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自分用兼PLの方向けに、レンツォが信仰する×××××教と、教会についての設定をまとめた物を置いておくスレッドとなります。

このスレッドで知り得た情報は、基本的にレンツォ本人の口から語られない限り、PCの方は知りえない情報である事に注意してください。
適宜更新。

★基本情報
×××××教は、本部を幻想、バルツァーレク領内に構える宗教です。
教会は主に幻想内に存在していますが、極僅かに鉄帝と海洋内にも支部が存在しています。
規模自体は小さく、信者数に大きな変化は無いものの、長い歴史を持つ宗教でありその歴史は×××年弱にもなると伝えられています。

主を絶対とする一神教で、主への信仰歴と信仰心の強さによって多少の上下関係はあるものの、基本的には全ての信者が"主の忠実なる信者である"という点に置いて同一の立場である物として扱われます。
特に信仰心の強さが重視される宗教の為、レンツォは24歳という若さでありながら、比較的上の立場に立っています。
（尚、本人は立場等どうでも良いと考えています。
　彼の中では主への信仰心以外の物事は、全てその他大勢として適当に一括りに放られているのです）

★主と教義
主は非常に独占欲が強くて嫉妬深く、端的に言えばとんでもない「かまってちゃん」です。
ただし懐に入れた者をとても大切にし、重苦しい位に一心に愛情を注ぎます。
その為、信者が自身以外の物事を第一とする事を極端に忌み嫌っています。
その代わりに、自身を至上とする者には惜しみない愛情と加護を授けます。

自身を一番にしてくれる者のやる事ならばどんな事でも受け入れ、また非常に派手好きです。
それ故に×××××教ではありとあらゆる道徳的、社会的に不道徳とされる行為も、主へと捧げられる行為であれば全てが許容されます。むしろ推奨されます。
その為、主に仇名す異端者を生贄として派手に拷問、殺害して生贄として捧げる行為が、当たり前の様に教会内部で行われています。
その他、子供を誘拐して強姦する等、人間に考えつくありとあらゆる犯罪行為が"主の為"という名目で全て容認、推奨されている犯罪の巣窟です。

★主と教義Ⅱ
勿論、こんな反社会的行為を×××年も続けていれば、民衆達の噂の的になったり領主に睨まれたりもするのですが、何故か教会の異常性を指摘した人間が突然死亡したり、領主配下の役人達が急に手のひらを返して教会を擁護する様になったりと、不可思議な現象や行動に見舞われる為、一種のタブーとして話題に触れられなくなりました。
教会の信者達は、その辺の事情を何も知らない住民を狙って宗教勧誘を進めています。
現在は、大規模召喚により現れた旅人達を狙いに定めているとの噂です。

★教会の実態
実際の信者達の中で、レンツォの様に本当に教義に忠実な人間は少数派です。
×××××教特有の"主の為ならありとあらゆる行いが許される"教義を目的に己の欲望を満たしつつ、主への信仰心の弱さを誤魔化している信者が大半です。
（バレれば即刻"処分"となるのですが、それでも尚誘惑には抗えない様です）
その為、レンツォの様に教義に忠実過ぎる人間が異端審問官となった事は、一部の信者達には余りにも都合が悪く――……

★教会の実態Ⅱ/二つの派閥
教会内部はそれぞれの信仰スタンスによって、当人の所属意志の有無を問わず二つの派閥に分けられます。
一つは上で述べた様に、己の欲望に忠実で主への信仰心を偽装している派閥。
もう一つは、教義に忠実で、己の欲望を第一とする者を"処分"する事を使命としている派閥です。
レンツォは（本人にその意識は皆無ですが）後者に属しています。
これまで、異端審問官を勤める者達は前者の派閥に所属している者の割合が多く、あまりにわかりやすく主への信仰心を見失っている者以外は見逃されている事が多かったのですが、レンツォの加入により一気に処分者が激増。
主に前者の派閥の、これまで見逃されていた信者達が一斉に"処分"される事となりました。
（この灰色教会の前任の神父も、レンツォによって"処分"されています）

そんなわけで、レンツォは複雑な教会内部の派閥争いの鍵を握る存在になっているのですが、勿論本人は知る由もありません。
仮に知った所で、本人は「どうでも良い」とのたまう事でしょう。
かれにとっては、主がこの世界の全てなのですから。

※これらの情報は予告なく加筆修正される可能性があります。ご了承ください。
　また、レンツォ自身の口から語られる可能性があるのは、★主と教義Ⅱの内容までです。それ以降の情報はレンツォも知りません。