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ギルドスレッド

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惑いの花酒亭

【酒場/RP-テーブル席】

合縁奇縁、とはどこのウォーカーから聞いた言葉だったろうか。

二度、依頼を共にする機会を経て個人的な興味が湧いた。
きつく弦を張った、うつくしい銀の弓矢のようなヒトだと思う。
爪弾けばどんな音を響かせるのか、その鏃は何処へ向いているのか。
聊か性質の悪い好奇心は尽きない。

花灯りの下、とびきりの香酒を一瓶。
黒豹が一匹、尾を揺らしながら白銀のおとないを待っていた。

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お呼びした方とのスレッドです。
カウンターから少し離れた酒場のテーブル席。
窓際、月が見えている。

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……少なくとも、俺の方が浅ましいケダモノだと思うぜ?他の生き物の血を糧にするんだから。
(ひらりひらりと舞う手と…その度に己の鼻腔を擽る芳しい血の香り。首輪を着けて飼い慣らした本能を宥めるように、きゅっと眉根を寄せれば顔を右手で覆って。欲望を振り払うべく数度かぶりを振った。)
ククク…お楽しみは又今度って奴か。黒豹のお嬢さんは中々に吸血鬼の扱いが上手だなァ。
ーーああ、次が待ち遠しい。
(程好く回った花酒のアルコール。小さく喉を鳴らして余裕を繕えば、口許に笑みを浮かべるもーーその眼はぎらぎらと獰猛な輝きを孕み、甘い囁きを落とす。空のグラスへ薄紅の液体を注げば、渇きを誤魔化すように喉へ流し込み。)

ま、楽しかったのは事実だぜ。なぁに、単なる負けず嫌いだな。
しっかし…若人は良いねぇ、この目ン玉が焼けるンじゃねぇかって位に眩しかったさ。
(純粋で真っ直ぐな在り方は、まるで網膜を焼くような光だ。年を経て、ヒトを止めて、喪ったモノ。色の抜けた銀灰の髪と同じく、グラスへと落とした聲に年齢以上の老いを滲ませよう。)
普通の食事は…ヒトで言うと菓子とか茶とかそんな感じだ。必須栄養素が足りない、所謂嗜好品って奴だなァ。ブラッドソーセージは嫌いじゃないぜ。
…元の世界じゃ、日光で皮膚が焼け爛れたな。此方じゃ浴び過ぎると気分わりぃ程度で済んでるが。
俺は然程信心深くねぇからか、十字架やニンニクは平気。
(弾むようなからかいの声に愉快だとばかりに悪乗りするのがこの吸血鬼だ。牙をわざとちらつかせながらからからと笑えば、カウンターのマスターへと目配せし。)
あ、そうだ。リノが好きな食いもんはあるのか?

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