PandoraPartyProject

ギルドスレッド

惑いの花酒亭

【酒場/収穫祭の夜】

吊り下がる南瓜のランタン。
色とりどりの布で作られた骸骨人形、ひらりと揺らめく紙の幽霊。
オレンジと紫、浮かれきった収穫祭向けの内装はマスターの肝入りのようだ。

極めつけはフォーチュンクッキーらしきものがたっぷり盛られたバスケット。

お祭り向けのゲームクッキーなんですの、とはマスターの言。
収穫祭の合言葉とともに一つ引き、ハズレがでたら

『人に隠しておきたい秘密の話』

をひとつ披露しよう。

それ以外は全てアタリ!
別のバスケットに盛られた菓子から好きなものをおひとつどうぞ。

収穫祭の合言葉はたったひとつ。

「Trick or Treat!」

===========================

乱数にチェックを入れて発言をどうぞ。
20↓は全てハズレ、上記の通り『人に隠しておきたい秘密』をひとつ話しましょう。
誰にも教えたくないおいしいお店の話や恥ずかしい過去の失敗談など、お好みで。

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(うんうん、と結果に満足したように頷きながらクラッカーに手を伸ばす)
ほう、薬膳酒か。ジルは薬師か何かなのかい?
全身きらきらしてるから、勝手に服飾とか宝飾とかの方面かと思いかけてたよ。

酒に何かを漬け込むのだったら、素人でも多少できるだろう。
果実を漬け込んだりとか、家でも時々見たものだけど。
ついでに漬け込んでた果実を少しだけ食べさせてもらったりしてな。
人間と…ヨーカイ?不思議な世界ねェ。
やっぱり物語の世界だし、ヨシヒロがいた二ホンと違うのは道理かしら。
こことは違う、でもよく似通った世界なんてあったら楽しそうだわ。
確かそんな童話があったじゃない、何もかもあべこべな世界に女の子が迷い込む話。
(なんだが似ているわね、なんて)

んふ、魔術みたいな夢のある力だったらよかったのにね。
実際はもっと地味なものよ、化粧でできることなんて。
……普通動物って縄張りくらいは持つものじゃないの?
本当に不思議な生き物ねェ、すあま。
26
(なんだかギリギリを綱渡りしている気分。
 当たりにほっとしてドライフルーツをかじる)
薬膳酒ってものによっては苦みがきついし、好みが分かれそう。
そういえばジルってどちらのご出身なの?多分、この世界じゃなさそうだけれど。
キレイな肌に髪よね、きらきらしてて生きた宝石みたい。

酒精の強い酒に果実を漬けるのはよくあるわよね、ラム酒漬けの干し葡萄とか。
もっぱらこの酒場で勧められるのは花酒だけれど。
なんだったかしら、ウメっていう酸味のきつい果実を漬けたお酒がおいしいらしいわよ。
あ、それ良く聞くっすけど、色々な「にほん」が有るらしいっす。
怪物が出るところもあれば出ないところもあるとか…っすよ。
同じ名前だけど他の世界っていうのが興味深いっすね。
ご飯とか甘い物は似ているんすかね?気になるっす。
(ファジーネーブルをまた一口。すっかり気に入ったようだ)

お酒に漬けるときは、漬け込むものと瓶をしっかり水気を拭いて
お酒でちょっと洗ってあげるのがコツっすね。
お酢につけると、お酒が飲めない人でも楽しめるらしいっすよ。
12
(意気揚々とクッキーを割ると、赤い札。)

うう、そう幸運は続かないってことっすね。


えっと……恥ずかしい話っすね。
僕はビールが苦手っす。
こう、飲んでる間に苦いのがぶわーっと広がるのが
のどごし以前に来ちゃうので無理なんすよね……。

僕は、召喚されて此処に来たっす。
えへへ、そんなに誉められると照れちゃうっすよ。(頬ぽりぽり)
僕がいた世界だと、しっぽに宝石の生えたトカゲもいたっすよ。
それ、薬の材料にしてたっすけど。
(入口をコンコン、と叩き)此方にも邪魔するぞ。
これは、成程……凝った装飾であるな。
酒は……ああ、良い品揃えだ。
マスター、甘い物が多いようだからピート香の強いウィスキーをストレートで。

ジルはビールが苦手なのか、奇遇だな私もだ。
炭酸なのか、味なのか分からぬがあれだけはどうにも慣れん
47
(酒を受け取りつつ)当たりだな。

話を聞くに、ジルの世界は薬学が盛んだったのであろうか。
(受け取ったグラスを煽り)良い……我が故郷鉄帝ではコレが薬代わりだった。風邪の寒気も気温の寒さも吹き飛ばせる上に寝付きも良い。
妖怪か…。元の世界にゃいても怪談の中くらいだったが
確かに、本の中の『日本』にゃ存在していたな。
共闘したり、ぶちのめしたりはしたが。
しかしまあ、自分の中でそういうの受け入れられてんのは、
慣れなのか、毒されてんのかって感じだな。

しかしすあまか。気がついたらいつの間にか
肩の上に居座られそうな気がするぜ。
49
(チーズの乗ったクラッカーを口に運ぶ。赤札は、ない。)
…ん、新しい客か。よろしくな、ねえさん。
なんだ、ジルもねえさんもビールは苦手か?
あれはいいもんだぜ。喉ごしが良くて芳醇でよ。
まあ、無理には薦めねえが。

鉄帝か、仕事で行ったが、確かに厳しい環境だな。
色々含めてよ。
ロシア人がガキの頃からウォッカ飲むのと一緒の感覚なのかね。
何もかもあべこべの混沌か。
私やリノが思いもかけないような姿になってたりしてそうだな。
ちょっと想像がつかないけれど、姿かたちがあべこべだったらちょっと嫌だな。
(自分はすごい姿になってそうだと苦笑いが漏れる)

ああ、果実酢はいいよな。
炭酸なんかで割ったやつは暑い時期にぴったりだし。
花で作れないと、この店とはちょっと合わないかもしれないが。
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(ふふん、と安心の結果にもはや余裕の表情である)

――客が増えたか。今夜は盛況だな。
オマケに早速の洗礼は受けずに済んだようで何より。
おや、鉄帝の者か。では鉄騎種かい?
北の人とは中々交流がないから、新鮮な話が聞けそうだ。

(マスターへ茶のお代わりを頼みつつ)
炭酸苦手な人って意外といるな、ちょっと勿体無い気がするんだけど。

ともあれ、北の酒か。百薬の長とも聞くが、本当に万能薬らしい。
先ほど食べる分まで酒に変えるのはどうだろう、と話してもいたが
その様子ではやっていても可笑しくはなさそうだ。
(新たな訪れに顔を上げる。
 うっそりと黒豹の女は笑って新たな客人を手招いた)
いらっしゃい、まるで炎みたいなヒトね。
火を噴くほどのお酒から甘く酔わせる花酒まで取り揃えている店よ。
んふ、いつか美味しく飲める麦酒にも出会えるかもね。

あべこべな世界じゃ男になってるかもしれないわよ?
それもそれで楽しそうだわ、醜くなっちゃうのは少し勘弁してほしいけど。
(グラスのふちを指先でなぞる。
 酒でぬれた指先をちろりと舐めてのんびり尾を揺らした)
酢漬けの花、なんていうとお酒のアテの方になっちゃいそうだものね。
やれなくはなさそうだけど…機会があったらマスターに強請ってみましょ。
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(相変わらずの綱渡り、諦めまじりにため息を零して)
鉄帝らしいわね、お酒が薬って。
まぁアルコールが強ければその分殺菌作用もすごそうだけど…。
何かしら、内臓を消毒してるイメージがすごいわ…。
鉄騎種っておなかの中も鋼でできてるのかしら、そこのところはどうなの?

ジルのところでは随分綺麗なものを薬の材料にしちゃうのね。
宝石付きのトカゲを薬、だなんて……なんの薬効があるのかしら…。
美容関係のお薬ならちょっと興味があるわ。
あ、どうもっす。(ベルフラウさんに会釈)
炭酸しゅわしゅわだけだったら僕も大丈夫っすけどね。
確かにお酒は寒い土地では重宝されるっすけど、鉄帝だと浴びる
ように飲んでるイメージがするっすよ……。

そうそう、果実酢っすね。
お花も上手い具合にお砂糖多めで漬けてあげることができれば
いい飲み物にならないっすかね?僕試したことないっすけど。
30
(クッキーの結果にほっと一安心。ナッツクッキーを取る)

僕のところだと、狩りに出ない人はお薬を作る事が多かったっす。
尻尾が宝石のトカゲは、尻尾と頭の方で薬効が違ったから、最初に
動物由来のお薬を扱うときに色々勉強したっす。
尾っぽは毒抜きで、頭の方が消化不良を治す薬っすね。

美容だったら……蔓を切って滴る水を集めて顔に塗ってたっす。
(促されるまま、席に着く)
一応自己紹介はした方がいいか?ベルフラウだ、呼びやすいように呼んでくれ。

ロシア……は分からんが、成程義弘は旅人か。
我が国と同様の気候風土を持つ場所があると言う事だな。
ハハハ、薬と言うのはただの皮肉である。
何せ薬どころか食べ物も満足には在らぬし、飲み物ですら屋内でなければ立ち処に凍り付いてしまう。
その点酒は凍らぬ、故に万能の水である。と言った所だ(肩を竦め)

フフ、さて腹の中まで鋼かどうか。
一夜褥を共とすれば分かるかも知れんな?
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(いと甘き焼き菓子、美味)
ほう、花。花も食せるのか。
トカゲまで……?ジルの世界には驚かされるな。
よもや宝石までは食べまい?いや、食べるのか……?
ああ、俺はいわゆるウォーカーだ。寒さが厳しい国はあるって事だな。
まあ実際に行ったことは無いが、確かに呼吸ですら凍ると聞いているぜ。

性別姿がアベコベというのは混乱しそうだな。
特にリノやラダは動物の部分が増えたりするかもしれねえな。

ジルのところは面白いやり方をしてるんだな、ホント。
俺の世界でいうなら漢方に似た感じなんだろうが、
宝石な動物、ってのは見たことがねえからな…。
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(点数が低い…全体的に、そう思う。冷や冷やながらも成功。)
さて、俺もそろそろ温かい茶をもらおうかね。
アルコールは凍りにくいからな、しかも知っての通り傷みにくい。
昔は水の保存は難しかったろうし、酒は重宝したようだな。
あそこはほんと寒いわよねェ、ラサ育ちにはちょっとつらい環境だわ。
それにしてもお酒が「万能の水」ね、言いえて妙だこと。
確かに極寒でも凍らず、時には薬にもなるんだからある意味万能には違いないわ。
(ベルフラウの言葉に一度目を丸くして、それからころころ笑いだした)
心惹かれる提案ねぇ、機会があったらお邪魔させらもらうわ。

あぁ、でもハーブコーディアルなんかもあるしね。
確かに甘さを足せば問題なさそうだし、案外できるのかも。
(どちらにしろもっと花が咲かないとね、と肩を竦めた。
 何せ季節が季節なのだし)
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(安定していることは素晴らしいことである。
 ビスケットをひとかじり)
あぁ、分業っていう感じなのね。効率的だわ。
宝石付きのトカゲ一匹でも色々と薬効があるのねぇ……この世界でももしかしたらそんな不思議な生き物がいるかもしれないわね。
個人的にはその美容に効く成分のある蔓植物がうちにもあるか、気になるところだわ。
寒くなると血のめぐりが悪いのか、肌の調子もいまいちなのよ。
私、獣の部分が増えてたらほぼ馬そのものなんだが。
顔だけ人間種のままというのもホラーだしなぁ。
(想像してみて思わず笑いが漏れるというものである)

マスターは海洋、私とリノはラサ出身で、亘理とジルが旅人だから
鉄帝のベルフラウも加わると、ここもずいぶん賑やかになったものだな。

しかし、鉄帝か。
今のところローレットの仕事で行くくらいしか縁がないが、
着込んで済むならまだしも、息するだけでも寒い程なのは辛いな。
妙なもが埋まってなければ、地下に国を作った方が良さそうに思えた程だよ。
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(もはやほぼ結果を見ていない程の余裕ぶりでクラッカーをひとつ摘む。
 それがいつか不運を招くかは神のみぞ知ると言ったところ)

宝石のトカゲ……尻尾切り放題の儲け放題に思えてしまうな。どうしても。
まぁその分希少性が減って価格下がりそうだが、それはともかくとして
宝石の生物なら、蝶なんかはひどく美しいのがいそうだ。

生き物が作る宝石なら、混沌だと珊瑚や真珠辺りか。
ああいうのも削れば薬になるのかね。
ずいぶん高価な薬になりそうだこと。

……ジルの肌に良いそれ、貴金属の手入れにも良さそうに思えてしまった。
(見た感じ肌の質感は自分達と変わりなさそか、とじろじろ見つめている)
ホント、此処は色んな所の方々が集まってるっすね。
暖かいところから寒い所まで……色んなお話が聞けるのは楽しいと
思うっすよ。

酒は百薬の長とは言うっすけど、寒い鉄帝だと本当にそんな感じで
使われてるんすね。
体を暖め尚且つ凍らないという利点は他じゃ置き換えられないっす。
うーん、あちらの酒場は本当に強いお酒しか置いて無さそうっすね。
こんどお仕事があったときに一寸だけ覗いてみたいっす。
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(ホッとしつつドライフルーツを取ってもぐもぐ)

他にも、鱗粉がそのまま薬になる大きな蝶や、石みたいに葉が
重たくて硬い植物もあったっすよ。
おっ、トカゲはラダさんの予想ちょっと当りっす!
一度尻尾を切ると薬効がどんどん下がっちゃうし、数も多いから
穫る数をちゃんと決めてからいいトカゲを使ってたっすよ。

真珠を粉にしたものは化粧品に使われるって聞いた事あるっす。
お値段はそれなりに張るらしいっす……。

あ、お肌に使えそうなお水が出る蔓の植物には既にアタリを
つけてるっすよ。
ただ、それが育つのが夏だから今はちょっと厳しいっすね。
貴金属の手入れにも使える植物……うーん、ありそうっすね。
似たような国はどこの世界にもあるのだな……
喜んで良いのか、憐れに思えば良いのか、判断に迷うところである

(リノの反応を愉しむ様に眺め)
ふふ、卿のその顔を見れただけでも今宵の酒は進むな。
ああ、我が家に来るのであれば好いた相手にフラれた日なぞお勧めだ。そんな日が卿に来るかは怪しい物だがな
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(ハズレはあるのだろうか?と言うふうな顔でクッキーを口に放る)

地下に国、か。全くもってその通りだ、あのような兵器を遺す位であれば他に作れるものがあったろうに……
我が祖国ながら溜息をつかざるを得んよ。

はは、まあ薬と言うのは建前で好きで呑んでいる者の方が多いであろうがな。
まあ、ジルの世界ほどじゃねえが、何でも薬になるのはある話だな。
俺の世界でいや、漢方なんかがいい例か。
植物やら乾燥させた虫とか…。
まあ、生命力や毒のある強い生き物を強い酒につけて、その酒を飲む、とかな。
まむしやハブなんかのヘビ、あとはスズメバチみたいな凶悪な虫とかな。

なんにせよ、まだ冬だ。植物を待つには厳しい季節だな。
春になりゃ、花見ができるくらいに咲くだろうがよ。
65
(安定しない数値も、ここまでで勘弁してくれるか、と
期待しつつナッツをひょいと頬張る。)

まあ、いつ作られたかすら分からねぇ遺跡は、この世界にゃいくつもありそうだな。
案外鉄帝も、幻想と同じくそんな遺跡の上に作られたのかもしれねぇな。
…まあ、あんな姿になるとは思ってもなかったがよ。
ちょっと…馬体に人の顔だけっていうとなんか別な生物思い出しちゃうわね…。
(以外に身近にいるとある生物を思い出して視線を泳がせた)
気候のせいか酒豪が多いイメージもあるわよね、鉄帝。
胃の腑を焼くようなお酒も良い燃料みたいなものなのかも。
あそこの酒場に比べたらここの品ぞろえなんてジュースみたいなものかしら。

あら、嬉しいご評価だこと。私にだって望んで得られない殿方はいるのよ。
そんな寂しい夜にはお邪魔させてもらうわ。
(戯言を交わし飲む酒の味は格別といわんばかりである。
 酒にぬれる唇を舐めてあざとく、艶やかに笑ってみせた)
21
(油断した矢先、何かを感じ取って別なクッキーをつまむ。
 毎度自分だけこんなにもひやひやするのはどうしたことだろう。
 随分減った占いクッキーの山にため息をひとつ)

ジルの故郷、ステキなところね。
自由に行き来できるようなら是非とも良い薬を買い付けたいところだけど…残念だわ。
あぁ、真珠の粉なら化粧品であるわよ。
肌にはたくとね、とても艶めくの。
(夜会の照明によく映えるのよ、と。)
夏の植物なのね、じゃあ手に入るのはまだ先になっちゃうかしら。
もし肌に良さそうなら是非売ってほしいわ、朗報を期待していているわね。
あ、でもヨシヒロが言うみたいな感じのお薬はちょっと遠慮するわ。
(虫は嫌、ときっぱり)
亘理達のいた世界は混沌で言う人間種ばかりの所だったらしい。
よく考えたら人間種なのに鉄帝みたいな所に住んでるのか。
結構すごいな、その世界。
(自分達であれば中々住もうとは思うまい、と思わず嘆息が漏れる)

はは、流石にそう美味い話は無かったか。
ああそれでも、蝶はちょっと見てみたいな。
旅人として異世界の者は来ても、流石に動植物は中々流れつかないから
そこはちょっと残念だ。
……あ、あるにはあるんだな。化粧品にしてしまうとは。
良い色になると聞いても、やっぱり贅沢さに先に頭がいってしまうよ。
だからこそ貴族達が好んでやっていそうでもある。
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(クッキーの山も随分小さくなり、ハズレも出ない。
 もしかするとハズレはもう無いのかもしれない、という顔だ)

人面の馬で別の生物って何か………あー、いるな。時々見るのが。
(深くは言及せず、代わりに漢方の話に眉根を寄せた。
 自分もそれはちょっと、と言わんばかりに)

虫を薬にしてしまうのか。薬草あたりで止めておけばいいのに。
もしかして亘理はそういうの、飲んだことあるのか?
というか、闇市とかで時折見かける漢方薬ってまさか……
(気づかなければ良かった、と少々項垂れている)
市場に出てる漢方薬っていうのが僕の世界にあった薬と似てるっす。
主に植物や鉱石からの抽出物が多いっすけど、トカゲもそうだし、毒を
変化させて薬にする方法なんてのもごく僅かっすけどあるっすよ。
一番採取に大変だったのは、虫の卵から生えるキノコだったっすね……。
あ、こっちに来てからは植物と角のお薬がメインっすから、リノさんでも
大丈夫っすよ!

夏になったら蔓の植物が収穫出来るように種は取ってあるっすよ。
その内僕の店にも並ぶかもしれないっす。
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(慣れたのか、ひょいっと恐れずにクッキーを取れるようになった。)
大丈夫っすよ、ラダさん。
お薬の材料って、安定供給が出来るものが多いんすよ。
そうじゃないといざって時に足りなくなると困るっすから。
なので、主原料は植物だと思って貰えればいいっすよ。

……お高いものだと、別の材料が混ざってるときもあるかと
思うっすけど、心配だったら僕に見せて下さいっす。
ヘビ?ヘビとはあのヘビか?
酒に漬けて何か意味があるのか?呪いの類いだろうか……

(参ったとばかりに手を上げ)
リノには敵わんな、上手くあしらわれてしまった。

まさに燃料、うむ、的を得たり。
しかしこの店の物がジュースと言うのは違うな。
酒を飲む本質は心の潤いだ、此処の酒は其れを満たしてくれる。まさに真の意味での嗜好品であるな。
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(クッキーに手を伸ばしかけ、甘い物に飽きたのかナッツを一掴み)
真珠を化粧品に?いやはや、ヘビといい全く知らぬ世界がこの世には多いな。
真珠で作ったものであれば、ラダやリノの肌によく映えそうだ。ジルならば宝石の様な肌を彩る煌めきだ。
……この世界にもあるのだろうか?
まあ、どうだろうな。この世界の薬の事は俺も良く分からねぇ。
ただ昔からウォーカーがいることを考えりゃ、原材料が虫の薬もあるだろうよ。
ちなみに言やぁ、マムシの酒も飲んだ事はあるが、効き目があったかは分からねえな。
(ま、プラシーボ効果ってやつだな、と茶をすする。)
3
(安心していたのがいけなかったか、久しぶりに赤札を引くヤクザ)
…あー、まあ、なんだ。さらに言やぁ、そのマムシの酒を飲んで胃を悪くしたのか、
しばらく嘔吐が止まらなくなったな。体に合わなかったみてえだ。
酒はほどほどに飲むのが一番よな…。
そっちの姉さんも、なかなか良い事言うじゃねえか。酒は楽しく飲むのが一番よ。
まぁ住もうと思えば住めるでしょうけど、色々過酷なんでしょうね。
それでもそこで生きようと思えばどうとでもなるんでしょう、ヒトって強いもの。
(ナッツを噛んで風味と塩気を楽しむ。
 甘さばかりの口に嬉しい)
ふふ、ベルフラウったらいいこと言うわ。
私、ここのお酒が一番好きだから尚更嬉しいわね。

………マスター、絶対に蛇のお酒は仕入れないでちょうだいね。
(義弘の言葉にげんなりとした顔をしてそう釘を刺す。
 優美な酒場の店主はただにこりと微笑むばかりであった)
1
あっ。
(ひび割れの入ったクッキーからころりとハズレ札。
 義弘に続く失態に肩を落として)

もー、いやァん…。
……そうね、薬とかの失敗談は少しあるわ。
一時期、毒を体に慣らそうと訓練してたんだけど……すごく合わないものがあってね。
全身に発疹が出てしまってかゆくて辛くて…でもほら、掻き毟ると傷が残るじゃない?
だから掻かないように必死に我慢してたんだけど、アレは地獄だったわ。

まぁ、だからこそ肌に使うものや飲むものにはちょっと気を付けてるのよ。
ジルから買い入れできそうなものには期待しているわ。
真珠の粉なんか、安く仕入れられることがあれば是非教えてちょうだいね。
言われてみれば確かに。
薬も体質改善で使うもの以外は、大体が急に必要になるものだしな。
そうなるといつでも手に入るか、長く保存できるものが中心になるか。
(納得、と言わんばかりにうんうんとジルの話に頷く。
 ただ原材料の話にはちょっと遠い目になった。主原料は、という辺りで)
……ああ、そういう時は素直にジルを頼らせてもらうよ。

マムシって、要は毒蛇だろう?
噛まれると命に係わるやつを体が察して吐いたんじゃないか?
(そうして自分もまたフォーチュンクッキーへと手を伸ばす。
 突然続いた犠牲者に少々の不安を煽られながら)
23
(恐る恐る摘まみ上げた一番上のクッキーだったが、無事大丈夫だったようだ。
 少々背筋が冷えたのは、きっと気のせいだろう。きっと。)

真珠の化粧品かぁ。
なんだか顔が白く浮いてしまいそうに思えるけれど
そういうのじゃなくて輝きが変わる感じなんだっけ?
やっぱり贅沢さが気になるが――ああでも、ランプの揺らめく明かりでなら
確かに美しく艶めくだろう。

とは言っても私、そんな化粧した事ないんだよな。
そのうち覚えたい部分ではあるけれど。
うぅ、マムシの酒はちょっと強烈そうっすね。
毒をお酒に漬けて無効化して、別の成分に変えているって考えると
薬膳酒に似ているかもしれないっすけど、飲むのは少量にした方が
いいと思うっすよ。
僕もここのお酒大好きっすよ!
飲みやすくて美味しくて、お話も弾むっすから。

……うーん、僕もハズレ引きそうで怖いっす。
慎重に、慎重にっすよ。
(恐る恐るフォーチュンクッキーに手を伸ばす)
42
(どうやら当りだったようで、大袈裟な位にほっと一息ついている。
ザラメの付いたクッキーを見つけて取り、美味しそうに食べている)

それにしても、リノさんの毒を体に慣らす訓練って壮絶そうっすね。
量を間違えるとそれこそ一生後遺症とか残ったりするっすから。
お肌にいいものを入荷したら直ぐにお知らせするっすよ!

実は真珠は真っ白だけじゃなくて、ほんのりピンクやオレンジもあるし
とても細かい粉は色味というより真珠の輝きをもたらしてくれるっす。
だから、何にでもあうと思うっす。
黒真珠もあるっすけど……こっちは珍しすぎて流石に粉にはしないと
思うっす。
いずれにしても高価なものっすから、海洋とかでコネとか作ってみて
安く仕入れられるか交渉してみたいっす。
まあ、やはり酒は飲んでも飲まれるな、だ。
ヤクザが酒にやられているようじゃ格好つかねえしよ。
俺も同意で、ここの酒は心地いい。勿論飲んでいる仲間もな。

まあ、痒いのにかけない、動きたいのに動けないなんてのは
ストレスになるからなぁ。ある意味拷問になり得るぜ。
男ならあまり気にしないかもしれねぇがな。
おっと、籤を引いてなかったな。
27
(引こうとして失敗したのは、幸か不幸か。ひとまず、幸を引いたようだ。)
…なんだか、俺が引くときだけやたらヒヤヒヤするんだが。
俺の運が悪いだけか?

化粧品には疎いが、真珠が貴重だってのは分かる。
それ故に綺麗になるんだろうって事もな。
ラダはあまり化粧をした事がないのか?色んな奴に習うのもいいかもな。
ふふ、ラダもいつかお化粧することも出てくるわよ。
その時はいつでも手伝うわよ、とっときのバラ水も真珠粉も出してあげちゃう。
ラダは美人だし、すこぅし色を乗せるだけですごく華やぐと思うのよね。
(その気になったらいつでも言って、と尾を立てた)

うちの弟の方がその適正があったみたいでね、私は途中で止めたわ。
それにしてもここで薬師のお知り合いができるなんて僥倖ね。
是非とも贔屓にさせてもらうわ。

ふふ、今夜は本当に素敵な夜。
知り合いも増えてお酒がよりおいしいわ。
ね、マスター。もう少しお酒を出してちょうだい。
(長い収穫祭の夜は賑やかに明けていく。
 やや深酒をした黒豹が軽く二日酔いを起こす程度には楽しい夜であったらしい)

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