をするでしょう?私たちは本が開かれれば、物語という仕事をしていたのです。
(頷いて) キミは物語(キミ)であり姫(エト・W・ボヌール)を辿る筈だったモノって解釈でいいのかな?
ええ、ご名答です。物語であり姫でありながら、ソレと断定できるモノはありませんわ。
むべなるかな。エピローグを走れないとなれば、姫(エト・W・ボヌール)を外れても仕方あるまいて。
ええ、その通りです。だから私は姫であることをやめ、コルクとしてここに居るのでございますわ。
割とすんなり受け入れてもらえて有難いですね。
まあ、我(アタシ)はモノガタリの読者で、気まぐれに介入する『御伽噺の魔法使い』……そういうモノという認識で在るからね。多少は理解できるとも。
あらあら、そうでしたのね。
でしたら魔法使いさんに問いましょうか。
この物語、混沌で受け入れて頂けると思いますか?
この混沌は多くのモノガタリを許容する。物語(キミ)も例に漏れず。ーー後は未完の物語(キミ)が混沌(モノガタリ)をどうするかだと思うよ。上書きも、地続きに続篇を綴るも望むがままに。
……。
新たな物語(わたくし)を創りだすことは、作者が望みませんわ。
私は私のままに。番外編とでも記しておくくらいが、丁度いいと思いましたわ。
おやま、殊勝だねキミは。作家というイキモノは、いつだって創作物(キミたち)に振り回される宿命なのに!(ころころと笑って) でもまァ我(アタシ)としてもキミに関して上書きなどしない方が楽しいがね。番外編といえどもせっかく生まれて、作者の手を離れた物語だ。望む終わりを目指してインクの上を走るのも悪くなかろうよ。
ええ、ええ。決められた終わりに向けて、抗うことなく走り続けるのが……私達物語なのでしょうね。少なくとも、今は……そのまま、走り続けたいと願っていますわ。
心乱されるナニカがあれば、また別なのでしょうけれど。
キミたちで心乱されるとくれば……やっぱり恋かなあ。(くすくす) 人魚の姫といい灰被りといい、とかくキミたちは恋を得やすい。
ですわね。私も物語の中では……恋をしていましたから。
そういえば、貴方は番を得ていますわよね。心は乱されますの?……生きなければならない、だとか、そういった思いが胸をつきますか?
(キョトンとした様子で、それから笑って)

おやま。惚気話をご所望?

うーン……生きなければならないか。それは感じるような、そうでもないような……。
なにせ、だいたい我(アタシ)より小鳥の方が先に死ぬだろうしねぇ。我(アタシ)の眷属にしてしまったとはいえ、400年も頑張ってくれればいい方かな。……番となった今ではどうなるかはわからないけど。

ーーそも、我(アタシ)は寿命と価値観の違う異種族と恋はやめておけと忠告するくらいだったしね。人魚の姫然り、雪女然り……この混沌だと、前提として異種族同士の存在を認めているからまだマシだけど。小鳥にだって、最初は愛情に慣れさせたらちゃんと番になってくれそうなコを探すつもりだったんだよ?
あら、惚気ですか?それも歓迎ですけれど。

ああ……宿命であり、課題ですわね。寿命というものは。
……。それでも、貴方は彼を愛してしまったのですか?
もとより、キミたちの事を愛してるよ?
ただ気の毒な事に、あのコが我(アタシ)を愛してしまったのさ。(こう言うとあのコは拗ねてしまうけど、と笑って)
あらあら、光栄ですわ。私達も……壊されさえしなければ、貴方達のことは愛しておりますとも。
……嗚呼、成程。愛されてしまった、というのは、難しいものですわね。拒むことは──いえ、聞くのは……野暮でしょうか。
さて、壊すか壊されるかはキミ達次第。なんせほら、魔法使いって“そういうもの”であろ?(くすくす)

幼子の、熱に浮かされた戯言と切って捨てるは容易いが……なにぶん我(アタシ)の眷属にしてしまったものだから、そこらの娘ではあのコより先に立たれてしまうだろう。それで泣かせてしまうくらいであれば、我(アタシ)を愛していた方が安心かと思って。

それに……“どんな美人を当てがわれてもきっと我(アタシ)を好きになってた”、なんて言われたらねえ。(あまりに可愛くて、つい、つい。と笑って)
……ええ。筆者の横暴に、読者の我儘に付き合うのも、私達の勤めですもの。

あら、眷属に?そんなことが出来ますのね。……ほんとうに、貴方は不思議なヒトですわ。

……ふふ、熱情的ですのね。或いは、残酷でしょうか。
使い魔を作る応用でね。少しばかり長生きしていると、無聊を慰めるものが欲しくなるのさ。(くすくす)

残酷、まァそうかもね。とはいえ我(アタシ)に割り振られた罰は強欲らしいから、当然といえば当然の帰結であろうよ。
貴方にとって彼は使い魔と同義ですの?(首を傾け)

嗚呼、ええ、そうですわね。罰にこそ抗うモノかと思っていましたけれど……
あのコは我(アタシ)の手、我(アタシ)の足、我(アタシ)の十八の界。そういうモノだとも。(くすくす)

抗うのも善し、愉しむも善し。どちらにせよ、それは“在る”という証左に他ならないからね。キミたちに不可欠のモノだ。
……成、程。漸く理解の範疇になってきた気がしますわ?

ええ、ええ。ここに無ければ、私達はただの意志を持たぬ紙切れに過ぎませんもの。
より確かで簡潔な表現をするなら、あのコは我(アタシ)の所有物だけどね。
(ま、それをどう感じるかはヒト次第、と笑い)
ええ、そうなのでしょうね。私も所有物として可愛がられたいものですわ。
……まぁそれは、物だからこそ言えることなのでしょうけれど。
(くすくすと笑って)
落ちてるなら拾うんだけどね。(キミは落し物?と頬杖をつきながら楽しそうに)
そうですね……私は核……心臓に、本体の物語をおいています。
ですから、動き回る落し物、でしょうか。
ヒヒ。なに、小鳥も仔兎もセパードも、みんな動き回る落し物さ。(くすくす) 落ちてるんだったら、拾って愛でても良かろうて。(まるで無邪気な幼子のように)
あら、拾われるのは案外大変でしてよ?
愛されるように、倖せを貰えるように、必死にならねばなりませんもの。
(そうでしょう?と首を傾け)
そういうものかな?そういうものか。(真似っこするように首を傾げながら)
なにぶん、我(アタシ)は愛されることはさほど求めていないからね。もちろん愛されるのは望外に嬉しいけれど。
我(アタシ)の所有物で、我(アタシ)に愛されてくれるのなら、冒険に出ても、番を作っても、我(アタシ)を殺しに来ても、キミのお望みのままに。
そういうものさ。
あらあら、そうですのね。愛。満ち足りることだと思いますけれど。……こう見えても『お姫様』でしたのよ?愛されることの大切さも喜びも、ヒトよりは知っているつもりですけれど。
そう……ですのね。貴方という方も、ヒトとは大きく違いますから、私の理解の範疇を超えていますわ。愛しているから殺す、だなんて、私には難しすぎますわね。
"人斬り包丁"にいくらか見られる愛情表現だねぇ。我(アタシ)が理解を超えた存在なんかじゃあなくて、キミたち自身が、隣人に対する理解を超えてるんだろうさ。我(アタシ)はその愛を許容して、与えるだけだもの。許容は愛の一面であろ?(くす、クス、くす)
ふふ、私達は『普通』の定義を大きく外れた『旅人』ですからね。理解する気がないのも少々はあるのでしょうけれど。
愛は許容ですが、愛は猛毒ですわ。でしょう?
(にこ、と笑みを浮かべ)
そしてキミたちはその猛毒を求めるのだね。ま、今の我(アタシ)も同じ穴の狢であろうが。(けら、けら)
少々くらいは毒に脅かされていた方が、魅力があるというものでしてよ?……知りませんけれど。
あらあら、貴方も毒の罠に。お可愛そうに。(くすくす)
だって、そうするのが自然であろ?(番というのは、とゆるりと首を傾げて)

それに、ほら。なかなか寿命の訪れぬこの身であれば、多少猛毒に浸ってもよかろうよ。(くす、くす)
んー…………多分?
私に番はおりませんから、彼から学ぶのが手っ取り早いかと。接吻のひとつでもすれば、また変わってくるでしょうね。

あらあら、そんなことをしては面白いモノを見つけた時に、楽しめませんわよ?
うーン、あんまり変わった感じはしないけどなァ……?(ゆるりと首を傾げ) ま、そこはそれ。猛毒に浸る事こそ面白がって楽しむモノであろ?“お姫様”。
……あら、しましたのね。感想をどうぞ。レモンの味と言うじゃありませんか。(ちらり、興味深そうに)
……まあ、そうですわね(くすくす)
猛毒の中でしか気づけないものというものも、あるのでしょうから。

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