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酒場『燃える石』

【個別】(仮)

酒場『燃える石』の片隅に人気のない空間がある。
丁度柱の影にあり、スペースの都合で置かれたテーブルの大きさは中途半端でどうにも寛ぎ難い。椅子の数も3つと中途半端。賑わいから外れた離れ小島のような空間だ。
今、そこに男がいる。二日酔いには迎え酒とばかりにグラスを引っ掴み、痛む頭を抱えて突っ伏す愚か者が。

(グドルフ・ボイデル【p3p000694】様、プラック・クラケーン【p3p006804】様とのRP専用スレッドです。)

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……そうか。
お前があいつの……。

(馬鹿な。と思った。それと同時に、やはりか。そうも思った。色々な感情が綯交ぜになった、一言。嫁が居るとは到底思えなかったが、あれも海の男。港街-おか-に女が居ても不思議ではない、が。
息子-ガキ-を置き去りにしてでも、『絶望の青』に行きたかったのか? それが、お前の思う『自由』だったのか? なあ──。そう呼びかけたかった男は、今は何処とも知れぬ海の上だ)

……そうだな。どうしようもねえ男だったよ。
殴り合って、飲んで、暴れて、肩組み合って。
そんで飽きたらポイ捨てだぜ。とんでもねえ自己中野郎さ。

(キドーが拳を叩きつける。テーブルの上のグラスが跳ねる。彼の赤い眼が爛々と光っている。嗚呼、全部教えてやるつもりか。
──息巻く彼を止める事などできないと、グドルフは既に知っている)

ガキをほっぽって、あいつは思うままに生きてたわけか。
おれらとバカやってる時も。酒飲んでクダ巻いてるときも。
──『魔種』になり果てた時も。

それが自由ってか? 笑える話じゃねえか。
……後々になって、こんな事実が分かっちまうとはねえ。

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